2012年4月16日

私の青空

あれから7年が過ぎました。

悪戯っぽい笑みを浮かべながら
まだ何処かで歌っているような気がしてなりません。

後で知ったことですが、
亡くなる直前に病院でカトリックの洗礼を受け
洗礼名パウロとして旅立って行ったそうです。

高田渡、享年56歳。
葬儀はカトリック吉祥寺教会で執り行われました。

たぶん、
天国へ行ってもお酒はやめてないでしょう。
それどころか、
仲間たちが何人も天に召されましたから
今頃は楽しく飲んでいるに違いありません。

晴れた午後に
空の上から歌が聴こえて来そうです。



高田渡「私の青空」



2012年4月15日

場末の薄暗いパブがロックの根城なのさ


その昔の私、ザ・バンドの数あるアルバムの中で、これがとても気に入ってました。
Moondog Matinee(ムーンドッグ・マチネー)
ロニー・ホーキンスのバックバンドだったホークス時代を彷彿とさせるカバーアルバムです。

内容もさることながら、真っ黒なアルバムジャケットと一緒に付いていたのがこのイラスト。
これは折り畳まれたLPジャケットサイズの部分ですが、
広げると50X40Cmほどの大きさがあり路地の細部まで描かれていました。
この上手いんだか下手くそなんだか分からないような不思議なイラストも気に入り
何処へ引っ越しても私の部屋には必ず貼るようにしていたくらいです。
場末の安いホテルに寝泊りしながら、安酒飲んで演奏していた日々が伝わってくるような
いかにもアメリカ的なチープ感が素敵じゃないですか!

酒と煙草と女、そして薄暗いパブ。
今でこそミュージック・シーンは巨大化してコマーシャリズムに乗ってしまいましたが
音楽、とりわけロックの原点はやはりこれなのです。
町から町へと旅をしながら、僅かばかりのギャラで食い繋いでいるような
ちょっとばかり不良っぽく不健全な臭いがプンプンしてるものだったのです。
その当時の臭いを強烈に放つバンドと、7年ほど前に知り合いました。


クックハウス。
60年代から70年代にかけての曲を演奏する彼ら、自称「コピー・バンド」です。
流行の「カバー」ではありません。当時の雰囲気そのままの「コピー」です。
この潔さが天晴れで、いつも観ていて楽しくさせてくれます。
私が中学生だった頃に田舎のハコ(当時はゴーゴー喫茶と呼ばれてました)で見かけたような
つい憧れの眼差しで見入ってしまうカッコ良さがステージにはいつも在ります。
いいんですよ、ほんとに。

昨晩はボーカルが入れ替わり「ロニー&ザ・ロケットメン」として演奏してました。
(ネーミングもそれっぽくていいですよね)
冷たい雨の中、痛む腰を庇いながらこれを観に出掛けたわけですよ。
いやあ楽しかった、酒が旨かった、そんな幸せな夜でした。

ありがとうね!クック!!
そして7年前に彼らと出会うきっかけを生んでくれた形のノブちゃん、
みんなに感謝だわあ。


2012年4月13日

老化・・なのかしら?

夜になってから少し冷えてきました。
明日は3月上旬の気温に留まるらしく、寒い雨の一日となりそうです。
夕方から街へ出掛け、久しぶりに友人のバンドのライブを聴きに行こうと思っているので
せめてその時間帯までには止んでほしいものです。

昨日は青空と桜とポンタのおかげで何とか我慢できてたんですが
持病の腰痛が再発して少々不自由な暮らしとなっております。
左側の腰に鈍痛、歩くことに支障は無いのですが
椅子に座っているとかなり苦痛でして、これはちょっと困ったものです。
5年ほど前に、生まれて初めて腰を傷めてからというもの
年に何度かは重い痛みを感じるようになってしまいました。
寄る年波・・てやつなんでしょうかね。
細い体とはいえ、若い頃は腰だけは丈夫な質で威張っていたものなんですがねぇ。
とほほです。

(例の)夥しい数のスパムメールを撃退するため、あれこれ対処してきましたが
一向に効果が表れないので、娘に勧められ携帯からのメールのみ受信する設定に変えました。
これが一番簡単で確実な方法だったのか、ようやく平穏な日々が訪れたようです。
パソコンからメールを送られる方や、毎回メルマガを送ってくださる方の中で
こちらへの送信がエラーになることがありましたらお知らせください。
すぐに受信許可の設定にしますので。

で・・
スパムスパムスパムスパムが耳から離れず無性に喰いたくなったスパムですが、
20%減塩の製品を西友で購入して、念願叶い食することができました。
もちろんビールのつまみとして。


20%減塩、ちょっと物足りない気分です。
とりあえず生にステーキ用のタレを付けながら食べたのですが、
先ほどFBに小倉エージ氏からのコメントがあり、
減塩の製品でも塩辛いので熱湯で茹でこぼししているそうです。
私の味覚、飲兵衛にありがちな「しょっぱい」物を好むようになってしまったのでしょうか?
歳を取ると味覚も鈍くなるという説もありますが・・(汗)

腰痛といい、味覚といい、
これは老化現象なんでしょうかねぇ。




2012年4月12日

想い


車で娘とポンタを迎えに行き
我が家の裏で散り行く桜を眺めていました。
暖かな春の陽射しが降りそそぐ日溜りの中で
このささやかな幸せのひと時に感謝するばかりです。

災いも試練も、罪も罰も
全て私が受け止めます。
けれど、この小さな体だけは
どうかお守りください。

綺麗事に聞こえるかも知れませんが
青空に映える桜の木を見上げながら
この子を含め、私の孫たち三人を想う本心なのです。
それは人として親として、誰もが抱く想いなのでしょう。

