2013年8月1日

美味い煙草をくれないかい

なあんか鬱陶しいです。

好景気にあやかり、儲かってそうなオヤジは偉ぶった口調だし
暮らしが楽にならないのは社会のせいだと卑屈な若者はグレちゃうし
中流階級を気取る者たちは家族旅行とゴルフで見栄を張るし
口の軽いアホな政治家は相変わらず失言を繰り返すし。

なあんか馬鹿馬鹿しい世の中です。
暦の上ではオーガスト。



美味い煙草をくれないかい
紅い色の炎をつけて
体の奥が冷えているから
燃える炎をからだにつけて

うまい話はないのかな
宝島の地図が最後の望み
キャプテンクックの様に俺は今
住所不定無職おまけに低収入


*

2013年7月31日

知らぬが仏

昨晩に続き、今回のエアコン設置について。

ネット上では極めて評判の悪い「量販店の設置業者」
その資質に差はあるものの、いわゆる配送+α的な程度のレベルだと言われています。
私の家に来た業者さんは、1台当たり2時間ほど掛けて丁寧に作業して行きましたが
悪質な場合は壁を傷つけたり、雑な作業で30分ほどで終わらせる者も居るようです。
ただ、如何に生真面目で丁寧な仕事をしたからと言っても
取付施工以外のエアコンの専門知識と技術に関しては疑問が残ります。

そのひとつがコンセント。
2階は元からセパレート型で壁に専用コンセントも付いてたので問題無いのですが、
私の部屋は旧い窓用エアコンで、その電源は一般の二口コンセントから取っていました。
ここに住んで10年、夏が来る度に当たり前のようにそこへ繋いでいましたけど
ブレーカーが落ちたり、プラグやコンセントが発熱することもありませんでした。
しかし今回はそれを撤去して、セパレート型の室内機が壁に取り付けられたので
当然専用コンセントが追加料金で設置されるものだと思っていたのです。
ところが業者曰く「15Aの延長コードでそのコンセントに繋いでも構いませんよ」
(え?いいの??)一瞬耳を疑いましたが、
ああそうなんだあ、今までもそうだったしなあ~と、納得してしまいました。

後から考えると、仮にそのとき専用コンセントの工事をお願いしたとしても
今どきの繁忙期の設置業者は電気工事士の資格を持ってませんから
あっさりと断られていたでしょうけどね。

ちなみに私の部屋に設置したエアコンは小型・低能力の物で
冷房能力2.2Kw、消費電力545W、運転電流6.41Aと、かなり小さな数値ではあります。
日頃から他の家電製品を併用しないよう心掛けてましたから
これから先も問題は無いと思うんですが、安全を考えると専用回路は必要でしょうね。

それともうひとつの疑問が室外機のアース。
側面にアース端子はあるのに何も付いていません。
マニュアルでは単相100Vの製品でも義務付けられてると思うんですけどね。
今日、気になって(虫除けスプレーをかけてから)見てきましたが
配管類は綺麗に施工されている反面、室外機からアース線は出てませんでした。
省いても良い条件はあるみたいですけど、地面置きの我が家は必要なのでは?
ついでに古くから有るリビングの室外機を見てみると
これまたアースは取られていませんでした。謎が深まります。

単相100Vのエアコンて、こんなもんなんですかね?
どなたか電気工事に詳しい方、事の真相をご教授願います。

余談ですが・・
リビングのエアコン、すでに20年ほど経過してると思うんですけど
その室外機の設置場所はと言うと、なんとプロパンガスのボンベ直近!!
今まで全く気にしたことはありませんでしたが、
今回様々な文献を目にするうち、完璧にNGであることに気付きました。
知らぬが仏、怖い話ですよね。

*

2013年7月30日

真空引き??

