2013年4月4日

デンキカズラ

「あまちゃん」の舞台、北三陸市は架空の町であると
FBを通じて増渕英紀さんからご指摘がありました。
実際は久慈市だそうですが、知らなかったとは言えお恥ずかしい限りです。
増渕さん、ありがとうございました。

さて、今日は・・


VOXのアンプに繋いだこいつを終日弾き倒しておりました。
エレキでもなくアコギでもない、摩訶不思議な音色に酔いしれながら
およそ5時間ほど延々と。

楽しいです。無茶苦茶に気分を盛り上げてくれます。
新旧織り交ぜながら、たっぷり5時間の「自宅ライブ」
良きトレーニング(リハビリか?)にもなりましたが、
如何せん老体には少々堪えたようで、肩と背中の張りが今も治まりません(笑)

スチール弦のタッチに合わせて、馴染みの歌を手直ししたり
今までお蔵になっていた歌が全く別の形となって蘇ったり
楽器が替わると、そんな楽しさがあるんです。
いろいろ試してみましたけど、いい相棒となってくれそうな予感がします。

次に皆さんの前に姿を現すときは、たぶんこいつを携えていることでしょう。
「デンキカズラ」です。・・クラゲじゃないですよ。

5月か6月あたりにでも。
わ、楽しみ!!

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2013年4月3日

じぇじぇ!


月曜からスタートした連続テレビ小説「あまちゃん」が面白い!
http://www1.nhk.or.jp/amachan/

岩手県北三陸市を舞台にした宮藤官九郎の脚本、
それにキャスティングが私好みで、お得感が満点なドラマに仕上がっています。
ナレーションを兼ねた祖母役が宮元信子ときたからには
まるで往年の伊丹十三の映画を観てるような楽しさと展開の早さがあって
これ、ほんとにNHKの朝ドラなの!?と、つい疑いたくなってしまうくらいです。
時折登場する鉄拳のパラパラ漫画もいい味付けとなり、
この三日間だけでも毎日帰宅してから録画を観るのが楽しみで仕方ありません。

ちょっと見てくださいよ、この顔ぶれ。
主人公を演じる新人の能年玲奈(この子も実にいい!)の他、
宮本信子、小泉今日子、有村架純、尾美としのり、蟹江敬三、渡辺えり、菅原大吉、
木野花、でんでん、美保純、片桐はいり、杉本哲太、吹越満、吉田正義、安藤玉恵、
塩見三省、平泉成、八木亜希子、北見敏之、小池徹平、橋本愛、薬師丸ひろ子(順不同)

朝ドラにしては豪華すぎますよね。
おまけに適材適所のキャスティングがテンポの良さを生み出して
わずか15分の1話がとても濃厚に感じられてしまいます。

この春オススメの朝ドラ、まだの方は是非一度ご覧になってみてください。
じぇ!と目を丸くするかも知れませんよ。



(注釈)
「じぇ」袖ヶ浜周辺の方言、びっくりしたときに使う言葉。
さらにびっくりしたときは「じぇじぇ」となるそうです。

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2013年4月2日

紛い品ではありますが・・


ニルヴァーナのカート・コバーンが愛用したことでちょいと話題にはなったけれど
発売当時は本国アメリカでも愚作と酷評されたマーチンのD-28E。
ほとんど売れないまますぐに生産をやめてしまったという幻のエレアコであるが、
そのコピーモデルを黒澤楽器がスタッフォード・ブランドで販売していたのがこいつ。
けれど人気の無かったモデルをコピーしたとしても売れるわけが無く、
販売店の人間でさえ「駄作だ」と言い放っていたくらい気の毒なこいつ。
オリジナルが辿った道と同じく、すぐに生産終了となって店頭から姿を消した。

私の手元にあるのは、3年ほど前にNETで某ショップから購入した中古品。
たまたま見掛けて「わ、なにこれー!」と、喰いつきざまに注文をクリックした代物だ。
格安だったこともあり、言ってみればオヤジ的衝動買いか。
数日後にはハードケースごと大層な梱包資材に入れられ大阪から我が家にやって来た。

笑っちゃうくらい「もどき」な作りに感心してしまうほど厳ついボディ。
ピックアップの特性からスチール弦しか張れないけれど、生の音量は案外とデカイ。
アンプを通すと、エレキでもなくアコギでもなく、なんとも不思議な甘い音が出る。
例えて言うならフルアコに近いものなのかも。
マウントされてるのは安物のPUなので当然レンジも狭い。
けれども、それを超越する存在感がこいつの魅力で今まで手放せないでいた。


こいつを弾きながら何を歌ったかは覚えてないが、
かなり前に一度だけライブで使ったことがある。
薄っぺらなエレキのボディとは違い、胴厚のあるドレッドノートだと
座って弾くにはちょうど良い腕の角度となり、いい塩梅なのである。

SF-S1と銘打たれたMADE IN KOREAの紛い品、
ちょいとこいつを調教してみたくなった今日この頃なのだ。

本家本元のカート・コバーンはこんな感じ。
ジミヘンと同じようにレギュラーモデルをレフティに構えて弾いております。
カッコイイねぇ。。


Nirvana-Pennyroyal Tea



Nirvana-The Man Who Sold The World

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2013年4月1日

始まりの季節


今日から四月、始まりの季節です。
1歳と4ヶ月になったばかりのポンタですが
来月から母親が仕事に復帰するため保育園での生活が始まります。
マザコンのポンタ、大丈夫なんでしょうか?
ちょっとどころじゃなく心配になります。

