2012年2月20日
続・FE-103
わずか10Cm口径のフルレンジ、FE-103で聴く音楽はどれも楽しいです。
アコースティック楽器と声の帯域が、癖が無くて特にいいですね。
昨晩の予告通り今宵はジャック・エリオットを堪能しております。
あまりの楽しさから、暖かくなったら部屋の配置換えを敢行して
埃まみれになってるアナログ・プレーヤーを手入れしてあげて
わずかに残ったレコード盤も聴けるようにしようかと思っております。
この音、アナログ・ディスクの方がもっと楽しそう!
ただ、10個くらいある手持ちのカートリッジはMMもMCも
どれも10年から20年前の旧い物なのでまともにトレースできないでしょうから
音が太くて安いSHUREのM44Gあたりを1本買おうかしらと思っていたら・・
ちょっと胸騒ぎのするモデルを見つけてしまいました。
しかも実勢価格¥2200と、交換針より遥かに安い!
オルトフォンのオメガというMMカートリッジであります。
適正針圧1.75g、出力電圧4mVと、DJ用に比べると扱い易そうな数値でして
ヘッドシェルにマウントするとこんな風貌です。
私の本来の好みは無骨なほどに四角い箱型のボディなんですが
これ、針先も見え易くて視力の衰えた身には良いかも知れませんからね。
FE-103には癖の少ない音質のカートリッジの方が良さそうな気がするので
ドンシャリ感の大きなSHUREよりも合うと思います、たぶん。
ディスクは替わり、J.J.CALEの「ナチュラリー」
なんだかアナログ盤を掛けてるような錯覚に陥る音質です。
懐かしい!そして楽しい!!
しばらくは(旧式)オーディオにハマリそうな感じの今日この頃。
ちなみに今聴いてるこのディスク、かなり昔に購入したCDなんですが
「ナチュラリー」と「リアリー」初期LP2枚が1枚にパッケージされたお得盤。
ノン・ストップで一番好きなアルバムが2枚ともいっぺんに聴けるわけでして
これもまた楽しさを増幅させる一因でもあるのです。
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