昨日取り付けられたエアコン2台、
いったい幾らなんだろうと思いヤマダ電機を検索してみると
(大家さんがヤマダ電機に発注したと言っていたので)
あららら・・この店舗の取付業者、評判悪いようですねぇ。
相当数の書き込みがありました。
丁寧に作業して行った我が家に来た業者は
他に比べると当たりだったのかも知れません。

ただ、気になる点がありました。
取付前の真空引きという作業、初めて耳にしましたけど
空気と水分を抜いて冷房効率を高める大事な工程らしいのですが
たぶん、これはやってませんね。
しっかりした業者なら真空ポンプを使って必ず行うそうです。

で、それを省略して現場で横行してるのが
設置後のチェックと称して最大出力で数分間作動させること。
エア抜き、なんですかね?
そういえば、配管を延長して室外機を1階に置くようにした2階のエアコンは
設置後20分くらいギンギンに冷えた風を吐き出していました。
一方、私の部屋はそれさえも無し。

せっかく褒め称えたといのに、だめじゃん。

ちなみに・・
一般的な標準設置の費用1万円の内、委託業者の取り分は4千円だそうです。
我が家は2台だったので8千円なんでしょうけど
追加工事の料金は全額業者の懐に入るらしいですね。
2階から1階までの配管延長(約6mほど延長)で14700円請求されましたが
ネットで調べるとm/2000~3000円が相場のようなので、まあ妥当な金額だったんでしょう。
(大家さんの名前で領収書をもらってるので後日戻って来ますけどね)

エアコンの設置なんて、一生の間に何度も経験しないでしょうから
見過ごしたり、無駄な費用を掛けたりしかねませんので
自分で費用を負担する場合は事前にあれこれ勉強した方が良さそうだなと
今になってから思うのでありました。

*

2013年7月29日

えあこん


雑然とした部屋をちょっとだけ片付けて、旧い窓用エアコンの撤去と
新しいエアコンを取り付ける作業が出来る程度のスペースを作りました。
そう、今日は待ちに待った工事日だったのです。

1時半頃になってから、やたら物腰の低い職人さんがやって来て
設置方法や取付位置を確認した上で工事開始。
室外機が屋根に乗っかっていた2階の方は思った以上に難工事のようで
今回は無難な策として1階の地面に室外機を置くことにしました。
配管の延長は10mちょっと、さすがに追加料金となりましたが
実はこの追加分も大家さん負担だったのであります(感謝!)

ただし竹薮と隣接した2階の屋根ですから
苔が生え、おまけに午前中の雨で濡れたせいで滑って危険な状態でしたが
二人の職人は笑顔を絶やさず、とても丁寧な仕事をしてくれました。
(たぶん、やぶ蚊にかなり刺されたと思います)

足場の悪い2階の作業に手間取ったこともあり、
私の部屋が終わった頃、時刻は5時半になろうとしていました。
計4時間黙々と作業してくれた彼らに感謝です。
まだ次の現場があるというのに、手を抜かず雑になることもなく
きちんと仕事をやり終えて行く職人気質の姿勢は立派ですよね。
これぞプロ!私も見習わなきゃ。

財布に余裕があればチップを差し上げたいところでしたが
冷たいお茶しか振舞えなかったのは申し訳なく思います。
「終わってから一杯やんな!」と、札を差し出し
若い衆にそんな台詞を吐くのも、歳相応にちょっとした願望なのですが・・


私の部屋、場違いなくらい立派な室内機が取り付けられました。
古い木造の家の、この部分だけ異彩を放っています。
ふと目に入ると違和感があって、ドキッとするくらい落ち着きません。
大家さんからの思わぬプレゼント、ほんとに戴いちゃっていいんでしょうかね。

夜、シャワーを浴びてから電源を入れてみました。
設定温度28℃、微風、おまけにパワーセーブ、省エネを通り越したその「貧乏設定」
さすがに外気温と同じでは快適な涼しさを実感できませんでした(笑)
サッシを開けると心地好い風が入って来るくらいの夜ですしね。
果たしてその実力を発揮する日は来るのでしょうか?


