このコロナ禍にあっても、
株式市場が盛況であることは知っていた。
戦争特需と同じ仕組み。
濡れ手に粟とばかり、儲かる処は儲かるのである。
巷ではコロナバブルと呼ばれているそうな。
最近になって知ったのは
不動産の中古物件や賃貸物件に勢いがあるということ。
在宅ワ―クの影響で需要が一気に高まったらしい。
感染拡大地域からの避難組も多いという。
見えない処で、経済は活発に動いているのだ。
事実、我々庶民の日常の支出は確実に増えている。
だのに政府は、一貫して経済が回らないと仰る。
そりゃそうだ、政府与党のスポンサ―が疲弊すると
政治に金が回らなくなってしまうものね。
救いたいのは国民や街の居酒屋ではなくて
利益を供与できる古いお馴染みさんだけのこと。
恵んでやった定額給付金は口座に入ったまま動かないと
某ひょっとこ大臣は、口を尖らせて言い放ったけれど
カ―ド決済や引き落としで出て行くことを知らないのかね?
奴らは現ナマが市場に流れないと納得できないようだ。
いや、それ以前に
古いお馴染みさんが儲からなければならないということ。
それが政府与党の言う「経済」というやつらしい。
庶民の味方である店や企業は
経済という枠組みには含まれてないのが現状なのだ。
嗚呼・・溜め息しか出てこないや。