2012年11月9日

名盤は安く買え


安いLP盤を求め、レコファンの横浜西口店へ「買出し」に行って来ました。この店舗のアナログ・ディスク・コーナーにはかなりの量が置かれてまして、ひと通りの探索を終えるまで優に2時間ほどはしぶとく滞在してたと思いますので、足は棒のようになるは腰は痛くなるは、相当の体力を消耗してしまいました。
まずは何処へ行ってもお決まりの百円均一の餌箱から。ロクでもない物ばかりと分かってはいても、ほぼ全部をチェックした私はよほど執念深い性格なのかケチなのか。時間を要した割には収穫なく辛うじて邦盤2枚、竹内まりやの「M」と大瀧氏の「EACH TIME」2枚のみの購入に終わりました。
気を取り直して店内メインの餌箱を漁り出したとき「¥380以上の商品5点以上購入で全て¥200引き!」のポップが目に入り、更に真剣な眼差しで「買い得品」を探し始めると・・思った以上に¥380の商品が入っているじゃありませんか!つまり1枚¥180で買えるわけですから、これは気合を入れなければなりません。千円以上のいっぱしの値段が付いた物には目もくれず、ひたすら安い物・得な物を見つけるために端から端まで掘り起こしたことは言うまでもありません。
結果としては(かなり纏まりの無い内容ではありますが)デイヴ・メイスンの「アローン・トゥゲザー」、ジェシ・コリン・ヤングの「ライト・シャイン」、ジャクソン・ブラウンの「レイト・フォー・ザ・スカイ」、エルヴィス・コステロの「パンチ・ザ・クロック」の4枚を(めでたく)¥180で買うことが出来ました。
他には比較的安価だったのでジャクソン・ブラウンのファーストとセカンドをそれぞれ¥580で、ランディ・ニューマンの「セイル・アウェイ」を¥780で購入したんですが、綺麗な盤面だったので一安心です。
内容は支離滅裂ですが9枚合わせて計¥2860、どれも昔に持っていた物の買い直しとなりましたが初めての買出しとしてはまずまずの成果だったんじゃないでしょうか。
貧乏性(いわゆるケチ)の私がアナログ・ディスクを購入する際の鉄則は、1枚あたり300円以内またはアマゾンで売られているCDの価格以下であること、です。千円を超える物はよほどのことが無い限り手を出さないようにしています。純粋に音楽を楽しむことが目的であれば当然のことかと思いますし、決してコレクターではないんですからね。

今、ランディ・ニューマンを聴いていますが、やはりいいですねぇ。いいと言えばこの旧いレーベル、リプリーズ。これがまた良いのです。


リプリーズ、アサイラム、アトランティック、アトコ、エレクトラ、ベアズヴィル etc・・ワーナー・ブラザースの傘下にあったレコード会社からはとても魅力的なアルバムが数多くリリースされ、私の好きなアーティストのほとんどがそこに集中していました。まさに70年代の名盤の宝庫と言えるほど素晴らしい作品が、そこには無数に在ったのです。ワーナーとCBS、それにロンドンとRCA辺りだけで今でも私はお腹いっぱいになるでしょうね、おそらく。

DENONのターンテーブルを手に入れたばかりに毎晩レコードを聴き漁るようになりましたが、アナログってほんとにいいですよね!

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