2020年10月21日

俗人の棲む世

 





















昨日の誤ったル―トを修正しつつ、自宅から2.5Kmほどの道をアップダウンしながら大池自然公園の裏口からの入園に成功しました。とは言っても、あくまで裏口。正規の入口ではないため、入った早々キャンプ場のある小高い丘を越えてようやく園内の整備された道へ出られたわけでして・・ここへ出るまでの道のりも結構険しかったのです。ふうぅ、いい運動になりましたわ。
10年ほど前に次女とカミさんと三人で訪れて以来ですが、やはり此処は変わってないですね(当たり前か)けどひとつだけ、正門を入ってすぐの右側に大きなレストハウスが在るんですが、やたら綺麗になってました。リフォ―ム?それとも建て替えたのかしら?地元で事情通の方、教えてください。

平日で人も少ないのでマスクを外して園内を散策しましたけど、この当たり前のような心地好さを久しぶりに味わうことができました。これぞ娑婆、俗人の棲む世の空気!なんと旨いことか!!この解放感、それだけでも大満足です。そして再びアップダウンの帰り道、ト―タル7Km1万歩のヘヴィな散歩となりましたが(いや、軟弱な私の感覚ではトレッキングに近い過酷さ)降り注ぐ陽の光りや吹く風が、顔いっぱいに直接当たることの快感が身に沁みました。マスクを必要としない日常が、戻って来ることを願わずにはいられません。


2020年10月20日

道を誤る

 

前夜、予めGoogle マップで調べておいたというのに、こっちの方が近いんじゃないか?という爺さんのせっかちさから道を一本間違えてしまいました。何処まで行っても目的地である大池自然公園の外周と思しき高いフェンスに阻まれ、入口の無い南側の外周道路を進むこと30分、帰りの登り坂がきつくなるので諦めることに。いやあそれにしても、高低差の激しい土地ですこと。我が家からは何処へ行くにしてもアップダウンの連続なのでして、往復1時間ほどを目安にしている毎日の散歩だって結構な運動量になるのですよ。

明日も天気が良さそうなので、今一度チャレンジしてみます。果たしてリベンジなるか・・


2020年10月19日

ちょっと悔しい

 

雨なので、本日は家に籠りっぱなし。
昨日セットアップしたオ―ラト―ンで、リトルフィ―トをリレ―再生。
しかし残念なことに、ディキシ―・チキンのみ不良盤だった模様。
まるでアナログ盤なみのジリジリノイズで始まった後、
2曲目以降は全くトレ―スできず無音状態。
ずいぶん前に5枚組¥1800くらいで売られていたインポ―ト盤ゆえ
それなりの物であろうと諦めることに。
でもなあ、3枚目までの流れがいいんだけどなあ。
・・ちょっと悔しい。

明日は天気に乗じて、大池自然公園まで歩く予定。
めざせ1万歩!


2020年10月18日

オ―ラト―ン5C再び

 

先日、FBフレンドのタイムラインがオ―ラト―ン5Cの話題で賑わっていた。わずか7インチ角のシングルレンジ・キュ―ブスピ―カ―、本国アメリカでは60年代のポップス制作現場で「ラジオモニタ―」として重宝されていたモデルだ。当時のレコ―ドセ―ルスはラジオ局が牽引していた時代なので、音質のあまり良くないカ―ラジオでもバランスよく再生できるよう、敢えてナロ―レンジのこのモニタ―で最終の音決めをしていたのである。けれども70年代に入り、家庭用のオ―ディオ機器が普及してリスナ―がHi-Fi志向になって行くと、ほとんどのスタジオから5Cが消え、代わりにYAMAHAのNS-10Mがコンソ―ルの上にニア・モニタ―として置かれるようになったのである。だが可笑しなもので、表舞台から姿を消すと同時に一部のオ―ディオマニアが夜間のモニタ―用として重宝し始めた。小音量で再生したときのバランスの良さが評判になったのだ。

私の5Cは80年代の物でオリジナルではなく、ト―マスという輸入代理店が販売していた頃の製品だ(やがてト―マスはベルデンのケ―ブルも取扱うようになり知名度が上がった)オリジナルを持っていた時期もあるが、ウレタンのサランネットがボロボロになったことと、当時は決して良い音だと思えずに手放してしまったのだ。ところがト―マスが市場に送り込んだ5Cは明らかに音が違っていて、どこをどう変更したのかレンジが広がり低域もオリジナルより遥かに伸びていた。これは使えるぞ!そう確信して現在まで手放さずに保有していた次第である。


なので今回のように、ふと思い出しては引っ張り出して聴いているのだ。相変わらず、アコ―スティック楽器やボ―カルの再現性はとてもいい。ダイヤト―ンの上にオ―ラト―ン、洒落に聞こえるかもしれないが、しばらくはこのセッティングで楽しんでみよう。
(画像内の爺さんには似合わぬ置物には目をつむってね)笑


2020年10月17日

Cold Cold World

 

