2012年7月18日

究極の堂々巡り

藤が丘の娘宅へ向かうとき、桜並木の道を抜けて行った。
強い陽射しを遮り、開け放した窓から入る風が爽やかさに変わる。
やはり地面は呼吸してなきゃ駄目なんだよな。
そんなわかりきったことを、ハンドルを握りながら改めて思った。
便利さと快適さを優先する文明は、間違いなく人と地球に害を及ぼす結果となる。

熱中症も、エアコンの普及で人間の体温調整機能が働かなくなったことが原因らしい。
暑けりゃ大汗かいて体温を下げるだけのことが、現代人には出来ないだなんて
この先、我々人間の体はどこまでか弱くなってしまうんでしょうね。

部屋のコンセントに刺さってる電源コードの先の家電製品はどれも猛烈な熱を発し、
充電のためのACアダプターも、下手をすると火傷しそうなほどに熱くなっている。
家庭内の電気を使う物全体の発熱量は相当なものだろう。
そうして暑くなった部屋を冷ますためにエアコンが動き、
室外機から噴き出した熱風が更に外気温を上げてしまうという連鎖。
こりゃあ究極の堂々巡りだわ。

文明って、膨大なエネルギーを消費することなのかしら?
それが先進国としての誇りなのかしら?
そんなわけないよね。






















ああ・・
あれこれ思い悩むことは数あれど、
やっぱりこの子に落ち着きそうな予感。
温暖湿潤気候のナッシュビル生まれだもん、なんとかなるさ。


こちらもやはり堂々巡り。


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