2階のカミさんと長女の寝室もハイテク化されました。
これでようやく蒸し暑い夏と厳しい寒さから解放されると喜んでおります。

めでたしめでたし。

*

2013年7月28日

日常

家にiPhoneを置いたまま仕事場へ行ってしまった。
気付いたのは駐車場に着いてから。
車を停め、バッグから取り出そうとしたら
・・あれ?

出掛ける前にチャージしていて
そのまま置いてきてしまったのだ。

不便、というより
空き時間にやることが無くて退屈。
依存症とまでは行かないまでも
もはや体と日常の一部として
欠かせない存在であることは否めない。

帰宅してから
半日分の膨大なタイムラインを
ぴゅうーっとスクロールしてしまった。
重要な案件やら出来事が何も無かったことを祈るのみ。



昨日は病院の治療と検査で疲れ果て
馴染みの店の10周年記念パーティーに顔を出すことが出来なかった。
残念。そして申し訳ない気分。


深夜になってからJ.J.CALEの訃報を知った。
二十歳くらいのとき、このリアリーのアルバムは
何度聴いたか分からないくらい大好きなミュージシャンだった。
1stのナチュラリーと、2ndのリアリーは、今でも事あるごとに聴いている。
未だにアナログ盤も手放さず大切にしているほどだ。

カリフォルニア州ラホヤの病院で心臓発作、享年74歳。
悲しいけれど、いつかはこんな日が来てしまうわけで
残された者たちは生前の思い出に浸るしかない。
40年前の真っ白だったジャケットは黄ばみ、薄汚れてしまったけれど
針を降ろすと色褪せることのない音楽をひたすら奏でてくれる。
それでいいのだと思う。

子宮蓄膿症と腎不全を患っている我が家の猫は
ときおり数粒の餌を頬張るものの
その姿は病魔と闘っているわけではなく
静かにお迎えを待っているかのように見える。
もう後ろ足が思うように動かず、床でじっとしているだけ。
語りかけるとニャアと応える。
あと幾日生きてくれるのか、これもまた自然の成り行きなのだと
そう思うようにしている。

日常とは、そんなものだ。

*

2013年7月27日

TEN YEARS AFTER


ときには無人船が停泊することもある
1号線沿いに在る憩いの港が
今年で10年目を迎えたそうな。

すっかりご無沙汰してしまった挙句
今夜のアニバーサリーパーティーまで欠席してしまった。

ご店主さま、
お集まりの皆さま、
10年という節目の夜に顔を出せずすみません。

祝いの言葉はいずれまた。

(画像は店舗関係者から拝借・加工)



国道沿いのドアを開けて
今夜も君がやって来る
排気ガスの臭い纏って
笑顔の君がやって来る

南へ下る避難民は闇に彷徨い
故郷を想うと空を見上げた
      
淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER

古い椅子に腰を掛けて
煙草の紫煙くゆらす
硝子越しのテールライト
見つめる先に明日がある

波間に浮かぶ無人船の灯りが見えたら
あの女のこと思い出して酒をあおるのだ

淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER

空っぽの未来思いあぐね
笑顔の消えた君も
重い足を引き摺って
この扉を開けよう

魔法の呪文唱えたら三つ数えて
七つの海を渡る風になるんだ

淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER

災いのない世界なんて
何処にも無いのさ
崩れ堕ちる瞬間には
女神が抱き締めてくれる

夜明けのない朝にも陽はまた昇るさ
さあ泥船に乗って海へ繰り出せ

淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER


*

2013年7月26日

ニッポンの夏!

