2013年4月11日
ガサゴソと
思い立ったらすぐに始めるのが私の流儀、
アジャスタブル・ブリッジのJ-45にニッケル弦を張ってみました。
ふだんはエレキの弦の買い置きなんてしてませんけど、
ガサゴソと探してみたら10年ほど前に買った(貰った?)ダダリオのXLが出てきたもんで。
スケールの短いギブソンに、10-46はさすがに細すぎたようで
やはり11-49くらいはあった方がいいんでしょうね、
ふにゃふにゃのテンションです。(当たり前か)
それはともかく、アンプに通してみると
マウントしてあるM-1のPUでは音が柔らかすぎで中域のメリハリがありません。
L&Rの製品ですから、たぶんブロンズ弦に合わせた音作りになっているんでしょう。
もう少し荒削りな音が欲しいところです。
うーん、これ買っちゃおうかなあ。
ビルローレンスのA-300、
アコギ用として作られているくせに何故か「スチール弦専用」という不思議。
値段も安けりゃ音もチープ、てぇところが気になる存在なり。
J-45用に成田のショップに注文しようか思案中なのであります。
あ、ついでに11-49のEXL115辺りも一緒に。と思いながらサイトを開いてみると
嬉しいことに以前よりも値下がりしてました。
円安の影響で値上がりする前に注文しておいた方が良さそうですな。
などと書きながら、さらにガサゴソと発掘作業をしてみると
記憶から消え去っていたこんな物が出て来ました。
ディーン・マークレーのTAHOEというブロンズ弦用のPUなんですが、
買ってはみたものの音が硬くてエレキっぽいので当時は好みに合わず
未使用のままガラクタ箱の奥の方に仕舞い込まれていた代物なり。
待てよ?これ、ニッケル弦には合うかもしれないぞ。と、少々の期待。
明日にでもJ-45のM-1と取り替えてみることにします。
初期不良だったのか、僅かにハムが出ていた気もしないではありませんが
一度試してみる価値はありそうですね。
いやあ、それにしても
恐るべし我が家のガラクタ箱!!
・・て、健忘症がひどくなっただけなのかも(笑)
*
2013年4月10日
Weathercock Blues
夜な夜な、部屋の隅で長らく眠っていたギターを取り出したりしてるもので
閉めきった部屋の空気が少し埃っぽく感じられます。
ニッケル弦を張ったアコギが近頃のお気に入りであることを
ここ最近のBlogに何度も書いておりますが、
じゃあ「本物」のエレキはどうなんだい、とばかりに
今夜は奥の方からこいつを引っ張り出してみました。
エピフォン・カジノ、韓国生産の時期なのであまり上物ではありませんけど
持ってるだけで何となく嬉しくなる(絵になる)モデルのひとつです。
2年ほど前に一度だけライブで使ったきり手入れもしてなかったので
錆びてはいないものの弦は完全に伸びきって死んでました。
ちょっとこれでは様子が掴めないので、後日弦を張り替えてアンプに通してみます。
とはいうものの、アコギの厚い胴に慣れてしまっているせいか
セミアコの大きめな形であっても、薄いボディには中々馴染めません。
私の場合、やはりドレッドノートのスタイルが一番しっくりくるようです。
そうなると、ますますJ-160Eを取り戻したくなるのでありまして
欲望が渦を巻きながら沸々と心を焦がしているのです。
気まぐれで尻軽な私。
毎度のことではありますが、困ったもんですね。
浮気者だとあいつは言うが
夢見る男は尻軽なのさ
熱い想いもいつかは冷める
イカサマ野郎にはなりたくねえ
風に流され風に彷徨う
おいらのあだ名は風見鶏
安酒あおって西から東
クッククックー風見鶏
「Weathercock Blues」・・(昨夜に続き)なんちって~な即興詩
*
2013年4月9日
空のギターケースのブルーズ
スタッフォードのMartin D-28Eのコピーモデルを引っ張り出してきて以来、
ニッケル弦を張ったアコギの音とタッチが妙に気に入ってます。
数年前、諸事情からGibsonのJ-160Eを手放してしまいましたが
その頃はブロンズ弦のみで、一度もニッケル弦を張ってみなかったことが悔やまれます。
P-90、きっといい音したんだろうなあ・・と。
アコギの場合はエレキと違い、サドルが非電導の素材ですから
ニッケル弦を張るとアースが取れなくてノイズが出るんですよね。
J-160Eはブリッジの裏側に鉄板を張ってアースを取ってましたけど
スタッフォードもノイズが全く無いところを見ると、たぶん同じ構造になってるんだと思います。
・・でも、ほんとかな?
私のJ-45にはL.R.BAGGSのM-1パッシブをマウントしてありますが、
ライブではエアーで拾うことが多いのでピックアップはほぼ「飾り」状態でした。
チープなエレキっぽい音に耳が馴染んでしまったこともあるので
ハムやノイズがどの程度のものなのか分かりませんけど
このまま何も手を加えないでニッケル弦を張ってみようかと思うんです。
音の太いM-1、果たして結果は如何に!
