2021年5月24日

日々、精進しております。

 

プライベートスタジオの完成から五日が過ぎましたけど

恥ずかしながら相変わらずのスローペースでございます。

例えば前日の謎が翌日になってようやく解けるような

一歩進んで二歩下がることもあるくらいですから

なかなか前には進まない、そんな塩梅です。

けど、始めた当初のド素人状態に比べれば

16小節くらいであればサクサクと打ち込めるようになりました。

若干ではありますが進歩しているのでしょう、きっと。












今回、オーディオインターフェースは敢えて購入せず

以前メルカリで入手したZOOMのR8を代用したのですが

Cubaseが読み込んでくれず、はてなあ?と思い悩んだ末

入手した直後に初期化してしまったことを思い出し、

サイトからファームウェアをダウンロードして事なきを得ました。

上を見ればキリのない周辺機器や音響機材、

欲しい物は山ほどありますけど(所詮は初心者ですから)

贅沢は言わず、暫くはこれで間に合わせることにしましょう。












MIDIキーボードはAKAI MPK mini MK2、

実はこれもメルカリで入手した物でありまして

前述のZOOM R8とセットで出品されてたんです。

2台がセットで、おまけに格安だったので

思わずポチッてしまいましたが良き収穫だったと思います。

キータッチにはまだ馴染んでないんですけど

赤と黒のボディに白い鍵盤というカラーリングが堪りません。

無機質なデスクにワンポイントの赤、映えるでしょ。

何事も「見た目」重視の私ですから満足してます。


・・と、その後の経過についてのお知らせでした。

ではまた。



2021年5月19日

Kazura shelter

 









念願のプライベートスタジオ、

お粗末ではありますが少しだけ形になって来ました。

仕事を辞め、時間を好き放題使える身になったというのに

外出禁止令に近い「自粛」ムードが漂う現状では

気軽に出歩くことなど出来ませんから

ステイホームの一環として頑張ってみたわけでして・・


嬉しいです。正直、ニヤニヤしてます。









左が普段使いの役を任命したiMack、

右が初期化してDAW用に生まれ変わったWindowsです。

Cubase LE11をインストールしてあります。


一日がかりの配置換えやら整理整頓やらで

腰と肩にかなりのダメージを喰らいましたが

完成したこのL字型のレイアウトを見ていると

つい、ニヤついた顔になってしまうのです。

とは言っても・・

長年、機械的なMTRに慣れ親しんだ者にとって

DAWに関しては初心者どころのレベルではなく

限りなく、ど素人に近い状態ですから

これから先は全てが学習と実践の繰り返しになることでしょう。

何事にも飽きっぽく、努力を怠る私にとっては

それが最大の難関なのであります。

トライアンドエラー(正確にはトライアルアンドエラー)

聞こえはいいですが、いつもの「えいや!」のやっつけ精神で

何とかかんとか乗り切りたいものです。

応援してくださいね。


余談ですが・・

その昔、フォージョーハーフというバンドがありました。

小坂忠さんが在籍していたグループです。

その名前の由来は「四畳半」英語に置き換えるとお洒落ですよね。

それには遠く及びませんけど、隠れ家としての意味合いで

この場所をKazura shelterと呼ばせて頂きます。



2021年5月10日

ELACの思い出

 








