夜になってから(暇な)クレーマーのお話をずっと聞かされてしまいました。
某大手食品会社の独身寮に住む20代後半くらいの男性、
コンプライアンスがどうだらこうだらと、冷静な口調ながらも執拗な語り口。
この手の頭脳明晰な輩には、こちらから余計なことを言わないのが鉄則ですから
ひたすら相槌を打つのみで、じっと我慢の根競べと相成った次第です。
幸いなことに20数分で解放されましたけど、
一歩間違うと平気で1時間くらいは喋りそうな相手だったのでほっとしました。
それにしてもね~
まだお若いのにネチネチと細かな指摘を繰り返すこの方、
会社ではどんな仕事ぶりなんでしょうかねぇ?
じっと話を聞いてるうちに、こいつが不憫に思えてきましたよ。
ついでに、こんな男が在籍してる会社の商品なんて買いたくない気分にもなりました。
ふう。。世の中、病んでますな。
私ね、思うんですよ。
日頃はお客に愛想を振りまいてるような企業の方々が
いざ自分が客の立場になったときの振る舞いや言動には注意するべきなんじゃないかと。
もしかすると、こちらがその会社や商品の顧客かも知れないんですからね。
不動産会社、銀行、旅行会社、この辺りの役職者が特に横柄です。
一番びっくりしたのは選挙期間中の後援会事務所の人間からの電話。
おいおい、有権者にそんな口の利き方してたら、お前んとこ落選しちまうぞ!?
こちらが慌てました。
けど、案の定その候補者は落選しましたけどね(笑)
大らかに生きましょうよ!
怒りの矛先はきっと他にある筈なんですから。
弱い者いじめは慎みましょう!
或る日立場が逆転することだってあるんですから。ね。
さてと、この請求書を記入して投函せねば。
明日の休日は他にもご用が山積しております。
あ、Keiクンの車庫証明も取って来なきゃ。
あんまり遅くなると、またスネちゃってグズっちゃうかも知れませんからね!
*
2013年2月24日
拝啓、冬将軍さま
なんて寒い夜なんでしょ。
凍て付いた北風なんて、もはや殺人的な冷たさです。
如何に北海道で生まれ育った私とは言え、
すでに40年以上もの長きに渡り田舎の冬を体験してませんから
こんな程度の横浜の冬でさえ、とても寒く感じてしまいます。
関東の冬、体感的には間違いなく寒いんです。空気が異常に乾燥してるから。
コンクリートの間を吹き抜ける風は、かなり凶暴で体に突き刺さります。
けれど都会に住み慣れてしまうと、いつの間にか冬をナメてしまうようになるんです。
幼少の頃、痛いほど体に染み付いた冬の怖さを
便利で華やかな都会で暮らすうち、いつの間にかすっかり忘れてしまうんですよね。
ふだん車に乗っているせいもありますけど、私の装いはかなりの軽装です。
11月頃から冬の間ずっと、同じ物を同じ枚数しか着てません。
それでいながら寒い寒いと縮こまってるんですからね。
私を含め都会人の身支度は、軽装で冬山に登る無謀さに似ています。
格好つけてないで、がっつり着込まなきゃ駄目ですよ。
東北、八甲田山の辺りでは529Cmの積雪とか。
2階建ての家がすっぽり隠れてしまうほどの、想像を絶する高さです。
拝啓、冬将軍さま
そろそろ北へお帰りになってくださいな。
炬燵が無いので、
猫は布団に潜り込んでます。
*
2013年2月23日
トラウマ?
電気系統のトラブルで入院していたKeiクンを昨日引き取って来ました。
火曜には退院してショップに戻っていたんですが、
私の休みの都合と代車のフィットの乗り心地が良かったもんで遅れてしまいました。
Keiクンごめん!
お詫びにショップからの帰り道、オートバックスへ立ち寄って
ATFとエンジンオイル、エアコンフィルター等々を交換してあげたので
スネてた彼も、ちょっとだけ嬉しそうな顔をしてました。
ええっ!?オートバックスなんかでATF交換なんて無謀でしょー!!
