2012年1月28日
役割、なのでしょうか
明日はポンタのお宮参りなんです。
イイニク(11月29日)に生まれたので、イイニクもどきの(1月29日)にしました。
年末、娘の家でカレンダーを見ながらこの日に決めたんですが
のんたん(病気の猫です)は、皆のその会話を耳にして
そうか、それが終わるまでは逝けないな。と、思ったのかも知れません。
病院のケージの隅っこに蹲ったまま
半目を開いて身動きひとつしない彼女に会ってきました。
ここ数日は食事も全くしてないので、体力が残ってないんでしょう。
先生の話では、肺の炎症が治まったので酸素吸入を朝から止めてるそうでしたが
心臓の中にできた大きな腫瘍は手の施しようが無く
いつ危篤状態に陥っても不思議ではないほどに予断を許さない状態のようです。
それでも一時帰宅はできるそうなので、明日のお宮参りが終わった後に迎えに行きます。
レンタルの酸素吸入機が付属したケージを業者に依頼したり
いくつかの準備が残ってはいますが、明日から娘の家で様子を見ることにしました。
問題は投薬と食事。うつ伏せのまま抱っこをすることもできない状態なので
薬は水に溶いてスポイトで飲ませなければなりませんし、
衰弱して食欲も無いので餌を全く口にしてくれないかも知れません。
恐々先生に尋ねてみると、食事が出来なければ2週間ほどで衰弱死してしまうそうです。
食べられる物なら、ふだん口にしないような物であろうと、何を与えてもいいと言われました。
生きている者は、生きるために食べなきゃ、なのです。
病院に見舞った帰り道、娘は明日に備えて何種類も餌を買いました。
練り物やスープ仕立ての物など様々、どれかひとつでも食べてくれれば良いのですがね。
夜になってからの発症だったので、娘宅の近くに救急治療の出来る病院がないか
ネットで検索してたまたま見つけた今回の病院、中田動物病院というのですが
設備もスタッフもとても充実した所なので驚いてしまいました。
元々は獣医さんだったらしく、今でも馬の治療をしているそうです。
ちなみに今回の主治医は副院長の古守先生、信頼できそうな方でした。
中田動物病院 http://www.nac-c.co.jp/top2.htm
病院の行き帰りも、病院の中でも、買い物の最中も
娘の抱っこ紐の中でポンタはすやすやと眠ったままでした。
のんたんの役割は、この平穏な暮らしを守るためのものだったんでしょうか。
もしも家族に降りかかる災いを肩代わりしてくれたのだとしたら
感謝の言葉もありません。
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