モニタースピーカーの入れ替えに伴い
長らく手付かずのままだったデスクトップを整理しました。
8Cmユニットのバックロードホーンだと低域が強調され
リスニングには支障が無くてもモニターとしてはちょっとね。
思い切ってロクハンをディスプレイの脇に置くことにしたのです。
そのスペースの関係でデスク右奥の整理をした次第。
久しぶりに聴いた東芝製の謎の16Cmユニット、
コーン紙が薄くて軽いこともあり音の反応がとてもいいです。
特に中高域がいい、コアキシャルユニットかと思わせるくらい
センターキャップから粒立ち良く高域が張り出して来ます。
分解がいいので打ち込み時のモニターとしては申し分ありません。
低域がやや不足気味なので(例によって)百均セリアにて
210X120X60mmのスポンジブロックなる物を見つけ4個購入。
スポンジという名称であっても硬質ゴムを思わせる硬い材質で
デスクの共振防止と低域の締まり具合に効果的でした。
当初は下駄型に立ててセッティングしたんですが
中高域とのバランスを取るため平に並べてベタ置きに変更。
定位も良く、いい塩梅の音質になってくれました。
無名とは言え、やはりこのユニットは侮れない実力を秘めてますね。
大切に使わせて頂きます。
最後になりましたが・・
先月から続くウクライナでの紛争は、未だ終わりが見えません。
敵意を剥き出しにして、ひとたび拳を振り上げてしまうと
納めどころ、落としどころが見つからず
どんどん深みに嵌まって行くのが戦争の悲惨さです。
TVやNETで毎日報道される空爆や瓦礫と化した街並み
その光景を目にする度、人間の愚かさに憤り
攻撃を加えた側が悪としか映りません。
けれどそこに、ありとあらゆる類の情報が入り乱れると
もはや何が真実で何が嘘なのか
何が何だかわからなくなってしまうのも事実です。
NATOの巧妙で用意周到な戦略によって
西側の罠に嵌ったプーチンという構図も浮かんできますが
いずれにしても戦闘で犠牲になる多くの兵士や市民、
そして子供たちを思うと、NO WAR!としか言えません。
生涯を通して一貫した反戦の思いだけで
それ以上のことに言及するのは避けたいと思っています。
今はそれしか言えないのです。