そう仰る輩も多いでしょうし、私でさえ少々不安はあったんですけど
4万5千Kmしか走ってないとは言え、14年落ちの車のATF交換なんて
後のトラブルを怖がっちゃってディーラーじゃ絶対にやってくれませんもの。
今のところ問題無しです。変速のショックは若干治まり、シフトもスムーズになりました。
ま、ほんのちょっとの違いだけですけどね。
いやあそれにしても、
先代のテリオスキッドからお世話になってる某ショップの心遣いが嬉しいです。
このKeiクンに乗り換える時は10万ほどの差額をチャラにしてくれましたし、
今回も3万は優に越えたであろう修理代金さえ請求されませんでした。
いくら納車1ヶ月後のトラブルとは言え、保証も付いてないくらい安い車なんですからねぇ。
ヤクザな店なら屁理屈こねながらきっちり請求してくるか、
ハナからディーラー修理を持ち掛けて知らん振りしてた筈ですもの。
これから先も長くお付き合いさせて頂きますよ、社長!
そんなわけで、本日は十日ぶりとなる仕事場までの走行でしたが
ちょっぴり春めいた陽射しの中を、Keiクン颯爽と駆け抜けてくれました。
ただし、夜の帰宅ともなると
トラウマでしょうか、バッテリーの警告灯が点きはしないかと心配でした。
ショップの担当者が「もう大丈夫です!」と太鼓判を押してくれたとは言っても
あの夜の動揺と好奇心が入り混じった体験は簡単に忘れることなど出来ません。
何事も経験することが大切なんですけどね。
Keiクン、頼むよ!!
この車のスタイリングが良いとFBで褒めてくださる方が居るので
本日は(特別に)横顔をサービスさせて頂きます!(笑)
*
2013年2月22日
「と」
「息が合う」という表現があります。
お互いの呼吸が同期して、その心地好さからやがて親しい仲に発展したりする。
人と人とが結び付く過程で、それはとても大切な感覚であり
時には言葉以上の説得力を持つことだってあるのです。
その内面から発せられる息と言葉(音声)は親密な関係にあります。
どんなに優しい言葉を使っていても、その息が冷たければ愛情は伝わりませんし
逆に激しく厳しい言い方をされたとしても、
温かな息が感じられれば人は受け入れることが出来るんだと思います。
普通に会話する中で、感情や言葉に応じて当然息は変化します。
私たち人間にはそれを読み取る能力がありますから
相手が敵か味方か、信頼に値するか否かを判断する材料になるのです。
たぶんそれは動物の本能なんでしょうね。
ところが最近は、コミュニケーションの基となるその「息」が、とても乱れてきています。
息を殺して話す人も居れば、言葉の代わりに息ばかり吐き出す人まで居て
何やら病的に思えてしまうだけで「会話」が成り立たないのです。
コールセンターという、言葉の掃き溜めみたいな場所に従事して、
毎日大勢のお客様の電話に応対するのが私の仕事ですが、
ここ数年急激に増えて来たのが前述のような「息を感じさせない」人からの電話です。
篭った声で聞き取れないほど発音も悪く、言葉に「間」が無いので会話になりません。
この人、呼吸してるのかしら?と思ってしまうほど一本調子で一気に喋ろうとしますから
ブレス(息継ぎ)のポイントが滅茶苦茶になり、こちらとの息が合わなくなるのです。
仕方なく、ある程度喋り終わるまで黙って待つことにすると「聞いてるの!?」と言われたり
いやはや、そんなに会話がお嫌いなら電話など掛けて来なきゃいいのにと思ってしまいます。
電話番号はハイフンで局番などが区切られてますよね?
相手が聞き取りやすいように、そこで切りながら読み上げるのが普通だと思ってますが
携帯番号の11桁を早口で一気に言う人が近頃は多いんです。
それどころか住所まで、ノン・ブレスで頭から尻まで言いきっちゃう人も沢山居ます。
共通してるのは早口であること。
途中で息継ぎをしない(出来ない?)ので、一気に言うしかないのかも知れません。
綺麗な日本語を操るにはまず「息」から。
言葉を伝えるためには「間」も必要なのが、単調な発音である日本語の宿命です。
呼吸しましょうよ、呼吸!
