2014年3月18日

人間は幾つになっても興奮すべし!



なあんかヤワな印象が強すぎるんで
舌の根も乾かないうちにヘッドシェルをオーディオ・テクニカに替えてしまいました。
やはり肉厚のあるシェルに、がっちりと固定されてると安心感があります。
このタイプはカートリッジの鳴き防止と低域を締める効果がありますから
たぶん音量を上げればその変化は一目瞭然!の筈ですが
なにぶん深夜のBGMでありますから、今は違いがよくわかりませんけどね(笑)
嗚呼・・それにしても
カモメが描かれてない現行機の顔は何てのっぺらぼうなんでしょ。

初めて手にしたM44G現行モデル、ボディ形状に少々の変更があるようで
今までのセッティングだとお腹を擦ってしまうほど低くなってます。
(若干反りがある盤だと実際に擦ってました)
やむなくアームの高さを調整することにしました。


アームベースのビスを緩め、5mmほど持ち上げ再度ロック。
盤面との平衡感は多少崩れてしまいましたが仕方ありません。

シェルの交換とアーム調整、気になり始めたらすぐやらないと気が済まないので
1時間ほど何度も何度も繰り返し微調整してたもんで
さほど力も要らない作業なのに、ほんのり汗ばんでしまいました。
たぶん、ひとつの「興奮」
人間、これが無ければ駄目だと思ってます。
滴り落ちる汗に美学はあるのだ!昔からずっとそう思ってました。
いつまでもギラギラしてないとね。
(年齢的に脂汗と同化してしまうのが悔しいですが・・)

それにしてもアナログって、自分でなんとか出来ちゃうところが素晴らしい。
目で見て解り、どこをどうすれば良いのか考えられる。
得体の知れない数値だらけのデジタルとはそこが違います。
立ったり座ったり、盤面をひっくり返したりするのが面倒だと言わないで
血の通った音楽は手間隙かけて楽しみましょうぞ!


今宵のラインナップ。
ランディ・ニューマンから始まり、レナード・コーエン、ジョージ・ムラーツと続きます。
トリオ・レコードからリリースされていたジョージ・ムラーツとローランド・ハナのアルバムは
地味ながら大好きなのでして、今でもたまに聴いています。
僕の中ではジャズの名盤!スクラッチ・ノイズがあるのが惜しいんですけどね。

そろそろ鴨志田のタチバナ・レコードへ仕入れに行かなくちゃ。

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