ああ・・
それにしてもJ-160Eとの別れが悔やまれる。
あの子の全てを知ることも無く、別の男の処へ行くのを許してしまったことが。
あの子は行っちまった
俺を置き去りにして行っちまった
あの子は行っちまった
俺に微笑みかけることもなく行っちまった
調子はどうだい、あれから
うまく行ってりゃ何よりだけど
空のケースが
今夜もお前を待っている
空のケースが
今でもお前の寝床なのさ
空のケースが
今夜もお前を待っている
空のケースが
今でもお前の寝床なのさ
「空のギターケースのブルーズ」・・なんちって(笑)
*
2013年4月8日
名物
毎年、敷地内の竹林から収穫される
その旬の筍が今朝、大家さんから届けられました。
晩ご飯を待つ間、さっそく刺身で食してみましたが
その香りと食感に、今年もまた春を迎えられた喜びが湧き起こり
お日様と巡るめく季節に感謝しながらの晩酌となりました。
筍ご飯は我が家の食卓を彩る春の風物詩なのですが
いつの間にやら、かずら邸の名物となってしまったようで
その味を体験した者たちからは羨望の目で見られています。
とある者からは、桜が開花して間もない頃から
おねだりにも似たメッセージが送られて来たくらいです。
・・今年こそは筍祭りを催さなければ苦情が来てしまうかも(笑)
そんなわけで、
調子に乗って喰い過ぎてしまいました。
明日の朝には、頭から筍が生えているやも知れません。
髪の毛の間から何かが出っ張っていたとしても
それは角じゃないですからね!
*
2013年4月7日
あおぞら
夏の台風一過の青空とまでは行きませんが
嵐が去った後のお日様と空の色には心が洗われます。
土砂降りの雨の中を御主人様を乗せて走り
帰宅後も庭で強烈なシャワーを浴び続けた愛車Kクンは
朝を迎えると洗車した後のようにピッカピカになっておりました。
大量の水を被ったせいなのか
一時的にラジエーターのファンが回らなくなっていましたが
今夜帰宅した頃には(思い出したように)回り始めました。
明日修理に出さなくてはと思っていたんですけど、まずは一安心です。
旧い車ですから、接触不良でも起こしてたんでしょうかね?
お天気が回復したおかげで
世の中の人心はひとまず落ち着きを取り戻したのか
今夜は昨日のような「頭のおかしい方」の出没はありませんでした。
青空に感謝です。
バタヤンこと、田端義夫さんの自伝的映画が出来たんですね。
「オース!バタヤン」これは観ておきたいものです。
94歳にして今も現役、無類の女好きの人生、
小脇に抱えたナショナルギターも健在です。
主題歌がまたいいのです。
*
2013年4月6日
晴れたらいいね!
春の嵐、凄まじい雨でした。
*
仕事場からの帰り道がそのピークと重なり
大きな水溜りというか冠水した場所に入ると
その抵抗でエンジンブレーキが掛かったかのように
いきなり減速してドキッとしてしまいます。
水の圧力って凄いもんだなあと改めて思いました。
嵐の夜って、急激な気圧の変化からなんでしょうか、
頭のおかしな人がよけいにおかしくなって
いきなり狂い出すのかも知れません。
先日の嵐の日もそうでしたが、今夜も乱暴な口調の客から電話が入りました。
久しぶりに遭遇した典型的なクレーマーです。
一方的によく喋り、こちらが口を挟むこともできないまま
いきなり質問してきたかと思えば
こちらが答え終わる前に言葉を畳み掛けて来て
挙句こちらをボロクソに罵ります。
たぶん、世の中への不満が鬱積してると思われるその若い男、
電話の中では己が世界の王であることに酔いしれているかのようでした。
けれども聞いてる私はその汚らしい言葉を浴び続けるのみ。
自分の思い通りに事が運ばないとキレる、
そんな身勝手な、屑みたいな人間で溢れています。
私、そろそろこの仕事場からおさらばしようかと思います。
狂った人間共の相手をするのはもう御免ですもの。
正直言うと、明日は休みたいくらいの気分です。
大人げない・・ですかね。
明日は晴れるかな。
晴れたらいいね!
明日は晴れるかな。
晴れたらいいね!
*
2013年4月5日
わからない節
「景気」って、なんなのさ。
株価が上がって
購買意欲にも上昇傾向が伺える
なあんて言いながら
TVのニュース画像に出て来たのは百貨店の貴金属売り場、
「このところ百万円を超える物がよく売れてます」ですって。
そしてインタビューを受けた買い物に来ていた老婆、
「株が上がって、気が大きくなって、ぽーんと買いたくなっちゃった」ですと。
・・は?
いいかい、騙されちゃいけないよ。
そのうちTVや新聞はこぞって「景気は回復してる!」と言い出すに違いないんだ。
けどそれは輸出関連の大手企業の業績と、富裕層の懐具合だけ。
庶民には全く関係ないどころか、何のご利益もないお話。
ところが日本人てやつは無類のお人好しだから
周りで好景気の大合唱が始まると、ついその気になってしまい
流行?に乗り遅れまいと、金も無いのに贅沢してみたくなるものなのよね。
給料がどーんと上がるわけでもなく、
預貯金がふんだんにあるわけでもない、
そんな庶民が「ちょっと贅沢」したくても予算が足りない。
しかし世間体もあるから無理しちゃお!
その挙句がカード払いかキャッシング、
シナリオ通りに銀行さんが潤う結果となるわけさ。
低金利だ、今がチャンスだ住宅ローンだ。
おおそうだ、ついでに車も買い替えだ。
流れに乗ろうとする庶民の「購買意欲」によって
不動産会社と自動車メーカーと銀行と、この辺りはホクホクだろうね。
デフレからの脱却?
いやいや、アタシらはむしろデフレ状態がありがたい。
給料が増えることはないんだから、物価上昇は困るのことよ。
で・・
「景気」って、なにさ?
我が家の猫も、そう申しておりますが。。
*
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