2013年4月30日

愚痴


明日から五月だというのに
西高東低の冬型の気圧配置だって?
この期に及んで北国じゃ雪が降るだと?
どうかしてるぜ、まったく。

心がウキウキするような
そんな春は何処へ行っちまったんだ。
おーい、能天気な春さんよー!

癪に障るんで
今夜は安いスコッチを飲んでいる。
西友で買った700円のウイスキーさ。

決して不味くはないんだが
やはりバーボンの方が性に合っている。
同じ棚に並んでた990円のアーリータイムスにしとけばよかった。
ケチ臭くてセコイ自分が嫌になるぜ。

今夜は少々怒りっぽい。

長引く風邪はちっとも良くならないので
薬を飲むのを止めてみた。
たぶん明日には治ってるだろうさ。

たぶんね。

*

2013年4月29日

こんな爺さんになりたい

アマゾンにCDの注文終了。
今回はジェリー・ジェフ・ウォーカーのベスト盤も加えましたが
ついでにジョン・プラインも頼めば良かったかしら?
などと、後になってから思ってしまいました。
83年のライブでアーチトップを弾いてる映像を見かけたもので・・
(カーターファミリーに目が行ったのも、ほぼ同じような理由からですけど)
ま、また次回にでもね。

それにしても
ジェリー・ジェフのステージってスリリングですよね。
この時代に生で観たかったなあ。


Desperados Waiting For A Train

そして晩年、彼はこんなにイカした爺さんになってました。
このユルユル感がたまりません。
テキサスっていいなあ・・
今は素直にそう思えるんです。



こんな爺さんになりたい・・

*

2013年4月28日

OFF!に惹かれる


アマゾンの輸入盤キャンペーン「3枚以上購入で10%OFF!」
4月30日までのようです。
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=amb_link_66526089_1?ie=UTF8&docId=1000273486&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=special-offers-3&pf_rd_r=17T4SSPKM99DRH5433CP&pf_rd_t=201&pf_rd_p=130883329&pf_rd_i=B001GQNZWC

この機会に数点発注しておくことにします。
買いそびれていた(あの)ボックス・セットやカーター・ファミリーのベスト盤など
明日の夜にでもリストアップして注文しなくっちゃ!

うーん、迷うなあ。

*

2013年4月27日

Angel

寒いです、夜になってから。
もうじき五月だというのに
我慢できずヒーター点けちゃいました。

今日は四日ぶりに働いてきたのですが
病み上がりでいきなりのフルタイムはキツイです。
それでも老体に鞭打ちながら
なんとか乗り切ってきましたとも、はい。

今日から黄金週間が始まったとか。
連休なんて、私には一切関わりございません。
カレンダーの日付が赤かろうが青かろうが
黒字の日と何ら違いはないのです。
天気が良いだけに、ちょっと癪に障る・・

それでも、家に戻るとこの娘が待っててくれる。
お帰り~と、声を掛けてくれてるようで
それだけで私は嬉しくなるのです。


Godin 5th Avenue Kingpin
今はこの娘にメロメロな私なんです。
手に触れるたび、何かがインスパイアーされてばかり。
そんな活力を与えてくれるんです。

体の調子が戻ったら、この娘を携えてスタジオに入ろうかと思ってます。
ちょっと真剣に向き合ってみたい、そんな気にさせられるもんで。

素敵なネーミング「5th Avenue」繋がりで
Fifth Avenue Bandなんてゴキゲンなのもありましたね。
69年のアルバムからAngelでも。




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2013年4月26日

カナダ娘が原点を教えてくれた


風邪をひいてしまい
三日ほど家でゴロゴロしてました。
喉の痛みは治まったので
明日から仕事場に復帰することにします。

薬を飲んでるせいもあるんでしょうけど
微熱が続くと、いくらでも寝てられますよね。
というより、起きてる間でも眠くなります。
体が「寝ろー!」と、命令してるのかも知れません。