日本の春の風景は、心を優しくしてくれます。
いずれポンタが大人になった時、
自分はこの世に生まれて来て良かったと、そう思ってもらえるような
そんな世界であってほしいと願っています。





大いなる夢と希望に
満ち溢れてた少年は
雄々しき翼を広げ
空高く翔ばたいて行くよ
青い草原の果てへ
遠い世界を目指す

大きな木の下に咲く
名も無き花の雫よ
旅立つ別れの朝に
人知れず花びらを
開いた姿気付かれないまま
いつか大地へ帰って行く

Grass Heart あなたの幸せを祈る
Grass Heart 私の思いはここにあるよ


「Grass Heart」より (柄にも無い言葉で綴った私の古い歌です)





2012年4月11日

スパム!(その後)


スパムスパムスパムスパム・・

スパムメールを喰らったせいなのか
昨夜モンティ・パイソンのコントを観てしまったせいなのか
未だに頭の中をエンドレスで駆け巡っています。

そして
無性に喰いたくなってしまいました。

西友で買えるものなんでしょうかね?
明日、探しに行ってみます。

そういえば
つい先日の深夜、寝る前の歯磨きをしている最中に
ふと、緑色に輝く艶やかな韮を思い浮かべてしまい
旨いニラレバが無性に食いたくなったことがありました。

あれからずっと、今でも喰いたい。
食の欲望は、満たされるまで悶々とするものなんですね。

ただし、心底喰いたいと思った物は
一人でしみじみと味わいながら喰わなきゃだめ。
お喋りなんかしてちゃだめ。
黙々と喰わなくっちゃ勿体ないと思うのです。

嗚呼・・喰いたい。



2012年4月10日

スパム!

過日の暴風雨の如き、凄まじい数のスパム攻撃でした。
昨晩仕事を終え車で帰宅した直後に届いた一通のメール、それが嵐の始まり。
それから間もなく膨大な量のメールが続々と届き、
受信拒否設定を試みましたが、ドメインを変えながら24時間後には200通に達するほどでした。
これほどの量は初めての経験です。

単語と文法が微妙におかしい日本語の文面には
(入会もしてないのに)退会手数料¥5000の督促とあり、
期日を過ぎると10倍の違約金と尋問が始まるなど、笑える内容が書かれていました。
おそらく中国あたりから来たスパムでしょう。
鬱陶しいなあと思いながらも小まめに削除して、今夜にはメール設定を変えるつもりでしたが
24時間経過した本日の22時にピタッと止まってしまいました。
もう4時間近く何も届きません。拍子抜けです、いったい何だったんでしょうね。

バッテリーは消耗するし、着信のバイブはうるさいし、
おまけにせっせと消さなくちゃならないし、
迷惑千万な話です。
世の中、病んでますねぇ~



スパムメールの語源になったと言われるモンティ・パイソンのコント「スパム!」です。
スパム、スパム、スパム、スパム・・!
可笑しいけど、なんか鬱陶しいー!!(笑)



2012年4月8日

ニッポンの春


twitterやfacebook、どこを見ても桜の話題に終始した一日でしたね。
快晴の日曜となれば、花見を楽しむ人が多いのは当然でしょう。
私も近所の公園を散策してみましたが、見事に咲き誇っておりました。
澄み切った青空と桜、まさにニッポンの春ですよねぇ。
平穏な日常に感謝したい気持ちでいっぱいになります。

ひとつだけ残念だったのは、予めピンポイントで休みを取っていたにも関わらず
家族や友人たちを集めての賑やかな花見ができなかったこと。
狙い通りの開花とお天気のマッチングだったというのに
皆、何らかの用事があったらしく一堂に会することができませんでした。
故に、今日は「一人お花見」
真っ黒なサングラスを掛けて公園を徘徊する怪しいおっさん状態でした(笑)

それにしても・・
人様のバーベキューって、いい匂いがして美味しそうで羨ましくなります。
近々我が家の庭でやっちゃおうかしら。
お花見もバーベキューも、数年前は10~20人ほど集まったこともありました。
懐かしい思い出です。


陽気に誘われ?剥き出しのままだったスペアタイヤにカバーを付けてあげました。
こんなヤワな絵柄を背負って走っていたら後続車にナメられそうな気がして
買ったその日にすぐに外して、畳んで仕舞い込んでいた物です。
なんとなく・・春から夏にかけての雰囲気かなと思うのですが
爺さんには似合わないかしら(汗)

車が埃まみれだったので、少しは綺麗にしてあげようかと思い立ち
(これも陽気に誘われてのことですね)
2年くらい前にオートバックスで購入したまま使ったことの無かったコレを引っ張り出してみました。
人力でシュポシュポ加圧するポンプの散水機であります。
電気もガスも必要ない優れもの、能書きには「洗車用」と書かれていました。


だめだめです。
シュポシュポ20回くらい加圧してたら腕と肩が疲れてしまいました。
おまけに水はピューッ!!と勢いよく出ることも無く、
シャワーは梅雨時の霧雨、ストレートは小便小僧の放尿程度の始末。
車を洗うことなど程遠い、単に「濡らすだけ」の劣悪品でした。
幼児の水遊びくらいにしか使えませんね、こりゃ。
千円ほどの代物ですから今さら文句は言いませんけどね。
ある程度の予想はしてましたし、なんたって大人ですもん。
笑って済ませます。はい。