どちらかといえば夏の競技よりも
観戦するのが楽しみでもあります。
アイスホッケーとスピードは特にいいですね。
氷上を滑るパックの速さときたら
動体視力の衰えた老人の目では追いつきません。
スケートのスピード感て凄いもんです。
私が生まれ育った北海道では
小学1年から冬の体育の授業はスケートでしたから
スポーツには全く縁のない私であっても
今でもスイスイ〜っと滑ることが出来るんですよ。
ただね、刃の長いスピード用のスケート靴は
どうしても好きになれませんでした。
刃先がリンクに引っ掛かって転んだり
まめに研いであげないと踏ん張りが効かなくなるし
皮が薄いせいで足は冷たくなってしまうし。
悴んだ指で細くて長い紐を縛る時は泣きそうでした。
これが中学に上がるとですね、
体育の授業がアイスホッケーになりまして
初めてホッケーシューズを履いた時は感動しました。
皮や底が厚くなるんで靴は重たいんですけど
短くて小回りのきく刃といい防寒性といい
当時の私はすっかり気に入ってしまったのです。
なんたって、ド素人の身であるにもかかわらず
氷上を簡単にくるんくるん回れるんですから
なんだよー最初からこっちにしてくれたらいいのにー
と、小学の6年間を恨んだものです。
先日カミさんにもそんな話をしながら
中学の頃はホッケーシューズとスティックは
皆が自前の物を持っていたと言うと驚いてました。
防具は一切無く、生身の体でやっていたことには
もっとびっくりしてましたけどね(笑)
そんなわけで、氷上のスポーツは好きです。
北京で開催されることには諸問題が山積みですけど
仮にそれが五輪であっても世界選手権であっても
私からすると、どちらでもいいんです。
好きな種目の映像がたっぷり観られるだけで
楽しいし、もちろんジャパン応援します。
でもねえ、銭儲けだけが目的となった五輪については
言いたいことが山ほどあるので
純粋に競技だけを楽しみたいと思っています。
なので開会式なんぞも観てません。
ちなみに、スキー競技はジャンプ以外は
さほど興味がありません。私、滑れないから。
十勝平野は真っ平なもんで、アップダウンが無くて
スキーを楽しむ環境が全く無かったんですよ。
せいぜい川原の土手を滑り降りるくらいなので
子供にとってはつまんないったらありゃしない。
その代わり、でかいスケートリンクだけは
どこの学校の校庭にも立派なのが作られましたから
後年、スケート王国と呼ばれるようになったわけです。
あれ?今夜書きたかったことの題材から完全に外れてる。
あはは、こんなこともあっていいさね。
(画像はその「書きたいこと」の主人公さん)笑