2014年3月28日

家人から苦情あり



トラッドのオムニバス盤を聴いていたら
隣室で寝ていたカミさんから
もう少し小さくしてくれと苦情が来た。

はてな?いつもと同じくらいで
そんなに大きな音は出してなかったつもりだけど。
フィドルの周波数帯に刺激成分があったのかしら。

家人からの苦情は初めてのこと。
ちょっと面食らう。
まあ、以前の家とは違い
薄い壁一枚で隣り合わせているんだからね。
お互い気を付けなきゃ。

だが待てよ。
これから導入予定の(ちょいと)大きめブックシェルフ、
SX-3クラスの25Cmウーハーに黄色信号か?

ならば壁の向こう側の
カミさんの頭があるであろう位置から
できるだけ離れた場所にスピーカーをセットしなければならぬ。

となると、
今パソコンに向かって座っているすぐ脇に
でーん!とスピーカーが鎮座するわけだ。
左Chと僕との距離、わずか30Cmほどの超至近距離!
そんなセッティング、昔ならプライドが許さなかったけれど
高音質を求めない今の僕には「あり」かも知れない。
果たして結末は如何に・・

*

2014年3月27日

8%のイライラは10%で解消される不思議



震災、大雪、増税・・
この国の庶民は事あるごとに
買い溜め買い占めに走るのが好きなようだ。
メディアに煽られ踊らされ
きっと必要のない物まで買い漁っているんだろうな。
スーパーの売り場は品薄品切れ、
値上がりを見込む悪徳業者は売り惜しみ、
ここぞとばかりに「増税前の今がチャンス!」と叫ぶ店もある。
とんだ好景気もあったもんだ。

とりあえず3%だけ上げて
様子を見ながら残りの2%を上げるだなんて
ケツの穴の小さいセコイやり方だわ。
ひと思いに、いっぺんに5%上げちゃいなさいよ!
なぜ二度に分けて増税するのか
そこの2%の差に何があるのか
僕にはさっぱりわからないのだ。
計算が厄介になるだけじゃないか。
もしや企業が便乗値上げを2回できるから?

そう言えば、
消費税を初めて導入したときも当初は3%だった。
それが間もなく5%に上がり現在に至ってる。
となると、
3という数字は様子を見るための最小数字なのかしらね。
顔色見ながら5に上げる、もはや定着した感のある卑劣な戦術。

算術が苦手なせいもあるけれど
外税表示の商品に8%の消費税を加えると
その品物がいったい幾らになるのか
瞬時に割り出し判断するのはとてもムズカシイ。
端数の金額がムズムズ蠢く虫のようで気色が悪くなる。

そこで僕は気がついた。
3%と8%、この数字には巧みな策略が潜んでいるのだ。
増税の苦痛よりも不愉快な計算の煩雑さ、
庶民はまずそこに苛々を募らせる。
なのでそれが切りの良い10%になった暁には
ああ~すっきりした!と、すんなり受け入れてしまうマジック。
こりゃ笑っちゃうくらいの巧妙さだわね。

思い出してごらんなさい、過去もそうだった。
3%の時代は外税、5%になると全てが内税に変わった歴史。
8%のイライラは、10%に引き上げられると解消されるものなのよ。
税金そのものが目に入らなければ
値上げなのか増税なのか、判断つかない不思議なマジック。
上手い!・・憎いやり方だよね。

そんなことを思いつつ
今夜の僕は30年代のカーターファミリーを聴いている。

*

2014年3月26日

オークション考



昨夜ドキドキしながら3年ぶりに入札したブツは
画像を見る限りあまり良い状態ではなかったもので
2回だけ対抗馬と張り合いましたが最終的には撤収しました。
商品の程度によってはもう少し乗せられたんですけど
あれに5千円以上支払うのは危険な気がしたんでね。
予算は諭吉1枚!と意気込んでいながら
結局はケチの極みが勝ったようであります。

入札をしているうちに、少しだけ以前の感覚が戻ってきました。
タイミングと金額設定、これが一番重要なんですよね。
何気なく、さり気なく、何かのついでみたいに入力するのがポイント。
熱くなるのは禁物、相手の思う壺に嵌り
まんまと餌食になってしまいます。
ネットの世界で顔は見えないとしても
やはり勝負事はポーカーフェイスでなくちゃいけません。

即決価格を表示している出品者は良心的ですよね。
幾ら欲しいのか解るのはありがたいことですし、
その金額設定で人間の善し悪しが判断できます。
けれど不思議なのは、その設定が安いと入札者が少ないこと。
場合によっては数日経過しても誰も入れてません。
僕が見る限り、程度も良く相場より安価に思える物が
「手付かず」で残っているのは何故なんでしょ?
オークションというゲーム感覚、またはギャンブル性を求めているのでしょうかねぇ。
ちょこまかとあちこちに顔を出すそんな輩が鬱陶しいんで
僕は即決価格を提示している出品者を選ぶことが多くなります。

さて、次なる「良品」を探しに行くとしましょうか。

*

2014年3月25日

やふおく



滅多に利用しないヤフオク、
およそ3年ぶりに入札しちまったぜ。
ケチな金額とは言え、あードキドキした。
しかも自動入札のシステムが変わってしまったようで
ちょっとだけ面食らったわ。

もちろん深追いはしないよ、大人なんだから。
金額が上がりすぎたら即撤収の腹積もり。
欲しいーっ!!みたいな欲望は無く
これくらいで落とせたらいいなあ~と、楽天的な振る舞いに終始する所存。

今回の出品者が千葉なので
落札できたら車で引き取りに行こうかしら。
時間と金が勿体ないって?
素人がヤワな梱包した挙句、破損事故で揉めるのやだもん。
メーカー箱が無い場合は手渡しが一番安全なのだ。

