モリ―・タトルが、ニ―ル・ヤングの「Helpless」をカバ―していた。
これがまた、実に良かったので紹介させて頂こう。
彼女のギタ―プレイのル―ツがブル―グラスであることから
カントリ―系のイベントやライブに出演する機会が多かったのだが
現在はジャンルに拘ることなく自由に演奏しているのも好印象だ。
オール・カバー・アルバムの「But I'd Rather Be With You」を
今年の8月にアナログ盤とCDでリリ―スしているが、
スト―ンズやデッドの名曲を含めたその内容にも嬉しくなってしまう。
(Helplessが収録されてなかったのはちょっと残念)
【追記】YouTubeで全曲聴けます。
テキサスが聖地とされるカントリ―ミュ―ジックは
その地域性から保守色が強く、共和党員も多い。
イラク戦争が始まる直前にブッシュを露骨に非難したのが
ディクシー・チックスという女性3人のカントリ―グル―プ。
「あんな大統領と同郷で恥ずかしい」と発言したことで
共和党員や愛国者を名乗る連中から激しいバッシングを受け
やがて活動を休止せざるを得なくなったほど凄まじいものだったようだ。
2年ほど前にもテイラー・スウィフトが民主党支持を公言して
白人ナショナリストが怒り狂ったという「事件」も起きたが、
カントリ―ミュ―ジック界も、変わりつつあるということだ。
さて、南北戦争さながらの激しい戦いが続く合衆国に
どうにもできないよという意味を込めて「Helpless」
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