2021年12月17日

ほぼ寝たきりの一日

 








今日は終日、右足がひどく痛んだ。
朝から晩までというのは今回初めてのことで
困ったことに椅子に座ることさえできず
布団に横たわるしかないほどの状況だった。

仰向けで体を真っ直ぐにして寝ると
数分後には痛みが抜けて行き、
プレガバリンのせいか、うとうとし始める。
今日はその繰り返し。

つまり、Macに触れることもできないわけで
お気に入りの音楽を鳴らすことすら叶わず
無音の部屋で天井を眺め、トイレと食事の時にだけ
痛みを堪えながら階段を降りるといった具合。

一番恐れていた「寝たきり」状態の前触れなのか?
それだけが不安に思えた。

夜が更けた頃、ようやく少し楽になり
椅子にも何とか座れたので
この文章を打ち終えたら寝ようかと思う。

さて、明日は・・


2021年12月16日

体裁を取り繕うようなこと、しちゃ駄目ですよね

 











朝から穏やかに晴れた一日が始まる。 
目を覚ました時はいつも、不思議と痛みが全く無い。 
あれ?寝てる間に完治したのかあ?

けれど階下に降りて歯磨きを始める頃になると 
顔を顰めるほどの激痛が右足全体を襲う。 
しゃがみ込んで何とか歯磨きを終え、 
一気に顔を洗うと再び暫くしゃがみ込んで 
痛みが治まるのを待ってから立ち上がる。 

毎朝この繰り返し、直立すると痛みが吹き出して来る。 
たぶん軟骨の当たりどころが、その姿勢なんだろうね。 
ヤンキー座りのような体型で深くしゃがみ込むと 
痛みがすーっと引いて行き、その後は少し楽になる。 
いつものように、今朝の寝起きもそんな具合で始まった。 

1時間ほど椅子に座り、テレビを見ながら朝食。 
食器類を台所に出すため立ち上がり 
一服してからカミさんの分と一緒に洗い始めるのも 
ずっと前から続く私の毎日のルーティンなのである。 
何故こんな時にもそんなことを?・・と思うかもしれないが 
私は何かしら体を動かし、何かしらの用をしてないと 
自分が駄目になってしまうような気がするからだ。 

そんな頑固ジジイが、今朝も同じように動き始めると 
はて?心なしか痛みが少ないような・・
 
気のせいかと思ったけれど、立っていられる時間が長い。 
おまけに痺れも少なく感じられる。 
もしや昨日から服用してるプレガバリンの効用か? 
おそらくそうだろうね、それしか考えられない。 
その後も、いつになく楽な状態が続いたので
なんだか、久しぶりの感覚に思えてとても嬉しくなった。 

今日は所要が幾つかあって 
銀行とコンビニへ行かなければならなかったので 
支度を済ませ(意を決して)玄関を出る。 
陽気がいいので、マスクをしていても心地は良い。 
普段ならスタスタと足取り軽く歩きたくなる気分だ。 

けれど、ああやっぱり・・ 
100メートルほど歩くと、右足全体が痛み始めた。 
途中で立ち止まったり、ベンチに腰掛けたりしながら 
歩幅を狭めて何とか辿り着き、用を済ませたが 
恥ずかしい限りの爺さん歩きの姿が情けなかった。 
同じ爺さんであっても、私のプライドが許さないのだ。 


















・・なんちゃって 
どっからどう見ても爺さんじゃないか。 
はい、返す言葉がありません。
 
その昔、早川義夫さんの言葉に 
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」 
というのがありました。
私、今までかっこつけて生きてきたかもしれません。
体裁を取り繕うようなこと、しちゃ駄目ですよね。
恥じらうことなく、爺さん道を突き進まなくては(笑)

昼間の歩行がいけなかったようで
夜になってから痛みが増してきました。
トイレに行った前後、数回しゃがみ込んだり
手洗いするわずかな時間さえ立っていられません。
こんな苦痛からは早く抜け出したいものです。


2021年12月15日

闘病記、になりそうだ

 











今日から服用してるプレガバリンという薬です。 
神経痛を緩和するんだとか。 
え?神経痛?? 意外な響きに一瞬たじろぎましたけど 
ヘルニアも神経痛のカテゴリーなんですよね。 

今日は朝から今に至るまで 
過去最大級の痛みに苛まれてます。 
相変わらず直立状態が一番痛むんですが 
座ってもしゃがんでも、どんなポーズであれ 
右膝から足首にかけての痺れと共に 
脛の部分に鈍痛が居座っているのです。 

