2015年1月20日

Peace!


街角で
合法的に拳銃をぶっ放して
躊躇うことなく射殺できる国もあれば

どんなに危機が迫っていても
腰の拳銃を抜くことさえできない国もある

テロには屈さずの言葉通り
多くの人質の命が犠牲になろうとも
大量の火器を用いて強行突入する国があれば

まず第一に説得を試みて
命が失われることなく穏やかに
事を終わらせようとする国もある

この差は大きい

諸外国と我が国の間には
決して埋めることのできない大きな相違があるのだから
今さら集団的自衛権なんてことは
言い出さない方が良かったに決まってる

じゃあどうするんだと問われれば
Peace!と言い放てばいいじゃないか
僕らは戦いを好まぬ人間なのだから
それも立派な「思想」と成り得るのだ

無抵抗の人間にバンバン銃弾を浴びせても
法が定める処であればそれが許される国とは
あまりにも違いすぎる国民性の島
それが日本だ

中立の姿勢は
卑怯者でも腰抜けでもない
小さな島国の外交手段なのだと
僕は思う

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