2013年5月7日

ゼロフレット



またしてもFBの松居さんのタイムラインに懐かしい物が・・
イタリアEKO社のRangerというギターです。
ヨーロッパでは最も売れた製品と言われてますが日本では知る人も少なく
私が初めて見たのは71年頃に京都で知り合ったテッちゃん(故・岸本哲)が
誇らしげに家に置いてあったのを目にした時でした。
やたらに重く、お世辞にも良い音ではなかったことを覚えていますが
あの当時に(珍しい)これを選択して購入した彼のセンスには凄さを感じてしまいます。

数年前にこのモデルが中国生産で復刻され、新潟のショップで売られていることを知り
懐かしさのあまり注文しようかと思ったことがありました。
けれど、どうせろくな音じゃないだろうからと、いったんは断念したんですが
去年の暮れに再びサイトを覗いてみると、安い価格が更に値下がりしていて
思わず注文クリックを押しそうになりました。(その時も冷静に断念しましたが)

そして再び目にして・・

心が揺らいでいます。
三十数年ぶりくらいに電話で声を聞き、
いつか彼の経営する店でライブをやろうと約束しておきながら
それが叶わず再会も果たせないまま他界したテッちゃんの
なんだか形見みたいな気分になるものですから。

テッちゃん、どうしようか?


もうひとつFBから。
中川砂人さんが最近仕入れたというこのギターが凄いですね。
なんとアコギにBigsbyが取り付けられたIWANEKO Guitarのモデルです。
http://iwaneko.la.coocan.jp/craft/jisaku18_album/jisaku18_album1.html

この発想にはたまげました。しかも特殊な構造で
トレモロ・ユニットはトップの響板と一切接触してないんですよね。
いったいどんな音を奏でるのか、イサトさんの現場仕事が楽しみになります。
師匠!待ってますよ!!

で、実はこの二つのギターに共通することがあるのです。
それはアコギにはタブー視されていた「ゼロフレット」が付いていること。
古の構造で、現在はエレキを含め姿を消してしまった0番目のフレットなのです。
EKOはそれなりの年代物ですから有っても不思議じゃないですが
IWANEKO Guitarは最新のモデルでありながら(敢えて)採用しています。
http://iwaneko.la.coocan.jp/iwaneko_guitars/details/details_02/details_02.html

実際に体験したことのある古い方ならお分かりでしょうけど
ゼロフレットが有ると指先がとっても楽チンだし、ピッチも良くなるんですよ~

EKO RangerⅣの復刻モデル、どうしようかなあ・・(悩)

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2013年5月6日

SAILIN' SHOES


GW、終わっちゃいましたね。
日曜・祝日も普通に仕事の私には休日の恩恵はありませんでしたけど
仕事場までの道が空いてるのは快適でした。
何はともあれ、たっぷりと休まれた方々は明日から仕事にお励みください。

今宵はアマゾンから到着したリトル・フィートのBOXセットを聴いております。
アルバム5枚分、紙ジャケにディスクが裸で放り込まれただけの装丁が如何にもアメリカ!
おまけにリマスターも施されてない音がむしろアナログっぽくていい感じです。
なんたって1982円という破格のお値段が素敵すぎて買っちゃいました。
だって、アナログ盤を処分した後は、どのアルバムも手元に無かったんですもの。

昨晩から続く鼻水症候群をものともせずに、ただいま2枚目のSAILIN' SHOES!
名盤ですなあ、楽しい!!

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2013年5月5日

5月5日に思ふ


長嶋と松井、師弟コンビのW受賞。
アベちゃんの人気取りだ、二人の格が違いすぎる、などなど
私も疑問に思ってしまう今回の国民栄誉賞の授与でした。

でもね、長嶋さんが元気な姿を見せてくれて
松井の謙虚なスピーチと礼をわきまえた姿勢を見ていると
やはりジンとくるものがありましたよ。
気が付くと私は野球少年に戻り、テレビの画面を凝視してました。

二人お揃いのスーツにシャツにタイ、なんて素敵な演出でしょう。
脳梗塞で倒れて以来、往年の華やかな時代から大きく変貌した長嶋さんの姿。
右手は動かず、顔は歪み、言語に障害も残っています。
球界関係者や家族は、今の姿をファンの前に曝け出すことに抵抗があったかも知れません。
そりゃあそうです(あの大スター)ミスターなんですから。

お茶目なミスターは、ちっとも変わってませんでした。
悪戯っぽく笑う目もあの頃のままです。
打席に立ったときの闘争心も衰えてないようで
左手1本で構えたバットは明らかに「打ちに」行ってましたもんね。
高めに抜けたボールの軌道を完璧に捉えてましたし
タイミングもどんぴしゃでした。惜しい~!!と、思ったくらいです(笑)

5月5日、子供の日。
抜けるような青空が広がったのは、「晴れ男」ミスターのおかげなのでしょう。
長嶋さん、魅せる野球は大切ですよね!
そして松井クン、ニューヨーカーをも魅了させたあなたの姿は誇りです!
(彼のためにヤンキースは引退セレモニーを行う予定だそうです)

けれども粋な計らいのアベちゃんよ、
あなたに贈られた(96代目総理大臣)96番のユニフォームは
決して96条を書き換えるための応援メッセージじゃないですからね!!


