古傷というか何というか
毎年一度は必ず痛くなるほど慢性化した箇所だ。
けれど今回は最初の痛み方がちょっと違った。
骨や筋ではなく、神経に電流が走った感覚。
これは初めての経験だったので
当初から嫌な予感だけはしていた。
案の定レントゲンを撮っても
関節は綺麗だし患部らしきものが見当たらない。
ただ、右側の傷めた方の足にわずかな痺れがあり
これもまた初めて経験する症状だったのだ。
腰痛が治まった後も、この痺れだけは残り
気味が悪いので再度診てもらおうと思っていた矢先、
昨日から激しく痛みが生じるようになってしまった。
おまけに右足全体が痺れている。
ありゃりゃ。。
一番痛みを感じるのは直立してしばらく経ったとき。
椅子に座ったり、しゃがんだりするのは平気だし
立ったり座ったりする動作もスムーズだ。
けれど何故か、直立すると痛みが激しくなってくる。
こんな症状は初めてなので戸惑ってしまった。
直立すると痛みが出るということは
歩く時も、もちろん痛いというわけで
わずか300mほどの距離にある整形外科へ行くのにも
歩幅を詰めて老人歩きをしなければならず
その姿を想像すると情けなく思えてしまうのだが・・
背に腹は変えられず、午前中に整形外科の再診を受け
症状を説明すると、やはり神経系だろうとのこと。
提携してる脳神経外科の予約を取ってもらい
明日そこでMRIを撮ることになった。
ああ・・
能天気な私にしては珍しく落ち込んでしまう事態。
でもね、
どこか客観的で他人事みたいに思ってる節もあるのが
事故や病気で幾多の修羅場に遭遇しても
どこかそれを楽しんでいたという私の馬鹿さ加減。
これは未知との遭遇だと言わんばかりに
ワクワクしながら2時間半もの手術を受けたこともある。
なので、明日は何を言われるか
密かに楽しみにしていよう。
馬鹿さゆえ、ね。