2013年6月13日

いらいら

梅雨は憂鬱だ。
街へ出ても部屋に居ても
この纏わり付くようなベトベトした空気。

さながら自動車は
濃厚なゼリーを掻き分けながら走っているようで
その重たさについアクセルを踏み込んでしまう。

低い雲が空を覆うと
汚れた大気が停滞して
たとえ細かな雨粒をワイパーが払い除けたとしても
フロントガラスには油膜が残る。

そう、都会の雨は
油が降っているようなもんだ。
これじゃ気分も優れない。





カーテンの隙間から漏れるような
そんな朝が恋しくなる。



・・この流れ、
あまちゃんの漁協事務員花巻さん風に言うなら
わかるヤツだけわかりゃいい!

*

2013年6月11日

スマホに化けてなきゃいいが



AppleからiOS 7の全容が公開された。
iPhoneの登場以来、最も大きな変化を遂げたと豪語している通り
見慣れた立体型のアイコンも全て平面的なデザインに変更されている。
こうなると現在のOSはクラシックになるということなのだろうが、
長年親しんできた者にとってはちょっと寂しい気もしてしまう。

アップデートは秋になるらしいけど、期待していいのかしらね?
斬新なアイディアで驚きを感動に変えてくれたジョブズはもう居ない。
おまけにiOS 6ではバグが相次ぎ、その完成度の低さが露呈した記憶も消えてない。
果たして今回は・・

唯一無二のiPhoneが
スマホに化けてないことを祈るのみだ。

*

2013年6月10日

見えない敵


この報道が波紋を呼んでいる。
そりゃそうだ、あってはならないことだもの。
彼の告発は真実なのか、
ならばどこまで真相を究明できるのか、
プログラムに参加したと言われる各社は完全否定しているが
たぶん、バックドアの存在は事実なんだろうと私は思っている。
トップ・シークレットが暴露されて
はい、間違いありません。などと答えるバカは居ない。

インターネットは管理する側(或いは体制側にとって)
個人の情報を収集・蓄積するツールとして最適のものだろう。
接続履歴だけで個々の思想までもが分かってしまうくらいだから
アメリカの大統領選挙などでも特定のプログラムが大活躍したと言われている。

日々、何気なく利用するインターネット。
各社のサーバーには膨大なデータが集約される。
仮にそこにはバックドアが無かったとしても
我々の情報は選別されカテゴリー別に分類されている筈だ。
国家がそれを無断で利用したとしたなら
令状もなく家宅捜索を行うことと同じであり、それは非難されて当然だろう。
けれどそれは、明るみにさえならなければ私たちには知る由も無いし
ハッキングによって物理的な損害が生じるような事案でなければ
多くの者はさほどの関心を示さないのが現実かも知れない。
むしろそれが怖い。

データとしての痕跡を残す情報や通信の手段が無数にある現代、
私の感覚としては、個人情報は漏洩して当たり前だと思っている。
インターネットが鉄壁の如く堅牢で閉ざされたものだなんて
それを信じる者の方がどうかしているとさえ思ってしまう。
無言のままキーを叩く行為で秘密性は担保されてると安心することなく
巨大なデータベースが、個人の全てを記録しているという現実に気付くべきだろう。

趣味や性格、家族構成や居住地、果ては思想に至るまで
私たちは自らの手によって情報を提供しているのだということを念頭に
インターネットを利用して頂きたいと思うのである。
それくらい、私たちは裸体を曝け出しているのだから。

