2019年6月4日

No Expectations


ジョニ―・キャッシュ、ジョ―ン・バエズ、オデッサ・・
幾人ものミュ―ジシャンがカバ―した「No Expectations」
やはりオリジナルが一番いい。
数多有るスト―ンズのアルバムの中でも
僕がベガ―ズ・バンケットをこよなく愛すのも
この曲が収められているからだ。
カントリ―フレ―バ―漂う「Dear Doctor」や
「Factory Girl」も実に良く出来ているし、
キ―スの弾くジャリジャリしたアコギの音は昔から大好きだった。



京急の大森海岸駅近く、一喜荘(いちきそう)という
家賃4500円のアパ―トで暮らしていたその頃の僕は
遠く離れた石神井界隈を徘徊しながら歌ってた。
このアルバムを聴く度に、そんな記憶が蘇る。

何事にも
期待なんかしてないさ。
待つことで疲れてしまうくらいなら
見込み違いで失望するくらいなら
ハナから期待なんかしない方がいい。
見込みが無いと思うことの方が
楽なときだってあるんだよ。

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