己のスタイルがどうであれ、
私は「フォ―クソング」という名称が嫌いだった。
60年代、アコギで弾き語ると人々からそう呼ばれ
そして必ず、更なる仕分けのために区分けされ
カレッジ〇〇とか、反戦〇〇とか、〇〇ロックやらの
どれかに所属せねば居場所が無いような時代だったからだ。
偏屈で頑なな私でなくとも、これは鬱陶しく思うだろう。
無所属ではいられなかった当時の煩わしさの元凶が
その「フォ―クソング」という括りだったのだ。
そんな私も歳のせいなのか、妙に頭が柔らかくなった。
以前のような激しい拒絶も無く
部落の隅っこあたりなら身を置けそうな気がしてきたのだ。
すると偶然にも、FBフレンドから同好会的なお誘いがあり
フォ―キ―な集まりであるそのグル―プに
あっさりと入会してしまったのだから笑ってしまう。
創設者の意向は、個々の歌を発表する場にしたいそうで
そのディスカッションフィ―ドには
既に多くの会員が自身の歌やカバ―曲をUPしていた。
挨拶代わりに何を載せよう?
クセの強い私の歌をいきなりUPするのもどうかと思い
30年前、湾岸戦争が勃発した時期に書いた「冬の時代」を
当時の音源のままUPさせて頂いた。
少々気恥ずかしくもあるので、この先のことはわからないが・・
0 件のコメント:
コメントを投稿