かずら的日常
徒然なるままに ゆるりと生きてゆくのです
2019年8月7日
8月7日
実家と病院を行き来するだけの毎日、すでに半月が過ぎてしまいました。停滞したままの日常は酒の量が増えるだけですね。
数年ぶりに戻った実家の真ん前に怪しいラーメン屋が出来てました。見るからに怪しいです。通りの反対側からチラ見するだけで、中に入る度胸はありません。けど不思議なもんで、気になって仕方ないんです。明後日から寒くなるんで(誘われるように)入ってしまうかもしれません。
https://blogs.yahoo.co.jp/men_no_nariyuki/65083602.html?fbclid=IwAR1j-H6JgVlPFEbDhA8ZBuP9th9pvMOzxrQ1eUxHdwoWDB-uO7LIoRAdgcI
2019年8月5日
8月5日
帯広での生活、早いもので二週間が過ぎてしまいました。日常があまりにも淡々としてるんで、毎日の時間が長く感じられます。此処で暮らしていると、空気と飯さえあれば生きていられるように思えてしまうのが不思議です。
田舎って、退屈な処なんですよ。だから皆、人と会って話し始めると、延々とお喋りが終わらない。あくせく生きてないから、時間を惜しまずにお喋り出来るんでしょうね。
母が入院してる緩和ケア病棟の医者も看護師も、みんなお話好きです。こちらがエンディングに持って行かない限り、ずーっと話を聞いたまま立ち去ろうとしません。病院とは思えないほどの、のーんびりとした空気感。これは或る意味すごいことですよね。
午後7時の空と月、この色合いと風合いにも十勝らしさを感じてしまいます。
2019年8月3日
8月3日
母が入院している病棟のデイルーム、書籍コーナーで素敵な本を見つけた。この町で、幼い頃から少年期にかけて目にした風景が蘇る。そうなんだよ、この時代の帯広の街は躍動感に溢れてて、たくさんの人と車が行き交っていた。駅へと続く西2条の通りは、夕方になると人の波が途絶えることなく、とても賑やかだったんだ。そんなことを思い出させてくれた一冊の本、横浜に戻ってから手元に置こうと思ってる。
2019年8月2日
8月2日
先月の23日から今日に至るまで、ずっと帯広の実家に滞在してます。帰る予定も掴めないため片道切符でやって来ました。今年の冬で98歳になる母、肺に影があると言われ精密検査を受けたところ、あちこちに転移したステージ4であることがわかり、余命1ヶ月を宣告されたからです。折しも帰省で混み合うシーズン、何かあってもすぐには帰れませんし、会話が出来て頭もしっかりしているうちにお別れをしておきたいのと、今まで親不孝を重ねてきたので最期を看取る義務がありますからね。なので今日に至っても、いつ横浜に帰れるのか見当もつかない状況です。
当初は入院を嫌がる母の気持ちを優先して在宅看護を予定してたんですが、僕が行く前日に容態が悪くなり緊急入院、帯広厚生病院の看護ケア病棟で治療を受けています。現在は安定してますけど、極めて高齢ですから急変する可能性も高く、この際なので腹を括って最期まで傍に居てあげることにしました。
折しも猛暑の帯広、夕方になると横浜じゃ見られないような空の色に驚かされます。朝の6時に目覚め、日付が変わる前に床に就く生活にも慣れましたけど、ぼーっとしてるだけの毎日、酒の量が増えるばかりです。
長くなりましたが、近況報告ということで。。
2019年7月27日
7月27日
病室での母。
膝の上に、娘が持参した猫が乗っている。
よほど気に入ったらしく
ベッドでは片時も離さずにいた。
名前は「ももちゃん」という。
2019年7月23日
7月23日
わけあって、帯広へ向かっています。
2019年7月3日
同じ茶トラではあっても
うちの子と同じ、茶トラが主人公。
けれどうちの子とは違い、賢すぎる猫。
どちらが可愛いかって?
そりゃあ馬鹿な子の方が可愛いに決まってる。
同じ茶トラではあっても
英国生まれの彼に比べて
うちの娘は耳がデカイ。
頭からピンと張り出している。
同じ茶トラではあっても
英国育ちの彼は気品がある。
ところがうちの娘の日常はというと
・・こんなだ。
いいのだ、これで。
喰って寝るのが毎日のお勤めなんだから。
ごろごろしてる振りをしながら
人間を観察して、遠い宇宙の星に情報を送信する
ご先祖様はそれが役目で地球に送られて来たんだからね。
尖った耳は交信用のアンテナさ。
そして時には、こんな表情を浮かべて
胸キュンさせる得意技まで持っている。
立派な武器だ。
前述の映画を観ながら思った。
うちの子の方が絶対に可愛い。
こんなに可愛い茶トラは他に居ない。
娘の口癖だが、確かにそれは正しいと思う。
「
ボブという名の猫
」いいお話だった。
僕も真似てみようかしら。
ライブに連れて行ってもいい?(笑)
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