2013年6月13日

いらいら

梅雨は憂鬱だ。
街へ出ても部屋に居ても
この纏わり付くようなベトベトした空気。

さながら自動車は
濃厚なゼリーを掻き分けながら走っているようで
その重たさについアクセルを踏み込んでしまう。

低い雲が空を覆うと
汚れた大気が停滞して
たとえ細かな雨粒をワイパーが払い除けたとしても
フロントガラスには油膜が残る。

そう、都会の雨は
油が降っているようなもんだ。
これじゃ気分も優れない。





カーテンの隙間から漏れるような
そんな朝が恋しくなる。



・・この流れ、
あまちゃんの漁協事務員花巻さん風に言うなら
わかるヤツだけわかりゃいい!

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