大河ドラマを観ていたら
ちょっと悔しい名前に出くわした。
道糞(どうふん)とは素敵じゃないか。
織田信長の家臣であった荒木村重、
謀反の果てに各地を放浪した後
千利休の弟子として茶人となったときに
過去の過ちを恥じて自らそう名乗っていたそうな。
クソ喰らえとはよく言うが
まさか茶人の名前が糞とはね。
昔から放浪癖のある村重殿、恐れ入りやした。
後に出家して道薫(どうくん)と改めたようだが
その名付け親は宿敵秀吉だったとか。
糞が薫る道・・
この人、パンクだわ。
人間の本質を突いてる。
くそみそとか
ぼろくそとか
糞に纏わる言葉は遠慮が無いところがいい。
そう言えば、
クックハウスの鈴木くんと飲むと
口の悪い僕らは「クソ」を連発してたっけなあ。
イケてない音楽はみんなクソ。
容赦なんかしなかった。
ぼろくそに言うことって、実は大切なのよ。
ああ、なんだか懐かしい。
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