2012年12月30日

仕事納め、そしてBlog納め

私の仕事場は業界最大手の某運送会社のコールセンターです。
さすがに今日はキャパ・オーバー、午前指定の荷物が夜になっても届けられません。
おかげで朝から晩まで苦情の電話が殺到する事態となり
終日大混乱のまま、すっきりしない仕事納めとなってしまいました。
仕事納めとは言っても、私の仕事場も現場も年中無休で動いているのですから
明日の大晦日も今日の混乱の影響は避けられないことでしょう。
出勤される方や現場の配達員の皆さまには申し訳ない気持ちになってしまいます。

安い給料のパートの身とは言え、その会社に籍を置く私なのですから
実名を挙げて書き記すことは出来ませんけど、
現場がこなし切れないほどの物量を引き受ける会社の姿勢に腹が立ちます。
このままでは末端の配達員がやる気を失ってしまうでしょうし
サービス品質の低下による苦情件数は更に増えて行くことでしょう。
コールセンターも同じです。
苦情ばかり聞かされてはオペレーターも長続きはせず辞めて行きます。
現場の実情との隔たりを見ていると、不健全な会社だと思わずにはいられませんが
私如きがどうすることも出来ないのが歯がゆいところです。
大きくなりすぎた会社って、良くないですね。
たまに本社の役員が視察に来ますけど、それを出迎える大勢の社員の姿を見ていると
まるで組長を迎えるヤクザの世界みたいに映ります。
・・やだやだ、そろそろ足を洗わなきゃ。



そんなとんでもない晦日の一日でしたが、それはそれ。
私の日常や人生にとってはどうでも良いことです。
そう開き直って行く年を見送らねばならない頃合となりました。

還暦を迎えた今年、60歳という垣根は越えてしまいましたけれど
まだまだ纏めに入ることもなく、決して守りに入ることもなく
孫の姿に目を細めながらも、攻めの姿勢だけは貫いて行こうと思っております。
長く生きて来て、何が一番楽しいかと言えば
やはり人との出会いと新たな発見でしょう。
人間て素敵だ、そう思えることが一番の幸せじゃないかといつも思うんです。

この一年、すっかり疎遠になってしまった方もあれば
初めてお会いして(またはFacebookを通じて)価値観を共有できる方も大勢居ました。
それら全ての方々にお礼と感謝をしたい気持ちでいっぱいです。
歌人であるかずら元年は、しばらく歌うことから遠ざかってはいますが
嬉しいことに、また聴きたいと仰ってくださる方のためにも
フル・チャージした暁には是非とも歌わせて頂きたいと思っております。
その日を楽しみにしながら静かに行く年を見送り、そして新しき年を迎える所存です。
一年間、どうもありがとうございました。
私のお気に入りの写真で締めさせて頂きます。


大晦日の明日は外泊のため、本年のBlogはこれにて。
皆さま、良いお年を!!



かずら元年

*

2012年12月29日

LOVE FOR SALE


さすがに今夜は車も少なくて、1号線は60~70Km/hで流れてましたから
久しぶりに10時ちょっと前くらいに家に帰り着きました。
昨日や一昨日とわずかな違いなのに、妙に時間が長く感じられるから不思議です。
猛烈に忙しかった仕事のことを忘れ、音楽を聴く心の余裕が感じられます。

とは言っても、言葉(声)のある物はまだちょっと避けたい気分。
こんな時にブルーノート・ジャズはいいですね。
ニューヨークの空気感がこの時期にはとてもよく合うんです。
名盤と呼ばれるこのSOMETHIN' ELSEで、マイルスのミュート・トランペットが
サックスの雄キャノンボール・アダレイと絡む「枯葉」が心に染み入りますもの。

2曲目の「ラブ・フォー・セール」のイントロが流れると
昔アナログ盤で持っていたトミー・フラナガンの演奏を聴きたくなってしまいました。
とても力強いタッチのピアニストで、私のお気に入りの一人でしたから。
当時はモノクロのジャケットで徳間音工から1枚物でリリースされてましたけど
今はもう廃盤になってしまって2枚組のCOMPLETEアルバムだけのようです。
57年から64年にかけての音源らしいのですが、うーん買っちゃおうかなあ。


さて、明日は年内最後のお勤めです。
夜までみっちり働いて、さっぱりした気分で今年とおさらばできればいいですね!


*

2012年12月28日

スパッと


11時を回ってから帰宅した今夜、ふと私の部屋の温度計を見ると6.7℃でした。
外は冷たい雨、東京西部では雪も降ったそうです。
いよいよ冬が本気を出してきたような年の瀬、それもあと三日で新年ですって。
驚いちゃいますよね、12月はひたすら猛スピードでゴールを目指しています。

東京西部といえば、思い出すのは西荻窪での旧友たちとの再会の夜。
10月とはいえ寒い日でしたけど、温かなお店で交わした酒の味は忘れられません。
十もありませんけど、私にとっては今年の大きなニュースのひとつでした。
10大ニュース、ではなく重大ニュース。
回を重ねるとニュースではなくなってしまいますが、また折を見て集いたいものです。

というより、ベロベロになりかけていた某ツトムくんに
また一緒に演ろうかあ、なんて軽口叩いてしまったことも頭から離れないでいます。
本人は全く覚えてなかったようですけどね(笑)
ジジイが三人、何か面白いことが出来そうな気はしてるんですが
怠け者の私のこと「いつか考えよう」ばかりで、一向に具体化されずにいます。
ほうぼう屋の女将なら、きっとスパスパと物事を片付けて行くんでしょうけどね。
ああ、あやかりたい。

さて、明日と明後日を乗り切れば、ようやく休めます。
大晦日と元旦、この二日間だけで私の正月は終わってしまうのですが
うだうだぐだぐだしているよりも、スパッと切り替わってしまう方が
怠け者の私にはちょうど良いのかも知れません。

来年のテーマは「スパッと」にします。
引き摺らず持ち越さず、軽いノリで物事を推し進めて行く所存。
どこぞの運送会社のサービス名称とダブリますけど、
あくまで私のテーマですから混同なさらぬように。

・・しまった!
フライングで新年の抱負を書いてしまった!!(汗)

*

2012年12月27日

責任者不在?