時折顔を顰めたり 
ちょっとしたことに苛っとしたり 
気持ちに余裕が無くなるのは嫌なもんです。 
冗談のひとつも言えないなんて、ねえ。 

前述のプレガバリン、 裏の注意書きを見ると怖くなります。 
副作用が(今は副反応って言うべきなのかしら?) 
かなりの多岐に及んでまして 
それらを列挙すると・・ 
めまいや眠気、意識消失、視力の低下や目のかすみ、 
体重が増加した場合は医師に相談等々 
使い方を誤ると、とんでもないことになりそうです。 
怖いので、夜間服用後は酒を飲まないことにしました。 
えらいでしょ、自主的に行動を規制してるなんて。 

危険なので車の運転も日曜以降は避けてます。 
整形外科と提携してるMRIの設備があるクリニックも 
電車で行くようにしたので駅から近い所を選びました。 
とは言っても、2〜300メートル歩くだけでも 
途中で休憩したり、今はキツイんですけどね(笑) 

さて、明日はどんな塩梅なんでしょう。 
日頃は薬なんて殆ど縁のない人間が 
毎食後の鎮痛剤と、日に2回プレガバリンを飲むなんて 
薬の量が少ないとはいえ、私にしてみれば薬漬けの日々です。 
それも何だかなあ。 
今までは猫の如く自己治癒力に頼ってきただけに 
残念というか悔しい気分にもなってしまいます。 
やれやれ。。 

このBlog、やはり暫くは闘病記となりそうです。 
体調さえ良ければ、オーディオ愛の続きにも触れたいんですが 
それは成り行き次第ということで。 

 ・・どうか皆さま「かずら的日常」この先々もご贔屓に。


2021年12月14日

強烈な電磁波、浴びてきました

 








人生で二度目か三度目のMRI検査、
最後にやったのは事故に遭った15年くらい前のこと。
ドンガラドンガラの掘削機みたいな激しい騒音も
幾分は進化して少しは緩和されたのかしらと思いきや、
ダミーの密閉型ヘッドフォンを装着されても効果はなく
その凄まじい爆音は相変わらずの破壊力でありました。

私は、UFOの大型母船が頭上に現れ
地上が猛烈に攻撃されてる様を想像しながら
目を閉じていたのですが・・

やがて脳細胞が破壊され、
感覚すらおかしくなってしまうのか
やかましいながらも規則正しい打音が心地好くなり
リズムに乗りながら、いつしかウトウトする始末。
終わってから、そんな馬鹿なと技師に話してみると
意外にも「そーなんですよー」と、嬉しそうな顔をされた。
それは不思議なことではなく、MRIあるあるのようでした。

さて、肝心の診断結果はというと
(有名な)椎間板ヘルニア、だそうです。
傷めた箇所の軟骨がちょっぴりはみ出して
神経回路の一部を塞いでるんだとか。
それは素人が画像を見てもわかるくらい
くっきりと鮮明に写っておりました。
ただ、今回はごく小さいことから
溶けて自然消滅する可能性が高いらしく
暫くは安静にして様子を見ることになりました。
痛みが更に増すようなことがあればブロック注射で対応したり
目安は2〜3週間の急性期の治療となる模様です。

つまりは年越し、てわけでして
こんなもん来年まで持ち越したくないんだけどなあ。
早いとこ溶けて無くなってくれないかしら。ねえ。

今日は帰宅が8時近くになるくらい
いっぱい歩いていっぱい待たされて
足の痺れと痛みで苦痛もいっぱいです。
神経に効く何たらという薬も新たに処方されたんですが
調剤薬局が閉まっていたので明日改めて。

安静にしてろ、と言われても
何をどうすりゃいいんですかねえ。
暫くは(私の)闘病日記となりそうな気配です。
わや!!


2021年12月13日

馬鹿さゆえ・・

 











半月ほど前、不注意から腰を傷めてしまった。
古傷というか何というか
毎年一度は必ず痛くなるほど慢性化した箇所だ。

けれど今回は最初の痛み方がちょっと違った。
骨や筋ではなく、神経に電流が走った感覚。
これは初めての経験だったので
当初から嫌な予感だけはしていた。

案の定レントゲンを撮っても
関節は綺麗だし患部らしきものが見当たらない。
ただ、右側の傷めた方の足にわずかな痺れがあり
これもまた初めて経験する症状だったのだ。

腰痛が治まった後も、この痺れだけは残り
気味が悪いので再度診てもらおうと思っていた矢先、
昨日から激しく痛みが生じるようになってしまった。
おまけに右足全体が痺れている。
ありゃりゃ。。

一番痛みを感じるのは直立してしばらく経ったとき。
椅子に座ったり、しゃがんだりするのは平気だし
立ったり座ったりする動作もスムーズだ。
けれど何故か、直立すると痛みが激しくなってくる。
こんな症状は初めてなので戸惑ってしまった。

直立すると痛みが出るということは
歩く時も、もちろん痛いというわけで
わずか300mほどの距離にある整形外科へ行くのにも
歩幅を詰めて老人歩きをしなければならず
その姿を想像すると情けなく思えてしまうのだが・・

