2014年9月30日

レポート



老々介護の予行演習なのか?と、思ってしまうような毎日です。
家事に追われながらも、仕事場へ行く前の身の回りの世話を欠かさず
入院・手術から今日で43日が過ぎました。
パソコンに向かう時間もさほど無く、バグで扱い難いiPhone6でチラ見はできても
WEBの世界からずいぶん遠ざかってしまった気がします。
Blogの更新もままなりません。

さて、手術から6週目を迎え
踵に挿入されていた太さ6mm長さ150mmほどの巨大なピン2本が
当初の予定通り、今朝の回診時に抜かれたそうです。
今日病室へ行ってみると、綺麗に消毒されたピンが大事そうに仕舞われており
せっかくなので記念に持ち帰るんだとか。
(なんの記念じゃい!)

病室のベッドで、ペンチで引っこ抜かれたとカミさんから報告があり
止血(さほどの出血は無かったようですが)のため包帯が分厚く巻かれておりました。
実はこのピン、6週目で抜くためにケツの部分が踵から20mmほど露出してまして
そこに金属プレートを付けて保護されていたわけですから
踵の出っ張りが無くなったというだけでも、サッパリした気分になることでしょう。
傷口(穴)が塞がれば足を濡らすこともできるので
垢にまみれた(臭い)足を洗ってあげることも叶うのです。

ここ数日のリハビリでは、伝え歩きから杖を使った歩行訓練に移行しています。
調子が良いときは10mほど歩けるそうですが
ヨチヨチ歩きなのでトイレなど急を要する場合には間に合わないので
これから先も暫くの間は車椅子を手放せません。
まあ、ようやく折り返し地点辺りまで辿り着いたといったところでしょうか。
まだまだ長い道のりです。

リハビリの担当医から頼まれていた自宅周辺と内部の写真、
段差部分の寸法や生活空間の設備のサイズなどをレポートに纏め終えました。
明日提出させて頂きますが、なかなかの力作です。
(枠組みや構成、結構大変だったんですよ)

これからは自宅での日常生活に即したリハビリへと進むのです。
第二段階突入、順調な推移と言えそうですな。

・・しかし!
あの日から、あっちゅーまに時は過ぎ
気が付けばもう九月も終わってしまうそうな。
早いもんです。

さらば九月!

*

2014年9月23日

焦りのツボ



その昔(40年以上前の大昔)
手を離しても倒れないシタールは物が良いんだと
友人から教わったことがあります。
となると、このJ-45も優れものだということでしょうか。
真相は未だにわかりませんが(笑)

カミさんの事故以来、家事と仕事を両立しながら
実に単純明快で規則正しい日常を過ごすようになりましたから
毎日の営みや必需品の買出し以外のことを全く考えない日々が続いています。

が、ハタと気付きました。
ライブが2週間後に迫っています。
なんたって5ヶ月ぶり、これは少々どころではない焦りのツボです。
今の調子で準備が間に合うのでしょうか。

なんとかします、はい。

10月8日(水)東白楽B.C.B.G.にて20時頃から。
出演:かずら元年、ビト、池内光子(友情出演)
同じ星、同じ地上に生れ落ちたビトちゃんと僕の生誕記念祭。
毎年恒例のあれです。
http://www.geocities.jp/noborderyokohama/bcbg/index.html




いやあ、今日は働いたなあ。
朝にゴミを出し、昼に掃除と洗濯と風呂場の掃除を終え
午後にカミさんを見舞って身の回りの世話、
そして夕刻にはスーパーで買出しですもん。
チュラチュララ~と糸を巻くだけの誰かさんの1週間分の仕事を
たった一日でやり遂げたような達成感がありますね。
今や立派な主夫であります。

そう言えば今日のカミさん、
リハビリで(掴まり立ちですが)2メートルほど歩きました。
まだバランスや足の踏み出しを頭で考えながらじゃないと歩を進められませんが
猿以下の動作とは言え、少しだけ明るい兆しが見えて来たような気がします。
まだまだ先は長そうですけどね。

かずら的日常、
主夫業と介護の毎日ですが頑張ります。
入院から今日で36日目。
一日も欠かさず仕事場へ行く前に病室へ立ち寄っている僕、
今のところ皆勤賞であります。
どなたか、ご褒美ください。

あ、自らを祝う二人の生誕祭ライブもよろしく!!

*

2014年9月22日

六十肩?


数日前から、左の腕というか肩というかが痛む。
腕を後に回して背中を掻こうとすると
ある一定の角度と捻り具合で激痛が走るのだが
もしやこれが四十肩・五十肩と呼ばれているやつなのだろうか。

・・僕、もうじき六十二になるんですけど。

この歳になってからこんな症状がようやく現れるなんて、
もしや僕の肉体は二十歳くらい若いってこと?