画像はNHK連続TV小説「純と愛」のテーマとも言える、人と人の『と』
*
2013年2月21日
不思議の国
昨今の会社では、上司に用を頼まれたりしたときに
「ありがとうございます」と応える若者が増えているんだとか。
それも「これ、コピーしておいて」みたいな用件に返す言葉として。
確かにおかしな日本語だ。
この傾向をずっと研究している人間が言うには
近頃あちこちで「ありがとうございます」という言葉を頻繁に耳にするんだとか。
とても良いことではないか、と思っていたら
前述のような場違いの使われ方が多いらしい。
日本語の「ありがとう」は、とても美しく優しい言葉なのだが
使い方を間違えてしまうと「?」疑問符しか残らない。
「お電話ありがとうございます」
この台詞というか挨拶というかも、今じゃ業種に関わらずすっかり定着してしまった。
企業に客から電話が掛かると、受ける側の第一声はこれから始まる。
当たり障りの無い、最もポピュラーなイントロだけれど
何処へ掛けても同じ台詞が返って来るので「企業の顔」がまるで見えないどころか
せっかくの美しい言葉が、これじゃ「ありがとう」の安売りだ。
おまけに用件の内容によっては、逆に不快感を与えかねない危険もある。
いったい、いつ頃から流行し始めたんだろう?
私の記憶と推測ではバブル期からじゃないだろうか。
右肩上がりの好景気と、ジャンジャン鳴り響く電話の音が
猫の手も借りたいほどの浮かれた気分にさせたような気がしてならない。
言わばバブルの名残、こんなものが今でも通用してるなんてね。
「お待たせ致しました、〇〇でございます」これでいいんじゃないのかしら。
求めてもいない(お世辞にも似た)妙な言葉を投げかけられるよりはよっぽどいい。
日頃コールセンターに従事している身の私ではあっても
正直言ってこの「お電話ありがとうございます」は好きではない。
20年ほど前だったろうか、この言葉を電話口で初めて聞いたとき
気持ちが悪かったのと、その会社が怪しい勧誘でもしてるんじゃないかと思ったくらいだ。
そして、その取って付けたような第一声で、会社の誠実さまで疑ってしまった記憶がある。
こう思うの、私だけなんでしょうかね?
朝でもないのに「おはようございます」
顔を合わせりゃ「おつかれさまです」
なんだか心の篭ってない言葉が人間界には氾濫してるんですね~
我が家の猫がそう申しております。
そう考えると、むやみに「ありがとうございます」を乱発する若者の姿も
あながち間違いとは言えなくなりそうで怖くなってくるのでありました。
けれど「ありがとう」は、与えられたことへの感謝の言葉。
決して挨拶や返答に使うものではありません。
お店に入った途端に「ありがとうございます!」なんて言われないでしょ。
やっぱり「いらっしゃいませ!」なんですから。
冒頭に「ありがとうございます」と言う電話の応対も、変な日本語だと思うのですよ。
*
2013年2月20日
堕落
3年ほど前に格安で購入したThinline、
ジャパンですが友人の楽器店に並ぶ前に私の家に越して来ました。
元来フェンダーの音は好きでしたし、
テレキャスターはその中でも特に好みのボディとマスクだったのであります。
トニー・ジョー・ホワイトばりに、こいつで弾き語ろうか。なあんてことを思い浮かべながら
いつか使うこともあるだろうと手元に置いてはみたのですが、
あれからずっとケースに入れられたまま、ただの一度も弾くことはありませんでした。
勿体ない。
そんなギターが数本、部屋のどこかに眠っています。
けれど手放せないものなのです。
そろそろ動き出さなきゃなあ、とは思っているんですけど
こう寒くっちゃあねぇ、体が縮こまって猫みたいに丸くなってます。
おまけに近頃は脳味噌までフリーズ気味で、言葉に詰まることもあるくらい。
毎晩焼酎を飲むだけの、ただのオッサン暮らしから抜け出せません。
堕落と言われても致し方なし。
今は、春が待ち遠しいのです。
*
2013年2月19日
Keiクン退院の知らせあり
みぞれ舞う、凍えそうな一日でした。
帰宅してみると、我が家とその周囲には薄っすらと雪が残り
それが凍ってしまい、車で通るとジャキジャキ音を立てるくらいです。
走行中の路面は何処も乾いていて、雪の片鱗も見ることは無かったのですが
急な坂道を上り切って住宅地の路地に入ってみると、
街中とはあからさまに異なる「真冬の光景」にちょっとびっくりです。