背に腹は変えられず、午前中に整形外科の再診を受け
症状を説明すると、やはり神経系だろうとのこと。
提携してる脳神経外科の予約を取ってもらい
明日そこでMRIを撮ることになった。

ああ・・
能天気な私にしては珍しく落ち込んでしまう事態。

でもね、
どこか客観的で他人事みたいに思ってる節もあるのが
事故や病気で幾多の修羅場に遭遇しても
どこかそれを楽しんでいたという私の馬鹿さ加減。
これは未知との遭遇だと言わんばかりに
ワクワクしながら2時間半もの手術を受けたこともある。

なので、明日は何を言われるか
密かに楽しみにしていよう。

馬鹿さゆえ、ね。

2021年12月11日

早々に台座を新調したお話し

 











スーパーへ買い出しに行ったついでに
店内のセリアでウッドボックスを購入した。
そう、昨日から活躍中のDACのためにね。
台座がいつまでも間に合わせの製品の箱というのは
なんか気が引けるし、申し訳ない気分になるので
早々に新調してあげた次第なり。

目分量で適当なサイズを選び帰宅すると
なななんと、縦方向数ミリの隙間しか生じないという
我ながら驚いてしまうほどのジャストフィット!
しかもだね、使用してるのは箱の底部分。
つまりボックスをデスクに逆さに置いているわけで
いったい何が驚くほどに凄いかというと、
本体が収まっているのは底上げしたフレームの内側なのだ。
アバウトな見立てでよくぞここまで・・
自分を褒めてあげたくなるじゃないか(笑)


















ね、フレームの内側に収まっているから
何かの拍子でズレて落下する心配もないでしょ。
一応、滑り止めのシートも敷いておいたけどね。

この新たなFX-AUDIOのDAC効果に、
昨夜は幾分興奮気味だったので
一夜明け冷静に聴いてみたけれど、やはり音質がいい。
こんなに変わるものなんだねえ。

今日ふと思ったのは、データに表れない電力不足。
私の場合、USBバスパワーの機材がDACを含め3台ある。
オーディオインターフェースのM-AUDIO Mobile Preと
AKAIのMIDIキーボードMPK miniだ。














今まではずっとMacに繋げたままだったけど
全部が起動状態だとDACの電力が足りなくなって
歪みやら何やら、音に悪影響が出るんじゃないかと。
いや、たぶんこの考えに間違いはない筈。
頻繁に使わないものは外しておくべきだよね。

なので、DAC以外は接続を遮断して
GarageBandを開く時だけ繋ぐようにした。
心なしかMacの立ち上がりも早くなったような気がする。
確信は持てないけど、たぶんこの処置は正解なんだろう。

以上、現場からのレポートでした。
ではまた来週。


2021年12月10日

L字コーナーの座ったきり老人

 











余計な回路や機能は全く無い、シンプル設計のDACが到着。
こうして見ると、ダイレクトボックスみたいでしょ。
わずか20Cmほどしかない付属の「最短」USBケーブルにも好感。
ノイズ対策として、どうしてもこれを使いたかったので
S字にカーブさせ、捻れないよう台座に乗せてセッティング完了。
(今は製品の箱ですが、いずれしっかりした物に交換予定)
今回はRCAケーブルも必要最小限の長さに留めて
さあて、期待膨らむ音の方は・・

きゃあー!なにこれー!!(感嘆の叫び)
中高域の靄が取れ、低域の締まりも俄然向上して
M800とは思えないほど音が前に出て来ます。
今まで代用していたオーディオインターフェース、
M-AUDIO Mobile Pre内蔵のDACとは
まったくもって別次元の世界にびっくりです。

こ、これでほんまに2680円でっか!?
買うてよかったわあ〜

近頃のFX-AUDIOの製品、高品質で侮れません。


















いやあ、それにしても
こんな安価なDACで、これほどまでに音が変わるとは・・
中高域は明らかに以前より張り出してるし
低域のもたつき感も全く無くなりました。
ちょっと離れて聴いてみると
レンジが広くなって高域がスッキリしてるのがよくわかり
締まった音なのに、低域の量感はむしろ増えてるように感じます。

今まで不満ばかりを口にしていたあのM800が
まるで能率の高い別のユニットに交換したみたいに
上から下まで絶妙なバランスで鳴ってくれるなんて
これはいったい、何が起こったのでありましょうか。
喜びに浸りつつも、かなり困惑・動揺しております。

明日、外付けツイーターの材料が全て揃うんですけど
この状態であれば必要ないかもしれません。
エージングが済んでから改めて判断することにします。
(気持ち的には作ってみたいんですがねえ)














そうそう、今日の作業や操作をしやすいように
アナログプレーヤーとアンプの位置を入れ替えたんです。
このせいもあって、各ケーブルを最短にできたんですが
座ったままで全ての機材に手が届くわけですから
今後ますます「座ったきり老人」になりそうで怖い(笑)