2019年5月24日

乱高下


昨夜、高値に驚いた猫さんのご飯。
今朝になったら874円に下落していた。
なんだよ、この乱高下。
とか言いながら
何食わぬ顔で注文したさ。
アマゾンプライム
相変わらずスリリングだわ。
ま、これもまた楽しみのひとつ。

2019年5月23日

アマゾンあるある


うちの猫さんはこれが好きだ。
他の銘柄だとあまり食べない。
アイムスのチキンじゃないとだめ。
味なのか、ブランドなのか、
何がいいのかはわからない。
なので在庫を切らすことはままならず
そろそろ買っておかないとなあ・・と
いつものようにアマゾンを開く。
昨夜見たときは800円を切っていたので
よ―し、今が買い時だ。
明晩他の物と一緒に注文しよう。
なんとなく安心して寝た。

そして今夜、
仕事場から戻って開いてみると
げっっ!!1269円に値上がりしていた。
その差450円ほど。
これ、アマゾンあるあるで
日用品は価格変動が結構激しいのだ。
酷いときには1800円くらいまで上がってしまう。
それは百も承知だから安い時を狙って買っていた。
(過去の最安値は698円だったと思う)
なのに、なんてこったい!
油断なのか、気の緩みなのか
今夜はひたすら後悔してる。
今月いっぱいはウォッチしなきゃ・・(涙)


2019年5月22日

交換針


数年前からアナログディスクの需要が高まり
関連商品の売り上げも急速に伸びているというのに
MM型カ―トリッジの老舗であるSHUREは昨年
突然カ―トリッジの生産を打ち切ってしまった。
もはや商品は市場に残っているものだけで
交換針に至っても状況はまったく同じなので
販売価格が高騰する困った事態になっている。

幸い互換性のある交換針の場合は
製造中止となった品番の物も含め
現在も他のメ―カ―が製造していて
SHUREに関しては日本精機宝石工業株式会社の
JICOという交換針がポピュラ―だ。
アマゾンでも売られていて案外と安い。
ところが細かく調べていくと
カンチレバ―にテンションワイヤ―が無かったり
オリジナルの仕様とは違う部分が見受けられ
音質も大きく変わってしまう不安もあり
M-75Bの今後のために買っておくには度胸がいる。

う―ん・・と、しばし躊躇っていたら
正規品を大量に仕入れた業者さんを発見した。
在庫は相当な数のようで
40個50個のまとめ買いも可のようだ。
おまけにJICOより格段に安い。
これは買うしかあるまいと
試しに1個、早速注文してみた。

2019年5月21日

シェルの不思議


ヘッドシェルって
どれもこれも艶消しなのは何故なんだろ?
ト-ンア―ムはみんな光沢があるのに
先っちょだけがマット仕上げになっている。
艶やかな物もひとつくらい有っていいよね。
古めかしいデザインのシェルならなおさらだ。
僕なら欲しいな。


憧れのオルトフォンSPU、
この武骨な体と控え気味の光沢が大好きだ。
一度は使ってみたい、そうは思っても
昇圧トランス内蔵の、この重量を支えるには
やわなア―ムにサブウエイトを付けるくらいじゃ駄目だ。
やはり同社のRMG-309にマウントしたい。
(YP-400と同じくJ字型の往年の名機である)


そしてタ―ンテ―ブルはガラ―ドの401、
このラインナップじゃなければ納得が行かないという
永遠の憧れと頑なな拘り。


けれど総額〇十万円となると
さすがに阿保らしくなってすぐに諦めがつく。
夢、と言っていいほどの憧れは
儚いものである。

2019年5月20日

ゴジラ


アマゾンプライムにゴジラの全作品が加わっていたので
早速一作目から観始めることにした。
1954年の封切り、僕が生まれた2年後といえば
「戦後」とはいっても、まだあちこちに
戦争の記憶や癒すことのできない傷や痛みが残っていた頃だ。
母親に連れられ、帯広の街へ出掛けると
白衣を着た帰還兵が義手や義足をあからさまに見せつけながら
街角でハモニカを吹いて日銭を稼ぐ光景を
その悲しい音色と共に、今でもはっきりと覚えている。
そんな時代に作られた作品に、圧倒されるだけだ。
そんな時代に作られた作品だからこそ
どこか暗く、重く、もの悲しい。
放射能の恐ろしさと核開発競争の愚かさを
ゴジラの身を纏い我が国は世界に問うたわけで
戦争を体験した先人たちの真っ当な主張は
現代に生きる我々の心にも容赦なく突き刺さる。
はっぴいえんど、とは行かないところに
ゴジラの本質と日本人の血が、垣間見える。
そんな気がするのだ。


2019年5月19日

ハンダの匠


この美しいオリジナルのヘッドシェル、
不注意から断線させてしまったのだが
某リペアショップの「ハンダの匠」に
修理して頂けることになった。
ありがたいことである。

50年前のクラシカルな造作というだけで
音響特性的にど―たらこ―たら言う人もいる。
けれどYP-400は、これでなくちゃいけないのだ。
アナログは相性、それに勝る結果はない。
そして視覚に訴えかけてくる姿形も
アナログの醍醐味なのだから。

2019年5月18日

ダイヤト―ン

遅ればせのGWもどきというか
月曜から金曜まで、のんびりと五連休を過ごした。
とてもタイムリ-なことに
火曜にはヤフオクで落としたYAMAHA YP-400が届き
連休の間はアナログディスクをかけ捲ってしまったが
いい物を手に入れた喜びで至極の時間を堪能できたと思う。
明日の土曜からまた仕事なのが憂鬱ではあるが・・


現在の我が家のモニタ―スピ―カ―は
YP-400の少し前に発売されたダイヤト-ンのDS-251だ。
2年ほど前、近所のハ-ドオフで購入した。
過去にはいわゆる名機と呼ばれていた物なのだが
僕は当時から、あまり関心を抱くことのなかったモデルである。
いや、好きではなかった、と言う方が正しいのかもしれない。
では何故に買ってしまったのか、
やたらと綺麗なのに1万円を切っていたことと
当時はやかましく感じた高域の刺々しさが
この年齢に至ると(聴感の衰えで)
ちょうどいいバランスに聴こえるのでは、という直感からだった。
発売から50年、エ-ジングも十分にされてるだろうと
更に値切った挙句、車に積み込み持ち帰った次第。



ご覧の通り、これまたニアミントと言えそうなほど
エンクロ―ジャ―もサランネットも
肝心のユニットまでもが、驚くほど綺麗な状態で
そして音の方も狙い通り、しゃくれた感の広域は影を潜め
穏やかで繊細な音に変貌していた。
アルニコマグネットのウ―ハ―も、質量ともに申し分なく
バランスよく張り出す音に小躍りした記憶がある。

これが今でも、よく鳴ってくれているので
新たに加わったYP-400が本領発揮できるんだろうね。
70年代の音楽は、やはり同時代に生まれた機材で聴くのがいい。
アナログは、単なる懐古趣味で楽しむものではない。
「マッチング」を模索することから始めなきゃ。
人間の交わりや関りも実は同じ「そこから」なんだと思う。
奥は、深いものさ。