2011年9月4日
・・私の青空よ
夜になってから
忘れ物に慌てたような強い雨が、ざあざあと降り出した。
窓を開けていると、湿気を伴った臭いが部屋に充満する。
それは夏の草木が濡れる清々しい匂いではなく
長雨に祟られた土が腐ったようなひどい臭いだ。
こうも蒸し暑い澱んだ空ばかり見ていると
澄んだ青空が無性に恋しくなる。
夕方、虹を見た。
けれどその虹さえも、灰色の厚い雲を背景にしては
その美しさが十分に引き立てられないでいた。
雨上がりの大きな虹は
真っ青な空が一番よく似合うというものだ。
その虹の向こうへ行ってみたくなるような
そんな感動が湧き上がるような空じゃなければ
私は嫌だ。
ああ・・私の青空よ。
*
2011年9月3日
A year today
見上げた先に
いつも空がある。
嬉しいときは
ただひたすらに清々しく
悲しいときは
澄んだ蒼さを恨んだりしながらも
人はみな
空に己の心を映し出している。
晴れれば良いというものではない。
雨だからと悔やむこともない。
その瞬間に見た空の色と雲の形が
まるでひとつの出来事を演出するかのように
鮮烈に僕らの記憶の一部となるのだから。
けれど
夕暮れの街に佇み
ビルとビルの隙間から垣間見る空だけは
なぜかいつも刹那くなるものだ。
この日の空も。
・・あの日、暮れて行く街を見つめていた僕は
理由もなく、事の顛末を予感していたのかも知れない。
頭の中が空っぽにはなったけれど、ボロボロにはならずに済んだのも
どこかで身構えて対峙していたからなんだろう。
あれから一年。
何かが変わったようで、実は何も変わっちゃいない。
それが人間という生き物の煩わしさなのだ。
明け方近くに、ちょっとだけいい夢を見た。
その続きが見たくって、何度も浅い眠りに堕ちたのだが
こんがらがった糸のように
道は迷路の如く幾つにも分かれ
何処をどう辿っても、その場所すら見つからなかった。
青く澄んだ空の色だけが、はっきりと記憶にあるだけで。
*
2011年9月2日
どどんざあ
Pick Punch、
鎌倉の知人のお店にてオリジナル包装で限定販売中。
残り4個かあ・・
注文しちゃおっかな(悩)
Bootleg KAMAKULAX http://yaplog.jp/bootlegblog/
台風12号がもたらす強い風が
裏の竹薮を揺るがす音が時折響き渡る。
木々を揺らす風の音は
「ひゅう~」ではなく「ざざぁ~」
森や林が息をしているようで好きな音だ。
その昔、今はなきハミングキッチンのアルバムにも
「どどんざあ」という歌があった。
波の音を表した素敵な響きの表現だ。
そのアルバムタイトルは「虹色ソーダ」
彼ら、どうしてるだろ。
もう数年間会ってないなあ。。
*
2011年9月1日
FFFTP開発終了
97年に曽田純氏によって発表されたFTPクライアント・ソフトウエア「FFFTP」の開発終了が
作者本人のBlog「Sotaの雑記」に記され、今後はバージョンアップを行わないことになったようだ。
この三面分割型のソフトは大変使い易く、HPの更新などで私も重宝していたものだが
フリーソフトであったこと、日本語表示であったことなど、
発表から十数年を経た今も数多くの愛用者が居ることだろう。
残念ではあるが、オンライン・ソフトウエア大賞まで受賞した優秀作を世に出した
曽田純氏に感謝の意を込めて労をねぎらいたいと思う。
このソフト、ちょっとだけ説明させて頂くと
左側がローカル・ファイル(PC)で、右側がリモート・ファイル(サーバー)となっていて
サーバーにファイルを送ったり書き換えたりするための便利ツールなのである。
バーミッションの設定変更も出来るため、オリジナルCGIの設置にも大いに役立ったものだ。
ちなみに私は10年ほど前から愛用、軽くて動作が速いことも有り難かった。
一昨年にマルウェアによる情報漏洩の報告があり、一部で被害が確認されたが
現在は対策後のバージョン1.97に改められている。
とにかく、自身でHPを作成している者たちにはとても重宝がられたソフトなのだ。
さて、昨晩に続きONE PIECE初期作品を楽しむことにしよう。
私のiPhone、ロック画面だってこれなんだぜ!
