2016年10月8日

64年目の「初めの一歩」



自らを祝うバ―スデ―ライブから一夜明け
本日8日、64歳の朝を清々しく迎えました。
ライブに駆けつけてくれた皆さん
SNSを通じてお祝いの言葉を贈って頂いた大勢の皆さん、
嬉しいです。心から感謝しています。
この幸せな気持ちを活力源として
僕はこの先も歌い続けて行くことでしょう。
ありがとう。
そう何度言ったとしても、言い足りない気分です。

昨夜のライブはサプライズで始まりました。
顔馴染みの方々に加え、数年来音信が途絶えていた方々までもが
全くと言っていいほど「あの頃のまま」の、変わらぬ笑顔でやって来たのです。

国道沿いのドアを開けて
今夜も君がやって来る
排気ガスの臭い纏って
笑顔の君がやって来る

今は亡き1号線沿いに在ったNO BORDERという店のことを書いた
僕の歌の通りの光景が目の前に現れたのですから
これにはほんと驚きましたし、とても嬉しいことでした。

プレゼントの葉巻を携えて福島からやって来たハマキ。
僕の大好きなパブロックバンド(ファンとも言える)クックハウスの鈴木クン夫妻。
そしてベ―スのキラ―も合流して、ビトちゃんとの共通の友人でもあることから
昔話に花が咲き、鈴木クンの毒舌ぶりを懐かしく耳にしながら
僕のテンションは急激に上昇してしまったのでありました。

もはや抑えの効かない少年状態。
これほど舞い上がってしまうと、歌いながらあれこれ思い出してしまうんです。
当時のあんなこんなを思い浮かべて心地好く歌っていると・・
案の定、歌詞が飛びました!(笑)
悪い癖です、お客さまに申し訳なく思っております。

先行のビトちゃんを聴きながら
いいねえ〜と、鈴木クンと二人で頷き合いました。
彼、すっかり己のソウルな世界を築き上げたようです。
これが若さ!(47歳ですけどね)
そして多くの場数を踏んできたライブア―ティストの姿だと思います。
心底、惚れ直しました。次回が楽しみです。

そして、もうおひと方からのサプライズ。
なんと、このBlogの読者さんが相模原から来てくださったのです。
もちろん面識などあるわけも無く、ビトちゃんの知り合いかしら?
なあんて思いながらご挨拶してみたら・・
以前一度だけコメントしたことのある方だと言うではありませんか。
これにはびっくり!とても嬉しい出来事でした。
拙い文章ではあっても、長く続けてみるもんですね。
日常と非日常は紙一重、実感しました。

とにもかくにも、
いい夜でした。いいライブでした。
もっとたくさんの方々に観てほしかった、聴いてほしかった、
そう思ってしまうのは贅沢かもしれませんけど
同じ星の下に生まれた道産子の二人、
噛めば噛むほどいい味がしてくるのですから。

昨日、ふと思いました。
ビトちゃんも僕も、ずいぶんと丸くなったものです。
尖ったところが微塵も感じられないほど
何もかも受け入れてしまうようになった気がしますもん。

降りかかる災いや試練を
そのまま受け入れちまえよ

「134号線の夕陽」
https://www.youtube.com/watch?v=_MZRXmieGCs



(写真と動画は、少女の純粋さと下町のオカンの逞しさを併せ持つ池内光子さん提供)

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