NHK SONGSで、久しぶりに「喝采」を聴いた。
ちあきなおみさんの歌を耳にすると、やはり今でも戦慄を覚える。
歌は勿論上手いが、声がいい。
太い低域、ハスキーな中域、そして伸びやかな高域。
これらが僅か3分ほどの1曲の中で交互に表現される。
ジャズ・シンガーの発声に近い、こんな歌い手は歌謡界で他には居ない。
ビリー・ホリデイを演じた主演舞台「LADY DAY」
89年のそのミュージカルも、さぞ素晴らしきことだったろう。
この人が歌うジャズ・ナンバーを聴いてみたかった。
活動を休止して20年、
もはや伝説の歌い手となってしまったことが残念でならない。
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