ある程度予想していたことではありますが
ジョブズ亡き後のApple社、やはり統率力に欠けている気がします。
各セクションの開発やアップデートに関しては従来通り機能していても
最終的にそれを纏め上げる管理者が不在と言いますか
ひとつの物に仕上げる完成度が著しく低下していると思うんです。
iPhone5が発売された当初もMapの不完全さ(というより欠陥)が問題になっていましたが
それは3ヶ月ほど経過した今も満足な形に仕上がっていません。
おそらくジョブズが生きていたなら、こんな醜態を晒すことは無かったでしょう。

先日OSが6.0.2にアップデートされましたが、その不具合もずいぶん目にします。
一番多いのはWi-Fiを多用するとバッテリーが激しく消耗するとの声。
私はLTE若しくは3Gしか使わないので、ふだんはWi-Fiをオフにしてますから
バッテリーの消耗にさしたる変化はありませんが、頻繁に接続する方はお困りでしょうね。
ジョブズを何度も引き合いに出すのは気が引けるんですが、
iPhone4のフレーム構造の欠陥として電波状態が悪くなることが問題視された時
彼はすぐさま世界中全てのユーザーにバンパーを無償提供したことがあります。
危機管理と迅速な対応、これは彼がCEOだった故に成し得たことでしょう。
鶴の一声と次の一手、実力者にしか出来ないことです。

私のiPhone5は、OSを6.0.2にアップデートしてからというもの
アプリケーションの一部が正常に動かなくなってしまいました。
アプリ自体が新しいOSに対応してないんだろうと思い込み
そのアップデートを待っていたんですが一向に更新される気配がありません。
そこで今夜ふと思い立ち、iPhoneを再起動してみると正常に戻りました。
もっと早く気付くべきだったと、これはいささか後悔してますが
責任者不在?のiOS6、何かと問題が多いところが気になるのです。
Appleよ、大丈夫なのか!?

*

2012年12月26日

フリーズ?


北海道で生まれ育った私ではあっても、今夜の冷え込みはさすがに堪えます。
寒いというより痛い。無数の極細の針が皮膚を刺しているような感覚です。
これはやはり空気が異常に乾燥してるからなんでしょうね。
寒さに違いが無いとは言え、乾ききった関東平野の寒々しさは
やたら細くて軽くって、身体に纏わり付いたまま離れません。
家や身体を大地ごとすっぽりと覆い尽くすかのような
太く重たい北海道の大陸的な寒さとは全くの別物なのです。

ドンキホーテで裏起毛のスエット上下を買って来ました。
身を清め、年が明けてから着るつもりだったんですが
あまりの寒さに今夜から私の寝巻きとしてデビューします。

それにしても寒い。
脳味噌まで凍えてしまいそうです。
・・フリーズ?

*

2012年12月25日

古い写真


25年ほど前に家族でDLへ行ったときの写真、私のデスクに飾ってあります。
こやつら、今は立派な(立派すぎる)大人となり
長男には二人の子供、末娘も子供を授かり(長女は未だ独身で家に居ますが)
今では時折、私が叱られたり説教されたりするほど立場が逆転してしまいました(笑)

みんな、いい子たちでした。
長男を核として兄弟仲良く暮らしてましたが、それは今なお変わらぬ関係であり続けています。
ちょっとだけあの時代に戻れたなら、私は彼らへの接し方を改めたい
そう思ってしまうことがあるくらい、あまり良き父親ではなかったような気がします。
仕事に追われ、育児には関わっていませんでしたからね。
毎晩、子供たちが寝静まった時間に帰宅するのが常でしたし
休日も少なかったため満足に言葉を交わすことも出来なかった後悔があるのです。

けれども、子供たちはいつも純真だったことが救いでした。
サンタクロースをずっと信じてくれてましたから
クリスマスが近付くとサンタさんに手紙を書き、
三人共イヴの夜はワクワクしながら早めに布団に入りました。
深夜になってから駐車場の車に隠しておいたプレゼントを取りに行き
枕元にそっと置いてから灯りを消すと、しばらくして一人が目を覚まして大騒ぎ。
全員を叩き起こしてプレゼントを開く姿を(狸寝入りしながら)目を細めて見ていました。
その光景、満面の笑みが毎年の楽しみでもあり、疲れた体が癒されたものです。

「サンタさんの鈴の音が聴こえて目が覚めたんだあ~」なんて聞かされると
子供たちの純粋な感性がとても素敵に思えましたし
クリスマスという家族にとってのイベントが如何に貴重なものであるか
十分すぎるほどに教えられたことを感謝しなければなりません。

その子供たち、(一人を除き)今では人の親となりました。
古い写真とクリスマスの夜・・感慨深いものです。

*

2012年12月24日

祈り




A very merry Christmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear
War is over, if you want it
War is over now


*