我が家の在る辺り、横浜の中でも気温が低く積雪量も他より多くなりますから
いったん降ると日陰の雪はなかなか融けずにずっと残ってるんですよね。
相模原ほどではありませんけど、ここ旭や戸塚区は「寒冷地」なのです。
外壁や屋根が濡れたせいでしょうか、今夜の冷え込みはかなりずっしりしています。
重たい寒さというか、部屋もなかなか暖まりません。
石油ストーブを点火してから2時間近く経過している私の部屋はと言うと、
6.5℃からようやく11.5℃まで上がって来た程度で、まだまだ温かくはありません。
景気の回復なんていう難しい構造など庶民には分かりませんので
せめて気温が緩んで丸まった背中をピンと伸ばせたらと思うのでありますが・・
今日ショップの担当者から連絡があり、Keiクンの修理が完了したそうです。
オルタネーターに問題は無かったので、スズキの純正対策キットを取り寄せて
クランクプーリーを「Vベルト型」から「リブベルト型」へ交換した模様。
予めNETで調べた通りの部品と手順で作業が行われたものと思われます。
たぶん今頃はこんな具合になっているのかと。
メーカーから対策キットが出ているくらいですから、
プーリーの劣化から生じる発電トラブルが数多くあったんでしょうね。
「スズキkeiオルタネーター」で検索すると、私と同じ実例が幾つもヒットしました。
そのキットの中には取付説明書も付属していて、
ベルト幅(プーリー幅)が広がることから、エアコンのマウントやラジエータ・ロワホースなど
付随するパーツのオフセットも付属のワッシャーやステーで調整するようになってるんですが
手を抜かず、それらがきっちりと行われていることを祈るのみです。
金曜が休日なので、代車を返しがてら引き取りに行く予定でいますが
それはつまり(すっかり走りが気に入ってしまった)フィットとの別れでもあり
何やら複雑な心境なのであります。
・・私は「軽」に戻れるのでしょうか?
*
帰宅してみると、我が家とその周囲には薄っすらと雪が残り
それが凍ってしまい、車で通るとジャキジャキ音を立てるくらいです。
走行中の路面は何処も乾いていて、雪の片鱗も見ることは無かったのですが
急な坂道を上り切って住宅地の路地に入ってみると、
街中とはあからさまに異なる「真冬の光景」にちょっとびっくりです。
我が家の在る辺り、横浜の中でも気温が低く積雪量も他より多くなりますから
いったん降ると日陰の雪はなかなか融けずにずっと残ってるんですよね。
相模原ほどではありませんけど、ここ旭や戸塚区は「寒冷地」なのです。
外壁や屋根が濡れたせいでしょうか、今夜の冷え込みはかなりずっしりしています。
重たい寒さというか、部屋もなかなか暖まりません。
石油ストーブを点火してから2時間近く経過している私の部屋はと言うと、
6.5℃からようやく11.5℃まで上がって来た程度で、まだまだ温かくはありません。
景気の回復なんていう難しい構造など庶民には分かりませんので
せめて気温が緩んで丸まった背中をピンと伸ばせたらと思うのでありますが・・
今日ショップの担当者から連絡があり、Keiクンの修理が完了したそうです。
オルタネーターに問題は無かったので、スズキの純正対策キットを取り寄せて
クランクプーリーを「Vベルト型」から「リブベルト型」へ交換した模様。
予めNETで調べた通りの部品と手順で作業が行われたものと思われます。
たぶん今頃はこんな具合になっているのかと。
メーカーから対策キットが出ているくらいですから、
プーリーの劣化から生じる発電トラブルが数多くあったんでしょうね。
「スズキkeiオルタネーター」で検索すると、私と同じ実例が幾つもヒットしました。
そのキットの中には取付説明書も付属していて、
ベルト幅(プーリー幅)が広がることから、エアコンのマウントやラジエータ・ロワホースなど
付随するパーツのオフセットも付属のワッシャーやステーで調整するようになってるんですが
手を抜かず、それらがきっちりと行われていることを祈るのみです。
金曜が休日なので、代車を返しがてら引き取りに行く予定でいますが
それはつまり(すっかり走りが気に入ってしまった)フィットとの別れでもあり
何やら複雑な心境なのであります。
・・私は「軽」に戻れるのでしょうか?
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