・・なら嬉しいんだけどね。


アマゾンに注文していたiPhone 6のケースをやっと受け取ることができた。
昼間は猫しか居ないので、荷物が配達されても不在票が入るのみ。
こんなとき、カミさんの長期不在は困るのよね。

今回はSpigen(シュピゲン)というメーカーの製品をチョイス。
毎度お馴染みのハードタイプのクリアだけれど
質感がちょっと風変わりで、ツルンと滑らない素材で仕上がっている。
手にしっかり馴染むし、安かったけどこれはいい買い物だった。

iPhoneクンも気に入ってくれたことだろう。
もう秋だし、素っ裸じゃ風邪ひいちゃうもんね。

携帯電話にはストラップ、タブレットやiPhoneにはケースを纏わせる
これはたぶん日本特有の文化なんだろうな。
繊細な手先指先で物を大切に扱う、いいことです。
日常の道具に過ぎない物を綺麗に保つ日本人て素敵だよね。

たとえば戦争を放棄したこの国は
自衛隊の戦車だって、街中を行く車みたいにピッカピカ。
ひとたび戦場へ赴くと、泥だらけでボッコボコになってしまうのだから
いつまでもピッカピカであってほしいと思うのです。

・・飛躍しすぎたか。

*

2014年9月19日

そして今夜も冷めてます


行列の半分はSIMフリーを大量に買い求める中国人だったそうですね。
24時間で400万台もの予約注文が殺到したのも彼らのせいでしょうか。
自国で転売すると最低でも12~15万円で売れるらしいのですが、
一説には円安の影響で三倍もの利益が生まれるとも言われています。
恐ろしやあ、かの国。

僕が受取場所に指定した地元の郊外型ソフトバンク・ショップ、
予約時間より少し早めに着いてしまったので15分ほど椅子に座ってましたけど
名前が呼ばれて手続きが始まったのはオンタイムの10:30でした。
これはストレスが無くありがたいことです。
窓口のクルーの対応も非常に良く、なんやかんやと1時間ほど話し込んでしまいました。

驚いたのは開店時刻の11時(6予約客のみ8時からの特別対応なのでした)
クルーが入口に大きなポスターを掲げたので見てみると
なんと「在庫あります!」の大きな文字が書かれているじゃありませんか。
これにはびっくり。入荷状況を尋ねてみると、予想した以上の数が入って来たとか。
128GBのシルバーとスペースグレイのみでしたが、さっそく飛び込み客が購入してました。

巷の噂では、今回ソフトバンクが優遇されて他社よりも多く入荷したそうです。
ストアや他のキャリアは早期に予約した人でも入荷待ちなんだとか。
つまり、ソフトバンクの店舗を受取場所に指定した僕は幸運だったわけです。

でもね、
いったい何でしょうね?世間のこの盛り上がり方は。
メディアを含め、ヤラセに近いものを感じます。
事実、Appleユーザーである僕の友人や知人、誰一人として騒いでませんもの。

僕も半分は冷めたまま、その6を発売当日に(運良く)手にしたわけですが
感動が無いどころか、特段の高速性能も感じられません。
おまけに4や5で体験した「わっ!!」と驚くようなポイントも全く無いのです。
魔術師ジョブズが居ないと、こうなってしまうのですね。

一番残念だったのは・・


背面のこのデザインです。
なんじゃこりゃ!と、誰もが思うアンテナの絶縁を兼ねた太いライン。
iPhoneといえば、裏も表もボディの隅々までがうっとりするような美に溢れていたのに
これはないでしょう、Appleさん。
はっきり申し上げて、他社のアンドロイド端末みたいです。

僕は4のときも5のときも、背面の林檎を隠したくなかったので
いつもクリアケースを愛用していたくらいです。
今回もご他聞に漏れず(未だ届いてませんが)クリアを注文しました。
なので、このごついラインを見ているとムカムカしてくるのです。

磨いてあげたくなるような、あの「美」はどこへ行ったんじゃい!!

iOS8を含め、チップもプロセッサも、何がどう変わったのやら実感が無いのは
はたして僕だけなのでしょうかねえ。
大きく美しくなった液晶以外に、さしたる魅力を感じ得ないのです。

・・残念。

*

2014年9月18日

前夜



iPhone 6の発売日を翌日に控え
アップルストアの前には東京駅まで続きそうなほどの行列が出来てるそうです。
皆さん、熱いですね。

僕、なぜか案外と冷めて淡々としてます。
もう若くないからなのか、胸躍らせるような興奮はありませんし
実はさほどの期待感も無いんです。
所詮は端末、日常のツールのひとつでしかないんですから。

ショップから連絡があり、明日の朝(難なく)受け取ることに決まったからでしょうか?
いや、違うと思います。
入荷まで数週間待つくらいの気持ちがあったのに
それが発売当日に手に入ると聞かされて、少々戸惑ったほどなんですから。

よくわかりませんけど、
明日の朝、地元のソフトバンク・ショップまで引き取りに行って来ます。
なんでも明日から三日間は、朝8時から11時までを
iPhone 6購入者のために臨時で早朝営業するんだそうです。

