2013年3月31日

さよなら三月


土曜の花見、雨に降られることはありませんでしたが
極めつけの寒さに震えながらも家族で楽しんで参りました。

昨年と同じ木の下で
長男、ポンタ、その父と、そして私。
家族の男衆四人だけで写真に収まってみました。
色気はありませんけど、密かにレアなショットだと思っています(笑)
本来は男六人衆なんですが、長男の嫁と子供二人が所用で参加できなかったもので
フル・メンバーでの撮影は来年に持ち越しとなりました。

それにしてもポンタの成長が著しい。
昨年の倍以上のサイズとなり、おまけに地面を歩いてるんですからね。
こうして成長の過程をつぶさに見ていられることは嬉しいものです。
自分の子供たちはというと、
サラリーマン時代の休日返上で働いていた時期と重なり
多くの時間を共有することが出来なかったために
数年単位の断片的な情景しか記憶にありませんからね。
孫が可愛いと思うのは、そんな事情のせいかも知れません。


ポンタはもりもりとよく食べ、よく笑います。
じきに父親の体型になってしまうのではと心配になることもありますが
その食べっぷりと笑顔を見ていると、こちらまで幸せな気分にさせられます。
いったいどんな少年へと成長して行くんでしょうね。
その過程がまた、楽しみなのです。


そしてこのお馬鹿な一家、
(超絶に馬鹿っぷりを発揮する長女は写っておりませんが)
来年の今頃も皆が健康で楽しく暮らしてますように。

そう願いつつ、散り行く桜と共に
三月は足早に通り過ぎて行くのでありました。

*

2013年3月29日

あの桜の木の下に


夕刻、ポンタが我が家に到着して
早速お庭でボール遊びに興じていたそうです。
手にしているのは亡くなった愛犬が好きだったボール。
大人の目には見えませんけど、
きっとその犬も今日は一緒に遊んでいたんでしょうね。

・・そうです、と記したのは
私が帰宅する前にポンタは寝てしまったから。
つまり、まだ顔を合わせてないわけでして
明日の朝目覚めてからの対面なのです。

ただし、不良爺さんは朝寝坊なので
私が起きた頃合にはお昼寝してるかも知れませんけど(笑)

心配していた明日の空模様は傘マークも消えて
午後までは日が差すお天気に変わってくれたのが何よりです。
予定通り、お弁当を持って裏の遊歩道に出掛け
散り行く桜を眺めながら家族でお花見会を楽しめそうです。

ささやかではありますが
そんなちょっとしたことが、とても幸せに思えます。

あの桜の木の下に、今年もまた集うのです。
「おかげさまで、ポンタはこんなに大きくなりました!」
デンと立つ大きな桜の木に、それを報告してあげなきゃね。

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2013年3月28日

乳幼児は七つの顔を持っている、のか?

仕事場の喫煙室で健康診断結果をネタに雑談してると
「あ、同じです。私も多血症の疑いありでした!」と、家の娘よりも若い子に言われた。
なあんだ、君もかあ~と仲間が出来て嬉しいような気分にはなったものの、
ここで油断せずに生活習慣の改善に取り組む姿勢を保たなきゃね!

公約通り、本日はエレベーターを使わずに
仕事場の建屋の長い長い階段を3回ほど下りました。
階数で言うと2フロア分なのですが、なんたって天井が異常に高いもんですから
一般的な建物に換算すると5~6階分くらいになってしまいます。
上りはとてもキツイので下りのみ、それでも結構いい運動になりそうなので
これは毎日続けて行こうと思っております!

衰えた肉体、ぶよぶよになる前に何とかしなきゃっ!!



さてさて、明日は娘がポンタを連れて泊まりに来ます。
土曜の花見に備えての宿泊ですが、どうも当日のお天気があまりよろしくないようで
去年と同じ桜の木の下で一緒に写真を撮れるのか微妙な雲行きです。
日頃の行いはいい筈なのになあ・・

そのポンタ、今日は散歩がてら近所の桜を堪能して来た模様。
娘から写真が送られて来ました。


なんと、またまた顔付きが変わってまして・・(汗)
乳幼児は七つの顔を持つという、あの七色仮面なのでありましょうか。

あ、ご存知ない60年代以降に生まれたお若い方々へ。
七色仮面とは、こんな人だったのですよ。


七つの顔を持つ男、名探偵「多羅尾伴内」をモチーフに
川内康範が原作と脚本を手掛けたTVドラマのヒット作であり、
驚くことに製作当初から劇場公開を前提に35mmフィルムで撮影されてたんだそうです。
当時、小学校に入る前だった私の家にはまだテレビジョンが無かったので
母親に連れられ劇場で何作か観たことを今でも覚えています。
ちなみに主演交代で二代目として七色仮面を演じたのは千葉真一さんでした。



勧善懲悪、わかりやすい時代でしたね。


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2013年3月27日

要観察


過日の健康診断結果のお知らせが届きまして
恐る恐る開いてみると、要観察のD1とD2が一個ずつ付いておりました。

ひとつは「多血症の疑いあり」
これ、ネーミングが不気味だし怖そうなので早速ググッてみましたが
要は赤血球が増えて血が濃くなり動脈硬化を引き起こすもののようです。
ただし、来年の健康診断結果で推移を確認する程度の数値なので
今のところは深刻に考える必要は無さそうですがね。