*

2013年6月9日

と或る

とある物を予約した。
何か引き合う糸のような縁を感じて。

思い過ごしかも知れない。
けど、対面してみなきゃわからないじゃないか。

入荷は未定だという。
数ヶ月待つことになりそうだ。

いいさ、気長に待ってやる。
この歳になると、焦る気持ちも全く無い。

不思議なもんで
先が長い筈の若かった時分の方が何事にも待てなかった。

何を慌てていたんだろう。
その日に答えが出なければ、この世の終わりくらいに思えたものだ。

神経擦り減らして、いつも何かと戦っていた。
若かりし頃の闘争心てやつなのか。

敢えて平穏な暮らしを嫌悪することもあった。
与えられたもの、手にしたものより
覆すことの方が人としての美徳だと考えていたこともある。

物事や現象は、そのまま受け入れちゃいけない。
疑ってかかり、否定することから始まるのだと信じていた。

それがどうだ。
今じゃ仏様もびっくりなほど、何もかも受け入れているじゃないか。

闘争心が萎えてしまうと、人は肥えるもの。
ほら、僕の下腹がそれを物語っている。

いかんいかん。
泣きたいほどの空腹感を忘れてしまっちゃいけない。
飢えてなきゃ、喜びもないものさ。

と、
とある爺さんは思うのだ。

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2013年6月8日

TOKIO MARINE


あれこれ悩んだ自動車保険。
条件を揃えて試算した結果、一番安かったのでイーデザイン損保にしました。
TOKIO MARINE、東京海上グループです。
インターネットでの申し込みだと、新規も更新も共に1万円引きってのが決め手かな。
サポートの善し悪しは分かりませんけど、とりあえず1年間お付き合いしてみましょ。
何事もないのが一番ですけど。

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2013年6月7日

なんだか、苛々してる人間が多いなあ。
身勝手すぎる輩も多い。
我が侭言いたい放題の奴は
その苛々を他人にぶつけているとしか思えない。
暮らしが良くならないからといって
些細なことに目くじら立てて罵声を浴びせるなんて
チンピラのやることだよ。小さいなあ。

そんなくだらねえ人間が増え続けている恐怖。
相手が赤の他人であろうが、家族であろうが
欲求の捌け口はエスカレートするばかり。
DVや虐待、ストーカーも後を絶たない狂気。
そう、捻じくれた社会に狂った奴らが溢れかえってる。
これは怖いわ。



人にはそれぞれ器の大きさってものがある。
経済的な器、時空の器、心の器、
その大きさに見合った日々の営みが健全なのだ。
しかし現代人はその事に気付かない。
一見豊かに見えるこの国と、それを煽る様々な情報のせいで
器の大きさ以上のことが出来てしまうような錯覚に陥ってしまう。
挙句、袋小路に追い詰められ
その絶望感が社会や人への憎しみを生み出す。

そんな風に思えて仕方ない。



己の思い通りに事が運ばないなら
耐えなさい、磨きなさい、そして発奮なさい。
社会の仕組みや構造に疑問を持つなら
学びなさい、怒りなさい、そして声を上げなさい。

怒りの矛先だけは間違えてほしくないと
この国の将来を憂う深夜のジジイでありました。

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2013年6月6日

八百屋、みたいなもんですけど

布団に入った2時間後の早朝に(いつもの如く)目が覚めトイレへ。
けど今日は休みだ、たっぷり寝るぞー!
と、再び布団に潜り込んだのでしたが
9時前に電話の音で叩き起こされ、出てみると
「ヤ〇ト運輸の〇〇ですぅ、只今玄関の前に居りますぅ~」とのこと。
ここに棲みついて以来10年間、壊れたままの呼び鈴を放置してたので
ほとんどの宅配業者はドアを強めにノックするのですが、
今日のドライバーはやや小心者だったようで、わざわざ電話して来た模様。
玄関を開けてみると、田舎のおふくろからアスパラが届いてました。
それを受け取り、もう一度布団に入ってはみたものの
うとうとするだけでさほど眠れないので(諦めて)起きてしまいました。
故に本日も寝不足の解消できず。

おふくろは長男宅と娘宅の分も、まとめて我が家へ送って来ることが多いので
ここから先の「宅配」は私の仕事、在宅日を確認して配達に行きます。
たまたま娘が休みの日だったので、今日は西のポンタ邸へ向うことに。
(長男宅は真逆の方角なのが不便なのです)

昼間はあれこれ用事があるとのことで、夕刻6時頃になってから訪問。
ポンタは例によってツネ吉のDVDを観ている時間帯でもあり
顔を合わせても素っ気ないほどの反応なり。
(むむ、こやつめー!爺さんにちゃんと挨拶せんかい!)
とは思っても叱ることなどできず、一緒にツネ吉を観てましたとさ。

ポンタよ、いつも野菜の配達に行くからって
あたしゃ八百屋の爺さんじゃないですからね!(汗)


その後の晩飯タイム、相変わらず旺盛な食欲ですな。
ご飯もおかずもぺろりんこ、デザート?に毎回食パン1枚を喰らう大食漢であります。
いったい誰に似たんでしょ。

いやあ、それにしても幼児と犬は写真を撮るのがひと苦労。
じっとしてないどころか動き回るスピードが速すぎてシャッターが間に合わない!
唯一胴体が静止状態になる食事の時間以外は難しいのです。

なんか、毎回同じような画像になりそう・・

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