販売する側も手馴れてきましたね。
毎度の混乱を避けるためにあの手この手を繰り出します。
オンライン予約もそのひとつでした。

とは言いながら
明日、お店の前まで行ったときには
子供みたいにワクワクするのかも知れません。

パッケージの蓋を開けて本体を取り出す瞬間、
大人気なくニヤッと笑ってしまいそうで怖い。
けど、Appleユーザーってそんなもんです。

6を迎え入れるため、Tunesに5のバックアップをしておいた
そんな発売前夜です。

すみません。
少しだけ、楽しみになってきました。

*

2014年9月17日

6狂想曲



仕事中に、地元のソフトバンク・ショップからiPhoneに着信がありました。
掛け直してみましたけど、営業時間を過ぎていたので内容は不明。

しかし・・

これはきっと、オンラインで予約したiPhone 6の件だと思います。
地元のショップでの受取を希望してましたから
入荷・引渡しについてのお知らせなのでしょう。

よもや・・

19日の発売当日に手にすることが出来る!!
と、いうことなのでしょうか。
これは一気に期待が膨らむってえもんです。
明日の朝、折り返して確認してみましょう。

なんたって・・

16日の16時からの24時間で
なんと史上最多の400万台もの予約注文があったそうですから
2週間や3週間は待つ気十分だったんですけどね。

けれど・・

糠喜びは禁物なので、努めて冷静さを装っています。

それに・・

液晶保護シールやケースの類が、まだ手元に届いてません。
注文はしましたが、入荷まであと数日掛かるそうな。
素っ裸の無防備状態では、怖くて外に持ち出せないじゃありませんか。

そうそう・・

予想した通り、ソフトバンクの機種変更特典が更にお得になりました。
64GBも実質0円、おまけに5000円弱の割引きまで追加されたとか。
MNPの流出を防ぐため、5Sより5から機種変する方が優遇されているようです。
僕もそうですが、5のユーザーはちょうど2年目になりますからね。

ここ数日間・・

売る側も買う側も、みんな血眼になってます。
世界中、6狂想曲が流れる中を右往左往。
流行に左右されることが大嫌いな僕も、やむなくその真っ只中に居ます。

でもね・・

僕自身は決して急いでません。
品薄で入荷の目処が立ちませ~ん、とショップから泣きが入ったとしても
寛大な心で許しちゃいますよ。

ほんと。

*

2014年9月15日

やさしさなんかぢゃないよ



カミさんが入院してから今日で28日が過ぎました。
早いもんです、あれから間もなく一ヶ月が経とうとしています。

頭が混乱して、始めは億劫になることもあった毎日の見舞いですが
今ではすっかり僕の日常に組み込まれてしまった感があります。
人間て馬鹿ですから、慣れてしまうとそれが当たり前のように思えてしまうんですよね。

これが日常なんだ。
そんな風に受け入れてしまうと、煩わしさや面倒臭さは全く無く
病室に着くと、いつもの決まった用をさくさくとこなせるほどになりました。

毎日同じ時刻に、欠かさずやって来る僕を見て
「やさしい旦那さんですね」と、周囲からカミさんは言われるらしい。
それを彼女から聞かされると、僕は猛烈に反発したくなるのです。
照れでも何でもなく、そう言われてもにっこり笑うことすら出来ません。

「やさしさなんかぢゃねえよ」

僕は・・
降りかかる災いや試練を
そのまま受け入れているだけなんです。

本当に彼女を想う気持ちがあったとしたなら
あの夜、救急車を呼んでくれと本人から言われるまで
呆然と立ち竦んでいたりはしなかった筈ですから。

一部始終を見ていた僕の目の前で起きた事故を
未然に防ぐことさえ出来なかった後ろめたさが
「やさしさ」などと言われてしまうことで、とても憂鬱になってしまいます。

男の女々しさです。

僕の代表曲でもある『134号線の夕陽』は
「南へ下れ」と、命令口調の詩で綴られてはいますけど
男の弱さと、どうにもならない過去と未来を歌ったものなのです。



あの日・・
8月18日といえば、夏も終わりを迎える頃ではありましたが
陽射しも強く、まだまだ暑かった記憶だけは残っています。

それがもう、秋の気配を漂わせるようになり
季節の移ろいと時の流れが、いつもの年以上に早く感じられます。

お空の上では、夏と秋とが鬩ぎ合いの様相を呈していて
モクモクと力強く天に昇ろうとする雲が行く手を遮られているようで
それを見ていると何だか滑稽でもあり、寂しくも思えてしまうのです。

さらば夏よ、また来年ここで逢おうな。


今年はもう使うこともあるまい。
エアコンが無い僕の部屋の暑さ対策に一役買ってくれた扇風機、
埃を払い分解して、元の箱に収めてあげました。
そのまま収納してしまうと、無駄なほどスペースを占領してしまいますから
シーズンオフにはこうして箱詰めすることを予てから考えていたのです。

丸くて大きな物を四角い箱に収めると、ベッドの下の僅かな空間に入るだけじゃなく
埃や汚れからも守ってあげられるので、きっと来年も元気に活躍してくれることでしょう。

去り行く夏を見送りながら
人も、町も、空も、みんなご苦労さまでした。
そう呟く夜なのです。

それは・・
やさしさなんかぢゃないよ。

*