2013年12月12日

案山子



淡々と
時は過ぎて行く。

気が付けば
昨日と同じ場所に立ってる自分。

そっか、地球は回ってるんだもんな。

目の前を誰かが駆け抜けて行った。
師走という名の12月だ。

そんなに急いで
何処へ行くんだい?

奴は脇目も振らず
一目散に雲の向こうまで行っちまった。

なんだよ、
また置いてけぼりかい。

苦笑いしながら
僕は昨日と寸分たがわぬ場所に突っ立っている。

案山子だ。

*

2013年12月11日

密林と猫



プリンターが壊れてしまったので
密林を物色して「ほしい物リスト」に入れておいたら
昨日の今日なのに、¥6782のEPSONが¥5880に値下がりしてた。
対抗馬としてリストアップしたCanonも値下がりするかしら?

そんなことを考え始めたら
今夜のうちに注文しておこうと決心した心が揺らぐ。
如何せん、ケチだから。

置き場所も変えなきゃならないし
プランが煮詰まるまでいったん保留にするとしようか。

実は去年もそうだった。
プリンターインクを買い替えようと思い密林を開いてみると
HPのWi-Fi対応複合機が¥5000くらいで売られていて
こりゃあインクを買うより得じゃないか!と目を見張り
その後数日間ウオッチしていると¥3800まで値下がりした。
あのときに買っておけばよかったなあ・・と、後悔。

12月は年賀状印刷で需要がありそうだから
たぶん年が明ければ一気に値下がりするんだろうけどね。
来年まで待つか。



写真はプリンターとは関係なく、
食事中のテーブルの上を歩き回ってて叱られた甘えん坊の図。
ごめんなさいの意思表示は前足に尻尾を乗せたポーズなり。

もう怒ってないよ(笑)

*

2013年12月10日

空母の甲板に立つ



憂鬱な仕事場にも、ひとつだけいいことがある。
休憩時間に足を運ぶ屋上駐車場から見渡す夕方の空だけは
そのパノラマ状の雄大さにいつも見とれてしまうのだ。

大きな物流棟の屋上は南北に200m、東西に70mほどはあるだろうか。
その無機質で真っ平らな場所が全て駐車場となっている。
海から近いこともあり、上下左右どこを見渡しても遮るものはない。
風のある日は強く吹き荒れ、雨や雪は容赦なく吹き付けて
自然と対峙している実感が否応なしに伝わってくる場所でもある。

とりわけ、夕方近くの時間帯は素敵な光景だ。
沈む夕陽と雲が織り成す明暗と色合いが何とも言えない。
私は毎日、こんな空を見ることができるのだから
それはとても幸せなことなのではないかと思ってしまう。
自然と向き合うことは、束の間の休息には欠かせないものだ。

この、空しか見えない巨大な平面に立つと
自分が航空母艦の甲板に居るような錯覚に陥ってしまうことがある。
車に乗り込みエンジンを掛ければ、あの夕陽を追いかけるように
白い蒸気を吐き出すカタパルトから離陸して行けそうな気分になるのだ。
妄想とは言え、心を掻き立てられる力強さがこの大きな空には在る。
やはり私は夕陽が好きなようだ。



ちなみに世界最大のミニッツ級空母は全長333m、発着甲板幅77mもあるそうだ。
私が今居るこの建屋がすっぽりと収まるほどの巨大さとは・・

*

2013年12月9日

悪名



繁忙期という言葉のせいか
12月は毎日が気忙しくて憂鬱だ。
帰宅してパソコンの前に座っても
無駄な時間を過ごしているような気になってしまう。

ここ1週間ほど、パソコンの調子が悪かった。
立ち上がるまでに2~3度強制終了させなければならない日もあり、
そろそろ買い替えの時期が来たのかと更に憂鬱さを増幅させていたのだが
あれこれ調べるうちにアプリケーションと不要ソフトが原因だと気付いた。

私のパソコンのOSは(悪名高き)Vistaである。
サイド・バーにはガジェットが有り、そこそこ便利なツールだったが
不調の原因を探るためにマイクロソフトのサイトを開いてみると
「重大な脆弱性があるため、ガジェットの提供は終了しました」と、ある。
聞いてないよー!(汗)
そそくさとこいつから削除して、スタートアップの不要アプリも削除して
ほとんど使うことのないアプリケーションを幾つかアンインストールした結果、
ようやく正常に立ち上がるようになった次第。
Macに替えなきゃねぇ~とは思いつつも、いったい何時になることやら・・

そしてもうひとつ、Vista用のメールソフトWindows Live Essentialsも
脆弱性があるためサービス終了なんですと。
これも聞いてないよー!!(冷汗)

そんなこんなで休日の午後は何をしていたかというと、
あちこちのサイトを開いては、複数のアカウントを一括管理できるメールソフトの品定め。
どれも一長一短、決め手に欠けてデザイン性が乏しいことに落胆の顛末。

やれやれ・・悪名高きVistaとの戦いはしばらく続きそうだ。

*

2013年12月8日

Starting Over


命日、である。

Starting Over
たとえイメージした世界が現実のものとはならなかったとしても
同じ過ちを繰り返すことなく、やり直す術を人間は知っている。

Starting Over
今こそ、この言葉を噛み締めながら
次の世代、次の時代に
我々が見た事と、我々の犯した過ちを
伝えて行かなければならないのだと思う。

Starting Over




*

2013年12月5日

terrorist



寒い夜に
背筋が凍りそうなニュース。

特定ってなんだ?

線引きや施行、管理の
何も決まっちゃいないってのにさ。

ダッフィー、
絶叫はテロだと言い放った奴に
爆音のパンクでも喰らわしてやれ。

おめえらこそがテロリストじゃねえか!
て、言ってやれ。


*

2013年12月4日

プロデューサーは私自身


日曜の早朝に義弟が急逝しまして
暫くBlogを更新できずにいましたが
本日告別式を終え、ほっとしている次第です。

亡くなられたのは女房の妹のご亭主で
私の子供たちや孫たちを可愛がってくれた方であり
年齢も私と同じだったので知らせを聞いたときは驚きました。

故人の意思から、他言してなかったそうですが
今年の6月に癌が見つかり、その時点ですでに手遅れだったとか。
その後も普通の生活を送り、煙草をやめることもなく
先週の火曜に肺炎を起こすまで仕事にも通っていたとのこと。
緊急入院したことも聞かされてなく、亡くなる前の晩に初めて知らされました。
昨年末の義母の法事の席で会ったのが最後となってしまい
何も聞かされてなかったとは言え、とても残念でなりません。
なんと言っても私と同い年なものですから
その早すぎる死が居た堪れず、衝撃を受けたのが正直なところです。

明日は我が身と思えるような、そんな年齢になっていることに改めて気付くと共に
葬儀の規模や在り方など(その時に)家族が慌てずに済むような
準備と指示を今の内からきちんとしておかねばなりませんよね。
漠然とした言葉で「大袈裟なことはしなくていいから」と言い残したとしても
どの程度のことをしなければいけないかということまでは解らないものです。
その辺りを掘り下げて、女房や子供たちには具体的な指示をしておこうと思います。

己の最期を迎える日だけは、他人事では済まされません。
人が亡くなる度に、いつもそう思うんですが
避けては通れない大切なことですものね。

ぶっちゃけ私の葬儀は
酒と歌がそこにあればそれで十分です。
プロデューサーは私自身、そうありたいと思っています。

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