うだうだしていた三日間ではありますが、
時間と体調の許す限りはカナダ娘と触れ合うことができたので
まんざら悪くない「休暇」となりました。
すぐに手が届く場所にアーチトップの彼女を置き
暇さえあれば弾いていましたから
お互いにずいぶんと馴染んできたように思えます。

サスティーンの少ないザクザクした音っていいですよね。
たぶんこれが、私の歌に本来あるべきサウンドなんでしょう。
クックハウス(現在はロニー&ロケットメン)の鈴木クンが私に言ってたことが
ようやくしっかりと理解できた気がします。
遠回りして来ましたけど、原点に着地したようです。

今日は窓を全開にして
部屋の空気を入れ替えました。

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2013年4月25日

芸人


ナショナルギター製のSolid Body Electric Spanishというモデルを
生涯片時も離さずに現役を全うした、バタヤンこと田端義夫さんが亡くなった。
94歳、これからだっせ人生は!
こう記された自伝的映画「オース!バタヤン」の封切りを来月に控えての訃報である。

死ぬまで、なあんてケチなことは言わしまへん。
死んでからも歌ってまっせ!
死ぬかいな!!

晩年、大阪のファンを前にしてのライブでの言葉。
心底歌を愛し、大衆芸能としての音楽の道を歩み続けた男の生き様だった。
抑揚を感じさせないハイ・トーンの細い声は
演歌でもなくポップスでもなく、彼独特の世界がそこにはあった。
恨み辛みといったどろどろしたものを感じさせない、数少ない歌い手だったような気がする。

戦中戦後を生きた(芸人)バタヤンに合掌。



2013年4月24日

カナダ娘とTRIC


深夜の高速を名神~東名と乗り継ぎ、
遥々大阪からやって来たカナダ娘は、とてもいい顔をしていた。
この部屋に居る先代たちと比べても、間違いなく美人の類だろう。
5th Avenueという名前の通り、どこか都会的で洗練された顔付きをしている。
ヘッドにはmade in canadaと記され、昨今主流の中国生産ではないのも嬉しいところ。
モントリオールから北東へ約250km、Princevilleの工場で彼女は生まれた。
5th Avenue Factory Tour http://www.jes1988.com/godin/acoustic/5th_factory.html

ピックギターの中ではやや小ぶりな16インチのボディと、
8Cmの胴厚から成るアーチトップは取り回しが楽で扱い易い。
12-52のダダリオのニッケル弦もストレス無く弾きこなせて
Kingpinと名付けられたP-90タイプのシングルコイルPUは
ほのかに甘い音色で私の好みに近いものだった。

狙い通りのタッチとトーンに、思わず小躍りしたくなるほどだ。
これは使える。良き伴侶となりそうな予感がする。


そもそも、このモデルの存在を初めて知ったときは
コニャックバーストの旧いヴァイオリンみたいな色合いに惹かれたのだが
こうして見てみると、ナチュラル・カラーの端正さも悪くない気がする。

初めて手にしたアーチトップ、
いったいどんな関係に発展して行くのか楽しみで仕方ない。

ちょっと嬉しいオマケもあった。
ショップの案内では「汎用」と記されていたセミ・ハードのケースが、
実はTRIC社製の超軽量「専用」ケースだったのだ。
おまけに現行型とは異なり初期のジップ・カバー・タイプの物で
実売価格が1万5千円ほどもするとなると、これはいささか得した気分。
(Godinはケースが別売りなのである)


そしてその色合いが私の大好きなカーキだなんて、
これはもう持ち歩くのも楽しくなること間違いなし!
なんとも嬉しい結果となった次第である。

かつて泥舟の如く自然消滅した私のバンド、Mud Trick。
その泥の色にも似た一文字違いのTRICのライト・ケース。
これにも何かの縁を感じずにはいられないような出会いだった。

あいにくと昨晩から体調不良が続く身の上から
まだ存分には弾くことができないのが残念だが、
友人が言う通り、治ったら思い切りイチャつくことにしよう。

*