何か聞いて欲しいことがあるときは
大きな声でにゃあにゃあとたくさんお喋りする子でしたけど
そういえばここ数日はあまり喋ってくれてなかった。
その変化に気付いてあげられなかったのが残念です。

昨晩、お尻から大量に出血した飼い猫は子宮蓄膿症と診断され
今日は全く症状が無いものの、やはり手術するしか治療方法はないそうです。
ただ彼女は13歳と高齢であることと、腎臓が全く機能してないほどの数値から
手術に耐え得る体力も無く、術後の回復も約束できないどころか
最悪の場合は手術中に亡くなる可能性まであると言われてしまいました。

手術か否か、その選択を迫られたわけですが
躊躇なくリスキーな手術は避けることにしました。
通院で時折点滴を受けながら、我が家で自然に暮らすことを選んだのです。
たぶん彼女にとっても、病院での治療は相当なストレスでしょうし
今まで通り住み慣れた家に居る方が気楽だろうと思うんです。

待合室で末期の乳がんに侵された15歳の猫を連れた女性に話掛けると
餌を全く食べないので定期的に点滴を受けに来ているそうでした。
その子、病気だとは分からないくらい綺麗で若々しい顔つきで
飼い主さんの膝に大人しく抱かさったまま静かにじっとしてました。
やはりお家と家族が一番なんでしょうね。
人間もこれくらいシンプルに治療方法を選択できればいいのになと
つい思ってしまいました。
高額の医療費を掛けてまで体に負担を与え、
治る見込みも無い治療のために大量の薬と無機質なベッドだなんて
やだやだ、私はまっぴら御免です。

帰宅して夜になってから、餌を少し食べ自発的に水も飲みました。
おしっこもしましたけど血尿ではありません。
けど、いつもの寛いだ様子は無く、深く眠ることもしません。
2時間半に及ぶ検査や治療で疲れきっている筈なんですけどね。
たぶん昨日から熟睡してないと思うんで、それだけが気掛かりです。


夕刻から太鼓の音が鳴り出したんで
カミさんと近所の公園まで夏祭りを楽しみに出掛けました。
家からすぐの場所で毎年催されるこの祭り、休みと重なると必ず来ています。
今年は例年以上に人が多かったような気がします。小さな子供たちも沢山!
日本の夏、平和な営み、これに勝る幸せな暮らしはないですよね。
歴史や伝統が途絶えることなく受け継がれて行くことが大切なんだと思います。
春の桜もそうですが、夏の祭りを迎えて気付くのは平穏な社会です。
ああ、今年もまたこの季節がやって来た。
そう思わせる日本の四季は、世界に誇れるほどの文化と一体です。
この平和な風景が永遠でありますように・・
いつもいつも、そう願ってしまいます。


射的に胸躍らす子供たちの姿、昔と何も変わってなくて笑っちゃいました。
「武器」じゃないんですよね、子供らにとっては「鉄砲」なんです。
それも裸電球の下で景品を撃つための。
これまた平和で健全な光景です。


最後に子供たち全員に花火が配られ、一斉に点火。
ほのかな火薬の臭いと煙が立ち込めると、もう夏全開の気分になりますね。
いいなあ、ニッポンの夏!

私があれこれ見とれているうちに、
ふと気付くとカミさんが十代のアメリカ青年二人に話し掛けられ
なにやら楽しそうにずっと喋っておりました。
Tシャツの襟に小さなプレートを付けていたので
おそらく宗教関係だろうと思っていたら、案の定モルモン教の宣教師たちでした。
家のこれまたすぐ近くに協会が在るんですよね。

「あなたにまたお会いしたいです、お家に行ってもいいですか?」
こんな際どい台詞を受け流しながら、カミさんえらく楽しそうでした。
ずいぶん長い時間喋ってましたよ。
彼ら、隣に居る私には一言も語り掛けず、ずっとカミさんとだけ。
終わってからカミさん曰く、
なんでこんなに大勢の人が居るのに私だったんだろうねと。

その時は言いませんでしたけど、たぶん勧誘に弱い相なんだと思いますよ。
その昔、訪問販売で40万円もの高額学習教材を即決した女ですもの!!(笑)

*