2020年12月21日

嘆きのジジイ

 

う―ん、なんだか悲しい気分になってくる。

昨晩お伝えしたFBの交流サイト、

次から次へと「歌」が投稿されるんだけど

なんだかね、言葉が貧困すぎるんだよ。

たとえば社会や今の時世を嘆くかのように

新聞の活字をそのまま羅列したような歌に出会うと

気が重くなるだけで「だから何!?」と言いたくなる。

で、君はこれからどうしたいわけ?

その答えも無ければ道筋も無く

淡々と原稿を読むだけのような歌詞は

「文字」であって「歌」とは言えない。

いいんだよ、カッコつけて社会派ぶらなくたって。

そのような輩の立ち位置が、中途半端すぎて嫌だ。


大義名分を口にしないで日常を歌いなさい。

ほんの些細な日常の出来事を歌いなさい。

逃げ出して、行くあても無いときは

臆病な己の弱さを歌いなさい。

喜びも悲しみも、怒りも苦しみも

ぽろっと零れ落ちた雫のような

「言葉」を大切にしようね。

・・と、

己への戒めを兼ねて、爺さんは嘆くのであった。


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