*
2011年8月31日
夜な夜なONE PIECE
九月は台風の到来で始まるようだ。
暑い暑いとは言いながらも、昨年に比べると気温は低め。
どうやら秋も早まりそうな気配だな。
さて、最近の私はというと・・
**ONE PIECE**
99年に始まったTVアニメを1作目から順にWEBで観ている。
好きなんだよねぇ、これ。
ルフィの「海賊王に俺はなる!」いつ聞いてもいい台詞じゃないか。
生まれ変われるものならば、私も海賊とやらになってみたいものだ。
ずっと好きだったんだぜ。
ホント好きだったんだぜ。
・・とは言いながら、
眼が悪くなってからはコミックを読むこともなくなり
TVで観ることも無くなってしまったもので
実は7、8年前くらいのところまでしか分からない。
今どの辺りを航海してるかも皆目見当がつかないのだが、
好きだったあの頃の初期作品をもう一度おさらいしてみようかと思ってね。
ゾロやサンジ、ウソップやチョッパーと出会った頃の
あの仲間が続々と集まって来た時代のワクワクと感動に浸りたいのさ。
幾つになっても、ピュアなものには心打たれる。
そしてその思い出も、いつまで経っても甘酸っぱい。
*
暑い暑いとは言いながらも、昨年に比べると気温は低め。
どうやら秋も早まりそうな気配だな。
さて、最近の私はというと・・
**ONE PIECE**
99年に始まったTVアニメを1作目から順にWEBで観ている。
好きなんだよねぇ、これ。
ルフィの「海賊王に俺はなる!」いつ聞いてもいい台詞じゃないか。
生まれ変われるものならば、私も海賊とやらになってみたいものだ。
ずっと好きだったんだぜ。
ホント好きだったんだぜ。
・・とは言いながら、
眼が悪くなってからはコミックを読むこともなくなり
TVで観ることも無くなってしまったもので
実は7、8年前くらいのところまでしか分からない。
今どの辺りを航海してるかも皆目見当がつかないのだが、
好きだったあの頃の初期作品をもう一度おさらいしてみようかと思ってね。
ゾロやサンジ、ウソップやチョッパーと出会った頃の
あの仲間が続々と集まって来た時代のワクワクと感動に浸りたいのさ。
幾つになっても、ピュアなものには心打たれる。
そしてその思い出も、いつまで経っても甘酸っぱい。
*
2011年8月30日
デジタルの強烈な波形は鼓膜に突き刺さる
昨日、映画を観ながらその音響について考えさせられたことがある。
劇場は横浜ブルク13、スクリーン3のキャパは129席。
音響システムはSRD-EXだった。
デジタルなので当然音質は淀みなく、クリアで素晴らしかったのだが
如何せんフロントからの音量がデカすぎて少々閉口してしまった。
わずか129席の小ぶりなシアターは、平日のせいか1/3程度しか埋まっていない。
満席であれば少しは吸音されてちょうど良いバランスになるのかも知れないが
前半分が完全に空席になっているような状態にも関わらず
いつもと変わらぬレベルの大音量を放出するのはどうかと思う。
いや、それ以前にハコのサイズを全く考慮してないようなオペレーティングなのだ。
実は以前、川崎の劇場でも同じような体験をした。
小さなハコに少人数の客、それでもサウンドはガンガンに鳴り響いていた。
スクリーンのサイズにそぐわないような大音量、
最新の音響システムのデモンストレーションかと思うくらいで
いくらなんでも、そんなに馬鹿デカク鳴らさなくたっていいのにと呆れたものだ。
私も大音量は嫌いではない。
昔、家のJBLでアナログ・ディスクを掛けていた当時は近所から苦情が来たほど
抜けの良い音を結構なボリュームで楽しむのが好きだった。
(当時はバスレフ・ポートから風圧を感じるくらいまで上げないと気が済まなかったもんで)
そんな私でも、最近の映画館の音量には拒絶反応を示してしまう。
歳を取ったから?いや、それが原因ではない。
音にもサイズがあって、目に映る物のサイズや距離とのバランスが崩れると
人間の体は不快感しか生まれてこないような気がするのだ。
それが幼児や小人だとしたら、聴覚にも悪影響なんじゃないかとさえ思ってしまう。
ね、お願い。
耳にやさしく、適度なレベルまで音量を下げてくれないかしら。
デジタルの強烈な波形は鼓膜に突き刺さる。
人間て、刺激成分を含む大音量の中に身を置くと、とても疲労するものなのよね。
・・故に昨夜の私は、疲労困憊だったのさ。
*
2011年8月29日
メーター、君が好き
車が感情を持って
喋る、走る、
それが面白い。
これって、大人が夢中になれる映画だよね。
隣の小人そっちのけで楽しんじまった(笑)
メーターの精巧なフィギャーが欲しくなったけど
どこにも無かったのが残念。
あの錆びたボディを再現するのは
樹脂じゃ無理かも知れないけどさ。
メーター、君が好き。
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