2021年11月21日
軍配はAppleに、決まり手は押し出し
2021年11月20日
Apple Musicも試してみた
2021年11月19日
あれからずっと・・
さて、先日書き記したAmazon Musicと私のその後ですが、日々楽しませて頂いてます。あれこれ探してみると、手放してしまった(地味〜な)アルバムや、リマスター盤が相当数見つかるんで助かっています。と言うよりも、かなりマニアックな物までありまして、それを見つけた時は嬉しくなります。検索のコツは英語表記で行うこと、海外のアーティストは片仮名で入力するより確実にヒットします。珍しい物も沢山あって、お店で餌箱を漁るような楽しさに毎日浸りきっております。
たとえばアメイジング・リズムエイシズなんて、ラッセル・スミスのソロアルバムを含め殆どが網羅されてたり、ABCレコードの1stアルバムも当時のアナログ盤より遥かにいい音なので聞き応えがあります。そして何より、とうに手放してしまった音源に再会できる喜びは格別なのでして・・
すでにライブラリには100枚以上のアルバムをコレクションしたせいか、AIが「お薦めのアルバム」をセレクトしてホーム画面に表示してくれまして、これがまた極めて的を得た内容でびっくりしたり感心したりの繰り返しです。音質もCD並みですし、細かな部分に目を瞑れば十分な品質かと。今や手放せないアイテムとなってしまったどころか、アナログ盤もCDも全く聴かなくなりました。ただし椅子に座ったままの時間が長くなり、過度の運動不足に陥らないかが心配にはなりますがね。
今日新たに見つけた貴重な1枚は、ニルソン「空中バレー」の全曲モノラル盤!これは素晴らしい内容でした。この音源はニルソンのボーカルが際立って、ステレオ盤では味わえないミックスに感動したくらいです。機会がありましたら是非とも聴いてみてほしい1枚です。
などと、この文章を打ち込んでいる午後、傍のミニ・バックロードホーンから流れているのはボーナストラック付きのアンクル・ウォルツ・バンド1stアルバム。2年ほど前にリイシューされた物ですが、これもまた素晴らしき内容です。昼下がりのBGMには打ってつけですね。持っていなかったので助かりました。
嗚呼、ありがたや。
2021年11月14日
Amazon Musicが私の部屋にやって来た
(追記)
アルバムの再生が終わって、そのまま放置してるとAIがセレクトした曲が勝手に流れて来ます。大きなお世話でもありますが、それがデラニー&ボニーだったりダン・ペンだったりすると嬉しくなるのです。きみ、わかってるじゃないかあ!
2021年11月11日
ハーフ嬢はダンプド・バックロードホーンになった
音源がシングルレンジ1発ですから、低域が纏わり付いたようなドロッとした中域ほど気持ちの悪いことはありません。更にそれが高域にまで影響を及ぼして、分解の悪い篭った音になってしまいます。うーん。
そこで・・
開口部奥の吸音材はそのままに、キルト芯で開口部を完全に塞いでみました。塞ぐと言ってもいわゆるフィルターですから、嫌な音だけ濾過してくれるんじゃないかと。(障子一枚閉めるだけでも、外の音の聴こえ方が違いますからね)しかし、バックロードホーンの開口部を塞ぐって、どーなのよ。ダンプド・バスレフならわかるけど、ダンプド・バックロードホーン?
(Before)
(After)
調べてみると、あるんですねえ実際に。正式にはダンプダクト・バックロード、ホーン開口部にバスレフのダクトを付けたような形状です。文献によると「開口部にダンプダクトを使用することで、中高音の漏れを抑えつつ低域をコントロールすることが出来る。低音から中音にかけてのアバレも減少して、バックロードのクセであるボーボー感(土管音)を抑制する効果がある。ただし、バックロード特有の躍動感や開放感、鳴りっぷりの良さは後退する」と、ありました。
私が吸音材を詰め込んだのは応急処置的なものでしたが、方向性とやり方に関しては間違ってなかったようです。
やってみると・・
流石にこれは効果てきめんでした。当たり前かもしれませんが低域がタイトになって、中高域への被りが低減したせいか、小口径らしい本来の音で鳴るようになりました。具体的に言うなら、ボーカルが前に出て、スネアとハイハットの抜けが良くなった、てえところでしょうか。全体が締まった分だけ低音が量感的に少しだけ減少しましたけど、ベースもキックも十分に張り出してくれてます。これならきっと、ハーフ嬢の憂鬱も晴れることでしょう。
(蘊蓄)
バックロードホーンというのは、ユニットから出る裸の音と、ホーンから出る土管を通って来たような低域がミックスされて耳に届きます。帯域が違うのでそれぞれの音質は全く異なりますから、バランスを良くするためには量と質のチューニングがとても重要になるわけです。
(オマケ)
1曲だけガイ・クラークのアルバムを空気録音したのでYouTubeに上げてみました。iPhone内蔵のマイクで収録したので低域不足のバランスの悪い音になってしまいました。参考にはならないかもしれませんが・・お恥ずかしい限り!(苦笑)2021年11月10日
秋の便り
実家の玄関から表通りに繋がる20mほどの小路を
風で落ちた紅葉が塞いでしまったようだ。
後片付けが大変だと嘆いていたけれど
綺麗だね、ずっと眺めていたくなる。
玄関を開けただけで、気持ちが和らぐ。
そんな家がいいよね。
2021年11月9日
「16センチの神様」はいからはくち編
ハーフ嬢とのやり取りには都合の良い天気です。
似合うかどうかは解らないまま
前日に仕入れておいた40X50Cmのキルト芯を
ひたすらハサミで5Cm幅にカットして
それを四つ折りまたは八つ折りに畳んでは
ホーン開口部の奥に詰め込んで行く地味な展開。
目分量・当てずっぽの行き当たりばったりですが
吸音材の代用品として、いい仕事してくれる筈。
黙々と手だけを動かしながら
思い通りの格好にセットできた姿を目にした時、
とても似合っているようで安心しました。
あのダメダメさに失望したM-800のことです。
ダブついてボンついた低域さえ抑え込めたなら
中高域が立って使い物になるんじゃないか?
恥ずかしながら、何となく諦めきれないまま
数日間そんなことを考えた末の結果なのです。
恐る恐る彼女の第一声を聴いてみると・・
大成功でした。
顰蹙を買った箱のボンつきが抑えられ、
おまけに低域も締まって適度な量です。
これは狙った通りの音、
中高域も俄然良く鳴るようになり
ボーカルの声質が私の許容範囲となるほどの
大変身を遂げてくれたのです。
これ、これがフルレンジの音なのだ!
百均のキルト芯、いい仕事してくれました。
私のロクハンシステムに(正式に)
ハーフ嬢を迎え入れることとなりました。
禁断の横置きですが、今やバランスは問題ありませんし
彼女には一番似合っているんじゃないでしょうか。
さしたる計画も無いまま、いつも思いつきだけで
トライアンドエラーを繰り返しながら生きて来ました。
猫の額ほどの僅かな未来と
悔やむことさえ難しいほど遠い過去の
その隙間を縫うようにしながら、能天気に暮らしています。
そう、私は
唐紅の 蜜柑色したひっぴーでありたいのです。
はっぴいえんど「はいからはくち」
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