2012年2月29日

パブ・ロック


久しぶりにブリンズレー・シュワルツを聴いています。
オリジナルのアナログ盤は手放してしまったので(やむなく)20曲入りCDで。
数年前にブックオフで千円くらいで購入したものですが、これが実に楽しい!
アメリカの南部~西部~東部を行ったり来たりするのがとても楽しいです。
これがパブ・ロックと呼ばれる所以なのでしょうか。
場末の店のカウンターでグラスを傾けながら聴くには最高でしょうね。
ふと、クックハウスのことを思い出してしまいました(ずいぶん長いこと会ってないなあ)

ちょっとウエットに聴こえるイギリス人の描くカントリー・テイストや
ブルー・アイド・ソウルと言われるR&B色の強いナンバー、大好きです。
アメリカ発の音楽がヨーロッパで味付けされた後の方が消化には良さそうな気がします。
ロンドンでレコーディングされたイーグルスのファースト・アルバムを私が好んで聴いたのも
もしかするとそんな理由からなのかも知れません。
ストーンズの「ベガーズ・バンケット」を手掛けたグリン・ジョンズがプロデュースしたせいもありますが
私はあの憂いを秘めた重たい空気のファースト・アルバムが好きだったんです。
カラっとしたものよりは、少々どろっとして、ぬめっとした音の方がいいですね。
(日本人だから、・・なのかしら?)

人種や風土の違いって、解釈の仕方が変わってほんと面白いです。
同じ材料でも微妙に味が異なる料理みたいなものですよね。



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