中継を観ていたせいで家を出るのが遅くなってしまいましたが
長男宅へ出向き、子供の日を祝って参りました。
純真なこの子たちに、私たちは何を残してあげられるんでしょうか。
この国を駄目にしてしまった当事者である爺さん婆さんにとっては
それが大きな大きな課題なんです。

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2013年5月4日

For What It's Worth



FBフレンドの松居功さんから、今日がリッチー・フューレイの誕生日だと知らされ
懐かしくなってYouTubeをあれこれ探索してたら、こんな映像が出て来ました。
67年のバッファロー・スプリング・フィールドです。
モントレー・ポップ・フェスティバルのライブ、しかも(貴重な)カラー映像であります。

あいにくと、ニール・ヤングは一時脱退してた頃で
その代わりと言ってはなんですが、デヴィッド・クロスビーがゲスト参加しています。
(これがまた渋いのですよ)
スティーヴン・スティルス(私らの時代はステファン・スティルスと呼んでいた)は
若く精悍な頃で体もスリム、後にマナサスを生み出すパワーが漲っており
眼鏡のリッチー・フューレイはとてもキュートに感じられます。

冒頭のMC、あれ~誰だっけ~?
しばらくして思い出しました。モンキーズのピーター・トークです。
彼もまた、キュートな好青年でしたね。

ああ、なんだか幸せな気分になりました。
松居さん、ありがとう!



そして69歳を迎えたリッチーを含め、当時の細かった皆様は
今じゃこんなにブヨブヨになってしまいました。
アメリカ人て皆、晩年は太ってしまうのは何故なんでしょ?


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2013年5月3日

Nashville Skyline


青空の下で穏やかな笑みを浮かべてポーズを決めるディランの「Nashville Skyline」
そのジャケット写真には惹かれたものの、発売当時は興味が湧かずスルーしていました。
1969年・・ロックを聴き始めたばかりの田舎の高校生には
カントリー・ミュージックなんて理解できる筈もなかったですからね。
その後、バーズやフライング・バリット・ブラザースを聴く頃になっても
この(ロックではない)アルバムの音に触れようとすることはありませんでした。

あれから40年とちょっと。
この写真を目にする度に「いい絵だなあ~」と、思いながらも
LPもCDも、一度も手にすることは無かったのです。

もういい頃かな?
そんな気分で、今になってからようやく手元に置くことになりました。
「やあやあどうも、やあどうも」
ディランがそう言いながら微笑みかけているようです。

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2013年5月2日

Ramblin' Man


某量販店で売られているフェンダーのコラボTシャツ、
銀座へ出掛けた娘に買って来てもらいました。
近所の店じゃ置いてないんです。田舎だからでしょうか(汗)

けど、デザインが数種類ある割には、これっ!てやつが無いんですよねぇ。
胸にテレキャスが1本、背中にロゴ、そんなシンプルなのが有れば一番いいのですが
無いんですよ、これが。
やむなく選んだ「カタログTシャツ」です。


さてさて、完全オフの今日はGodinと共に長い時間を過ごしました。
やはりいいですね、この音は。
アコギとエレキの中間色のトーンで面白いんです。
iPhoneで録ったデモをモニタースピーカーで鳴らしてみると
アコースティックな感じに聴こえて、とても自然なバランスになってました。


おかげで今日も、いろんなアイディアが浮かび
幾つかの歌を「エレキ・バージョン」に焼き直すことが出来ました。
アンプから出る音を聴きながら歌っていると
不思議なことに、どんどんポップになって行くんです。
「今宵夢路より」という曲は、すっかりリニューアルされてしまい
また或る曲は(お披露目する前に)ブルーズに変わってしまいました(笑)

まだまだ磨きをかけなければね。
すでに半年以上もライブから遠ざかってしまってますから
喉が錆び付いてしまわぬよう気をつけます。はい。

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2013年5月1日

五月はジェリー・ジェフ・ウォーカーから始まった


アマゾンから仕入れた廉価盤のCD、
とりあえずカーター・ファミリーを1枚だけ聴いてから
アナログ盤を売り払って以来久しぶりのジェリー・ジェフ・ウォーカーへ。
おっさん、いい声してますなあ・・


ガイ・クラークのLA FREEWAYやDESPERADOS WAITING FOR A TRAIN、
LIKE A COAT FROM THE COLDなどを改めて聴いているうちに
昔アナログ盤で持っていたガイのアルバム「Old No.1」が欲しくなりました。


「Old No.1」と「Texas Cookin」がカップリングされたCDが安く出てますし
手元に無いと何だか落ち着かないので次回注文することにしましょう。

わ、ジェシ・ウインチェスターのMISSISSIPPI YOU'RE ON MY MINDも入ってた!
このカヴァーも実にいいですなあ。
「ULTIMATE COLLECTION」侮れません。満足!

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