先日の(寒い寒い)花見、公園の脇で菜の花をバックに撮った後
ひとつの歌が何度も頭の中を流れてました。(脳味噌が単純な構造なもんで)
情景を思い浮かべながら口ずさんでみると、なんて素敵な歌なんでしょう!
菜の花の淡い匂いが日本の風景に溶け込んで行きます。


『おぼろ月夜』
作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 


菜の花畑に 入日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し

里わの火影も 森の色も
田中の小径を たどる人も
蛙の鳴くねも 鐘の音も
さながら霞める 朧月夜


童謡唱歌も歌ってみたくなりました。


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2013年3月31日

さよなら三月


土曜の花見、雨に降られることはありませんでしたが
極めつけの寒さに震えながらも家族で楽しんで参りました。

昨年と同じ木の下で
長男、ポンタ、その父と、そして私。
家族の男衆四人だけで写真に収まってみました。
色気はありませんけど、密かにレアなショットだと思っています(笑)
本来は男六人衆なんですが、長男の嫁と子供二人が所用で参加できなかったもので
フル・メンバーでの撮影は来年に持ち越しとなりました。

それにしてもポンタの成長が著しい。
昨年の倍以上のサイズとなり、おまけに地面を歩いてるんですからね。
こうして成長の過程をつぶさに見ていられることは嬉しいものです。
自分の子供たちはというと、
サラリーマン時代の休日返上で働いていた時期と重なり
多くの時間を共有することが出来なかったために
数年単位の断片的な情景しか記憶にありませんからね。
孫が可愛いと思うのは、そんな事情のせいかも知れません。


ポンタはもりもりとよく食べ、よく笑います。
じきに父親の体型になってしまうのではと心配になることもありますが
その食べっぷりと笑顔を見ていると、こちらまで幸せな気分にさせられます。
いったいどんな少年へと成長して行くんでしょうね。
その過程がまた、楽しみなのです。


そしてこのお馬鹿な一家、
(超絶に馬鹿っぷりを発揮する長女は写っておりませんが)
来年の今頃も皆が健康で楽しく暮らしてますように。

そう願いつつ、散り行く桜と共に
三月は足早に通り過ぎて行くのでありました。

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2013年3月29日

あの桜の木の下に


夕刻、ポンタが我が家に到着して
早速お庭でボール遊びに興じていたそうです。
手にしているのは亡くなった愛犬が好きだったボール。
大人の目には見えませんけど、
きっとその犬も今日は一緒に遊んでいたんでしょうね。

・・そうです、と記したのは
私が帰宅する前にポンタは寝てしまったから。
つまり、まだ顔を合わせてないわけでして
明日の朝目覚めてからの対面なのです。

ただし、不良爺さんは朝寝坊なので
私が起きた頃合にはお昼寝してるかも知れませんけど(笑)

心配していた明日の空模様は傘マークも消えて
午後までは日が差すお天気に変わってくれたのが何よりです。
予定通り、お弁当を持って裏の遊歩道に出掛け
散り行く桜を眺めながら家族でお花見会を楽しめそうです。

ささやかではありますが
そんなちょっとしたことが、とても幸せに思えます。

あの桜の木の下に、今年もまた集うのです。
「おかげさまで、ポンタはこんなに大きくなりました!」
デンと立つ大きな桜の木に、それを報告してあげなきゃね。

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2013年3月28日

乳幼児は七つの顔を持っている、のか?

仕事場の喫煙室で健康診断結果をネタに雑談してると
「あ、同じです。私も多血症の疑いありでした!」と、家の娘よりも若い子に言われた。
なあんだ、君もかあ~と仲間が出来て嬉しいような気分にはなったものの、
ここで油断せずに生活習慣の改善に取り組む姿勢を保たなきゃね!

公約通り、本日はエレベーターを使わずに
仕事場の建屋の長い長い階段を3回ほど下りました。
階数で言うと2フロア分なのですが、なんたって天井が異常に高いもんですから
一般的な建物に換算すると5~6階分くらいになってしまいます。
上りはとてもキツイので下りのみ、それでも結構いい運動になりそうなので
これは毎日続けて行こうと思っております!

衰えた肉体、ぶよぶよになる前に何とかしなきゃっ!!



さてさて、明日は娘がポンタを連れて泊まりに来ます。
土曜の花見に備えての宿泊ですが、どうも当日のお天気があまりよろしくないようで
去年と同じ桜の木の下で一緒に写真を撮れるのか微妙な雲行きです。
日頃の行いはいい筈なのになあ・・

そのポンタ、今日は散歩がてら近所の桜を堪能して来た模様。
娘から写真が送られて来ました。


なんと、またまた顔付きが変わってまして・・(汗)
乳幼児は七つの顔を持つという、あの七色仮面なのでありましょうか。

あ、ご存知ない60年代以降に生まれたお若い方々へ。
七色仮面とは、こんな人だったのですよ。


七つの顔を持つ男、名探偵「多羅尾伴内」をモチーフに
川内康範が原作と脚本を手掛けたTVドラマのヒット作であり、
驚くことに製作当初から劇場公開を前提に35mmフィルムで撮影されてたんだそうです。
当時、小学校に入る前だった私の家にはまだテレビジョンが無かったので
母親に連れられ劇場で何作か観たことを今でも覚えています。
ちなみに主演交代で二代目として七色仮面を演じたのは千葉真一さんでした。



勧善懲悪、わかりやすい時代でしたね。


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