とは言っても・・千葉かあ。遠いな。
ガソリン代と高速代で軽く送料を上回っちまう。
おまけに一日仕事となるのは明白。
この労力と出費を嫌って誰もが宅配業者を利用するわけだが
近場ならやはり自分が動かなくっちゃね。

ま、運良く落札できたらの話である。

*

2014年3月24日

鳥を喰らう



一年ぶりに訪れた聖マリアンナ病院、
スタッフの顔ぶれも変わっていて少々困惑。
おまけに連休明けの月曜で外来が混んでいたせいで
10時に予約の受付を済ませたというのに
検査と診察が終わって外へ出たのは15時を過ぎていました。
待ち時間の長かったことと言ったら・・
けれども僕は何事も「待てる」人間なので
イラつくこともなく淡々と時を過ごしていたのでありました。
相変わらずお行儀の良いことで。

病院から駅へと続く路は桜並木なのでして
例年だと今頃は蕾が膨らみ始めている頃合なんでしょうけど
気温の低い今年は未だその兆しがありませんでした。
此処へ来るのがもう1週間遅けりゃなあ・・
春の訪れを告げる満開の桜、間もなくですね。

一度帰宅して家の掃除を終えてから
ずっと気になっていたあの店を覗いてみました。
行きたい行きたいと思いつつ、引越し荷物の片付けやら
設備担当としての業務やらに終われ、なかなか行く機会がなかったのです。


鳥正、この町でたった1軒の呑み処。
マスウェル・ヒルの閑静な町並みには不似合いな佇まいであります。
しかも駅の真ん前、夕方になるとお惣菜を買いに来た客の高級車が
ハザードを点けて何台も店の前に停まっています。
その光景を見ているだけでも、なんだか楽しくなるのです。

立ち飲みの入口は裏口のような店の脇。
中は思ったより広くて、他に客が一人しか居なかったこともあり
ちょっと落ち着かない僕は焼酎を一杯と串を3本頂いて
そそくさと金を払い早々に退散してしまいました。
案外と小心者なんですよ、実は(笑)

それと、僕が入る直前に入って行ったオヤジが
いい店だあ、旨い、云々と
店の人間に矢継ぎ早に話し掛けてる内容が鬱陶しくて
会話に交わりたくなかったこともあります。

うるせえなあオヤジ、男は黙って飲まんかい!

鳥正、緑園都市駅前店。
僕の家から徒歩3分てぇのが癖になりそうな予感。
休日の夕方はここだな。

*

2014年3月23日

ビクターを欲する年頃、なのか?



やはり、スピーカーを新調しようかと思います。
25Cmウーハーとドームツイーターの2Wayで構成された
アナログ時代に一世を風靡したビクターのSX-3にしようかと。
当時は爆発的に売れたせいで、オークションの玉数も多く
おまけに価格が安いところも魅力です。
引越し前に不要な物を処分してきたおかげで
僕のガサツだった部屋にも少しだけ余裕ができたので
これくらいのサイズなら無理なく置けそうなものですから。
(例の)「老人性可聴高域減衰症対策です」笑

このモデルの音はよく知っています。
ナローレンジで嫌な音は一切出さず、とても艶やかに鳴ってくれるんです。
同世代であるYAMAHA NS-1000Mの硬質な音とは異なり、
最盛期のビクター製品らしい、柔らかで優しい耳当たりが特徴です。
アナログ盤を再生するには、とても適した音質ですし
中低域が太いのでアンプ側で高域を持ち上げても嫌味じゃないでしょう。

それに・・
これはその昔、御大が愛用していたモデルでもあるのです。


ナイアガラ・ムーン、オリジナル盤の裏ジャケにそれは写っています。
ちょっと嬉しいじゃないですか。
鼻を利かせて、安くて程度の良い物を探してみます。
目標、送料込みで諭吉1枚!
消費税が上がる前に頑張って手に入れる所存です。

若い頃は粋がって
やれJBLだ、ALTECだ、タンノイだ、などと息巻き
国産、しかもビクターなんてダサーイ!と思っていた自分、如何なる変化なのでしょうか。
これも高齢化のせい?(汗)

さて、明日は5年前に手術した眼球のチェックで聖マリまで。
予約はしてあるものの春先のこの時期ですから
外来は相当混んでいるんでしょうね。
朝から夕方までの長丁場、覚悟して出掛けます。

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2014年3月22日

空中バレー



ぽつん、と言えば
これに勝るものはないですね。
ニルソンの「空中バレー」

けど、針を降ろしてから
しまった!と、思ってしまいました。
「リトル・カウボーイ」
まるで大瀧さんが歌っているかのようで。

ま、しゃあないわな。

それにしても
この時代のRCA盤の音はいいですね。
声も弦も、とっても艶やか。
ニルソンの曲調にもよく合ってます。

そうこうしてるうちに
ぽつん、の代表曲「ワン」が始まりました。
波打つようなファルセットがたまりません。

タップで始まり、タップで終わる
僕の大切な一枚です。


はて?やはり耳の老齢化なんでしょうか。
高域が物足りなく聴こえて仕方ありません。
往年のアルテックやコーラルのように
スコーンと抜ける音のスピーカーが欲しくなりました。
スクラッチノイズが「プチッ」ではなく
威勢よく「パチッ!」と鳴ってくれる爽快感、
わかるかなあ。

同軸2Wayのフルレンジ、安くて良い物を探してますが
ヤフオクを覗くとジャンクに近い状態でもかなりの高値でした。
根気よく探してみましょ。

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