ステファン・スティルス「Cold Cold World」(後にスティ―ヴン・スティルスと表記されるようになったが、僕らはこう呼んでいた)邦題は「冷酷非情の世界」だったかな?意味合いは違うけれど「Cold」に激しく反応して、季節が秋から冬に移り変わる頃合いには好んで聴いている曲だ。CBSに移籍してからの彼は、アトランティック時代の熱量には遠く及ばないにしても、隠れた名曲が幾つかあるのだよ。これもそのひとつ。

・・それにしても寒い。

私の部屋に、例年より早くデロンギが登場した。気が付けば、いつの間にか家着がほぼ冬用になっているではないか。どうやら人間も他の動物たちと同じように、暑さよりも寒さに過敏になるようだ。そろそろ冬ごもりか・・





2020年10月16日

裏口は入試だけではない

 

私が長らく在籍していた某物流会社の神奈川主管は鶴見に在って、各主管ごとに人事課や総務課は勤務地の建屋に同居している。ずっと非正規の扱いではあったが、雇用主はもちろん神奈川主管、必要な書類の申請や各種手続きは同じフロアの人事課にお願いすれば対応して頂けた。ところがである。60歳になると(自動的に)雇用主は自社系列の派遣会社に変わり、申請や手続きは全て郵送や社内便での行き来となってしまう。これが時間や日数を要する事となり、60歳を過ぎてからの8年間はその不便さに悩まされ続けていた。
おまけに雇用主が派遣会社に変わることにより、社会保険も健康保険組合から健康保険協会(協会けんぽ)に移行するわけで、これがまた更なる厄介事を増やしてくれたのだ。たとえば高額医療費の還付手続きの場合、同じ建屋の担当者に「お願いね―」と書類を渡せばよかっただけの事が、既定の書式をダウンロ―ドして自ら協会けんぽに郵送して申請しなければならなくなったり(もちろん切手代は自己負担となる)不便この上ないだけでなく細々した出費にも納得がいかなかったのである。

そんな付き合いもこれっきりとばかりに、本日付けで失効した保険証を返却するため10時に家を出た。派遣会社の神奈川支部は新横浜駅前のテナントビルに在り、さほど遠くないので郵送ではなく直接持参することにしたのだ。そうすれば区役所へ提出する健康保険失効証明書もその場で受け取ることが出来るだろうしね。陽も出て来たし、寒いけど清々しい一日になりそうだあ。煩わしいあんたらともおさらばじゃあ―!!

窓口で保険証を返却、失効証明書をお願いすると・・
「うちでは発行してません、協会けんぽから後日発送されます」とな。ほ―ら出た!この期に及んで悪魔のような回答。届くまでどれくらいかかるんですか?「2週間前後」そ、そんなに!?「保険証を本社に送って、そこから協会に発送して、なんだかんだで10日から2週間くらいは要しますよ」となとな。ま、これも過去の習わしからの想定内。退職証明書だけで勘弁してあげたわ。そそくさと後にして、その足で区役所へと向かう。国保の加入申込をする際、本来は社保の失効証明書が必須なのだが、実は「裏口」もあるのだ。退職証明書と本人確認の免許証の類い、それと印鑑(いわゆるハンコ)が有れば受け付けてもらえるのです。ただし窓口の担当者が雇用主に電話で退職確認をしなければならないので、それを面倒がって拒絶される場合もあるそうな。私は返却した保険証のコピ―を持参したこともあり、今回はすんなり受け入れて頂けた(地方自治体にとっては、失効当日に加入してくれて保険料の取りっぱぐれも起きないのだから優良市民だよね)かくして申請手続きはサクサクとスム―ズに進み・・え!?即日発行ですと!?思いもよらぬ「その場」での保険証発行。てっきり後日郵送だと思っていたのでこれにはびっくり。ちょっとだけ行政の窓口業務を見直したわ。やれば出来るんじゃ―ん。

というわけで、保険証を手にするまでの間の一時的な10割負担も免れたし、即日発行された保険証は今日から使えるらしいし、いい仕事したなあ自分。と、己を褒めてあげたくなる一日だったのであ―る。この顛末、社保から国保に移行する必要が生じたときの参考にしてくだされ。それと、知らない方のために。社保が失効したその日から(裏では自動的に)国保に加入させられてるのよ。つまり失効した日付から保険料が発生してるということ、これ覚えておいてね。以上、現場からのリポ―トでした!


2020年10月15日

カボチャさんたち、さらばじゃ!

 

過日お知らせしました通り、
10月15日の本日をもちまして
某サ―ビス業から完全に足を洗わせて頂きました。
足掛け15年もの長きに渡り
一日におよそ100人の顧客と相対したとすると
年間で100人X20日X12ヶ月=24000人となり、
15年間では延べ36万人もの方々のお相手をした計算になります。
今さらながら、超絶の数字ではありませんか。
よくもまあ続いたものだと、我ながら呆れてしまいます。

明日は会社へ赴き、保険証を返却して
健康保険資格喪失証明書を頂いてくる予定です。
何事も直接やり取りできることは、いつもそうしてます。
よほど遠くない限り、確実に受け渡しできるよう
重要書類の郵送での行き来はなるべく避けたいものでして
基本的にはアナログ重視の姿勢を貫いてますから(笑)

地平線まで続く膨大な数のカボチャ群が
これまでに関わってきた顧客の頭部に思えます。

カボチャさんたち、さらばじゃ!