2019年5月18日

ダイヤト―ン

遅ればせのGWもどきというか
月曜から金曜まで、のんびりと五連休を過ごした。
とてもタイムリ-なことに
火曜にはヤフオクで落としたYAMAHA YP-400が届き
連休の間はアナログディスクをかけ捲ってしまったが
いい物を手に入れた喜びで至極の時間を堪能できたと思う。
明日の土曜からまた仕事なのが憂鬱ではあるが・・


現在の我が家のモニタ―スピ―カ―は
YP-400の少し前に発売されたダイヤト-ンのDS-251だ。
2年ほど前、近所のハ-ドオフで購入した。
過去にはいわゆる名機と呼ばれていた物なのだが
僕は当時から、あまり関心を抱くことのなかったモデルである。
いや、好きではなかった、と言う方が正しいのかもしれない。
では何故に買ってしまったのか、
やたらと綺麗なのに1万円を切っていたことと
当時はやかましく感じた高域の刺々しさが
この年齢に至ると(聴感の衰えで)
ちょうどいいバランスに聴こえるのでは、という直感からだった。
発売から50年、エ-ジングも十分にされてるだろうと
更に値切った挙句、車に積み込み持ち帰った次第。



ご覧の通り、これまたニアミントと言えそうなほど
エンクロ―ジャ―もサランネットも
肝心のユニットまでもが、驚くほど綺麗な状態で
そして音の方も狙い通り、しゃくれた感の広域は影を潜め
穏やかで繊細な音に変貌していた。
アルニコマグネットのウ―ハ―も、質量ともに申し分なく
バランスよく張り出す音に小躍りした記憶がある。

これが今でも、よく鳴ってくれているので
新たに加わったYP-400が本領発揮できるんだろうね。
70年代の音楽は、やはり同時代に生まれた機材で聴くのがいい。
アナログは、単なる懐古趣味で楽しむものではない。
「マッチング」を模索することから始めなきゃ。
人間の交わりや関りも実は同じ「そこから」なんだと思う。
奥は、深いものさ。

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