2020年12月20日

フォ―クよりも箸が好きなのだが・・

 

己のスタイルがどうであれ、

私は「フォ―クソング」という名称が嫌いだった。

60年代、アコギで弾き語ると人々からそう呼ばれ

そして必ず、更なる仕分けのために区分けされ

カレッジ〇〇とか、反戦〇〇とか、〇〇ロックやらの

どれかに所属せねば居場所が無いような時代だったからだ。

偏屈で頑なな私でなくとも、これは鬱陶しく思うだろう。

無所属ではいられなかった当時の煩わしさの元凶が

その「フォ―クソング」という括りだったのだ。


そんな私も歳のせいなのか、妙に頭が柔らかくなった。

以前のような激しい拒絶も無く

部落の隅っこあたりなら身を置けそうな気がしてきたのだ。

すると偶然にも、FBフレンドから同好会的なお誘いがあり

フォ―キ―な集まりであるそのグル―プに

あっさりと入会してしまったのだから笑ってしまう。

創設者の意向は、個々の歌を発表する場にしたいそうで

そのディスカッションフィ―ドには

既に多くの会員が自身の歌やカバ―曲をUPしていた。

挨拶代わりに何を載せよう?

クセの強い私の歌をいきなりUPするのもどうかと思い

30年前、湾岸戦争が勃発した時期に書いた「冬の時代」を

当時の音源のままUPさせて頂いた。

少々気恥ずかしくもあるので、この先のことはわからないが・・


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