ちょっと気がかりなのがD2を喰らった脂質。
LDLコレステロールと中性脂肪が標準値を若干上回っており、
半年後に再検査を受けるよう指摘されてしまいました。
脂質の数値は毎回高めだったんですが「要観察」の烙印を押されたのは初めて。
自覚症状が無いからと放置しておくと、これもまた動脈硬化の引き金となり
心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こしてから事の重大さに気付く。
脂質異常症と呼ばれるこの病気は、そんなパターンが多いようです。

年齢に比例して、悪玉コレステロールは増えて行くものなんですけど
ちょいとここらで健康について考え直す時期なのかも知れませんね。
過食、高脂肪食、運動不足、飲酒、喫煙・・
全てが当てはまる私の「生活習慣の改善」というやつ、
この内の幾つかだけでも頑張ってみなければ。

①栄養バランスの良い食事を心掛け暴食はしない。
②酒の量が明らかに増えているので(少々)慎む。
③段階的に量を減らし、最終的には禁煙を目指す。
④仕事場ではエレベーターに乗らず階段を上り下りする。

・・とりあえず、これくらいから始めてみようかと。
三日坊主にならぬよう、己を戒める所存なり。
これもまた「要観察」(笑)

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2013年3月26日

お花見メレンゲ


大きな桜の木の下は
再会を約束する場所なのでしょう。

そして記憶の糸を手繰り寄せ
友や家族のことを想ってみたりするのです。

昨年、この木の下で
まだ首の据わってないポンタを抱いたのが
まるで昨日のことのように思えてしまいます。

あれから一年。
成長したポンタは自分の足で大地を踏み締め
夢中で草むらを歩き回ることでしょう。

すでに散り始めているのは残念ですが、
皆が集まる週末の「花見」が楽しみです。
はらはらと花びらが舞う中で
お弁当を広げて家族が語らうのも
それはそれで良きものかと。





BGMは「お花見メレンゲ」 大瀧詠一


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2013年3月23日

デニム地の股引

暖かな陽気になって来ると
髪の毛や爪が伸びるのが早くなってきませんか?

私の場合、そうなんですよ。
冬場はかなり時間が掛かりますけど、今月に入った頃からにょきにょきで
自分、春を迎えた草木と同じだな。と感じております。
夏場なんか、雑草の如く日々どんどん伸びているのが分かるくらいなんですけど
かずらという名前の私ですから、やっぱり植物系なんでしょうかね?

ついでに背も伸びて(足も伸びて)格好良くなってくれたらいいんですけど
60の爺さんでは、さすがにそれは無理か・・(悲)


そんな短足の爺さんですが、
先日購入したデニム地のレギンス・パンツがとても気に入ってます。
ぴたっとしていながら伸縮自在、言ってみりゃ股引みたいなもんですから
立ったり座ったり歩いたり、如何なる状況でも楽チンで快適なのであります。
おまけに、細くてもこれなら血行障害も起こりません、はい。

股引のまま歩いてるー!と、人様から嘲笑されないように
間違われる心配の無いデニムにしたのは私の老婆心からでしたが、
年甲斐もなく細いパンツ履いてー!なんて言わないでくださいね。
私は細いのが好きなだけなんですから。

けど思い起こせば、太いパンツを履いてた時期もありました。
一度目は70年代初頭に流行したベルボトムのジーンズ。
これは高いヒールの靴を履いても、地面までの広い裾が隠してくれますから
(擬似)足長・背高のルックスに貢献してくれましたね(笑)
ただし太いのは裾幅だけ、膝の位置まではピタッと細いのが王道だったのです。
(ちなみに私が27インチのジーンズを履いていた、体重40Kg台の時代であります)

二度目は、いわゆるツータックのゆったりしたデザインが主流だった頃。
サラリーマンだった私は、流れに乗った形で太くて大きな作りのスーツを着ていました。
あれは確かバブル期の真っ只中です。
どんな商売も儲かって、いいものたらふく喰って、
世の男性の腹回りが広がっていたせいもあるんじゃないでしょうか。
年齢に関わらず、だっぷりしたデザインが大流行してました。
景気が良いと、太くてゆったりした物が喜ばれるんですかね?

ここ最近のメンズ・ファッション、
スリムフィットと称する細身の傾向にあるということは・・

あべちゃん!まだまだ景気は良くなってないみたいよ!!

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2013年3月22日

南本宿65、春爛漫


僕は時々思うんです。
春になると
体の内側からいろんなものが噴き出して来るような
そんな感覚が芽生えるのが幸せなことなんだと。

人間も草花と一緒なんです。
冬の間の沈黙は
耐え凌ぎ、春を迎える喜びのためにあるのでしょう。

あの人への想い
己の未熟さ
切なさを笑って誤魔化す
言葉にならないもどかしさ

そんなもやもやを跳ね除けてくれるのが
春の眩しい光なのだと思うのです。

今年も桜が咲きました。
移り行く季節を謳歌するかのように
誇らしげに、可憐な笑みを浮かべています。


この木には
青空がとてもよく似合います。

南南西の風、風力1で
名も知らぬ遠き島から海を渡って来た風は
僕の足元にも舞い降りて来ました。
それがとっても嬉しいんです。

南本宿65、春爛漫。

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