我が家のロクハン、パンチングメタルを固定しているブチルゴムの粘着力が衰えてきて、角が浮き始めたので外してしまいました。当たり前ですけど、抜けは圧倒的に良くなります。そして音源が一点に纏まったフルレンジユニットの音は、やはりいつ聴いても小気味いいものです。
先日、隙間対策とCDを収納するために購入したセリアのウッドボックス。収まり具合とサイズ感が良かったので追加購入、2個並列にしてみました。標準的なプラケースのCDだと1個に18枚収まりますから、税込220円の費用で36枚収納できたのは何となく得した気分です。効能的にも、比較的よく聴くアルバムを手の届く範囲に置いておけば、部屋をうろうろしたり探し回ったりしなくて済むので利便性も宜しいかと。 近いうちにもう一声リニューアルしたいと思っております。
さて、これまでシリーズ化して私のロクハン愛を語ってきましたが、特筆すべき点を書き忘れてました。それは所有しているどのアルバムに於いても、エレキギターが繋がれたアンプの音を、とても忠実に再現してくれることです。私の好みのミュージシャンたちは、小型のアンプで少しだけ歪ませて鳴らすことが多いですから、そのチープさというかバタ臭ささが、そのまま再生されてる印象なのです。16Cmシングルコーンの周波数特性や再生帯域が、小型のギターアンプに近いということもありますが、この鳴り方はロクハンならではのものだと思います。大きくてもだめ、小さくてもだめ、16Cmという絶妙なサイズが見事にジャストフィットしているのでしょう。レンジが広大な近頃のデジタルソースには不向きな音かもしれませんが、私の好みである60年代後期から70年代中期にかけてのアルバムが、どれもご機嫌な音で鳴ってくれることに毎回驚かされてます。
昨晩、ギターアンプについてちょっとした閃きがありましたけど、その話は次回にでも。
ところで・・
ロクハンの下に鎮座するダイヤトーンDS-251、現在は「置き台」としての役目だけとなってしまい、リファレンスモニターの座を完全に奪われた格好です。ガッチリした作りの密閉箱なので、共振したり箱鳴りしたりすることが無いため、置き台としてはいい仕事してると思うんですが、ちょっと不憫に思えてしまいます。部屋の反対側にセットしてあるCDラックと入れ換えて、その後は誰かにお譲りしようかとも思うようになりました。ユニットもサランネットも極めて状態の良い251、お安くしますんでどなたか入り用の方いらっしゃいませんかね?