ELAC STS455E、ふと思い出してしまいました。

エレクトロアコースティック社のMM型カートリッジでして

SHURE M44Gよりも中低域が太くて高域に艶と粘り気があり

ボーカル系のアルバムを聴く時には重宝したものです。

残念ながら、今は手元に残っていませんが

マリア・マルダーのオールドタイム・レイディとか

 主に女性の声をこれで聴いた記憶があります。












その後80年代に入ってCDが主流になった頃、

私も流れに逆らうことが出来ず、沢山のレコードを手放しましたから

おそらくその時期にELACのカートリッジも処分したのでしょう。

現在メインで使用しているのはSHURE M75B-TYPE2ですが

44GやDENON DL103、オルトフォン等々が小物入れに潜んでいます。

古い物だと30年くらい前に入手した製品ですから

カンチレバーやダンパーが劣化してるとは思いますが・・


ちょっとした思い出話でした。


2021年5月5日

マックじゃないよMacだよ。

 毎日、ふんだんに時間が有りながら

ついつい疎かになってしまうのがBlogの更新というやつで

あれこれ想い浮かべながら、いざ文字を打ち込む段になると

パソコンの前で構えてしまう私の性分が災いしてるのでしょう。

ご無沙汰してしまいましたが、皆さんお変わりないですか。












先日、ひょんなことからiMacが我が家にやって来ました。

Late2012ではありますが、本体も付属品も大変奇麗ですし

Core i5なので下手なWindowsよりはサクサク動いてくれます。

ただし、OSが古すぎ!来た時は10.8.5だったかしら?(笑)

やむなく段階的にアップグレードを繰り返すこととなり

まずはMojaveをインストール(いきなり最新のOSには変えられないので)

次はCatalinaにアップデートするといった具合に

ひたすら時間の掛かる作業をMacの前で見守っておりました。

最終的には直近のBig Surまで辿り着く目論見だったのです。

ところが!なんとこのモデルにはインストール出来ないらしく

プロセッサーもメモリーも条件は満たしているというのに

iMacに関しては、Late2014以降のモデルじゃなければ

Big Surはインストール出来ないという悲しい結末に唖然・・

アップルさん、そりゃあないよ(涙目)

待ってますから、Late2012もサポート対象に加えてください。


・・思えば、Macを操るのは20年ぶりくらいになるでしょうか。

実をいうと、私のパソコンデビューは初代iMacだったんです。








知り合いの照明監督さんからタダで頂戴した物でしたが

当時は周囲にMacを愛用している人間が全く居なかったこともあり

誰にも聞けず、苦労しながら独学で何とか動かしていました。

「なんで人生最初のパソコンがMacなのよー」

よくそう言われましたが、ごもっともなご意見かと。

それから2年ほど経った頃でしょうか、

冷えた冬の朝に、この子は全く動かなくなってしまいました。

悲しみを堪えつつ、次もMacを迎え入れようと思いましたが

高かったのと、仕事場でパソコンの使用頻度が増えてきたため

安価なWindowsのBTOモデルを購入して、

「困った時は右クリック」という、仕事場の女性の教えを守り

(これは確かに便利で画期的で、Windowsにもすぐに馴染めました)

以来、何台か買い替えをしながら現在に至ったわけなのです。


しかしながら、私はG3の頃からずっとiPhoneを愛用してたものですから

いつかはまたMacに戻りたいなあと、事あるごとに思っていたのです。

そして、ご縁があって今回ようやくMacと再会する運びとなりまして

諸々のアップデートやらカスタマイズやらで二日間を費やし

どうにかこうにか「私専用」仕様の構築を終えました。

ネット回線で繋がっている皆さま、

以後、お付き合いの程よろしくお願い致します。








長くなりましてすみません。



2021年3月15日

否応なしに

 

ひとり、またひとりと、天に召されて行く。

WEBニュースで訃報を目にする度、

またか・・と思いつつ、いつもの日常に戻ってしまう。

否応なしに。


情報は日に何度も何度も更新され

その度に、また何処かで誰かが亡くなっている。

何事にも留まってはいられないほどのスピードで

慌ただしく、一日が過ぎて行く儚さ。

つい、無口になってしまう。

わははと大笑いしながら、気心知れた連中と

酒を呑み交わす日は戻って来るのだろうか。


ふと、旧いギターケースを開けてみた。

ポリッシュとオレンジオイルで丹念に磨き上げ

弦を張り替えると、あの日あの時の思い出が蘇る。

そんな魔法が、唯一今の私を癒してくれる。

ハードケースのバックルをカシャリと外す音が

大切なものを封印してくれていたかのように聞こえるのは

先を急ぎすぎた私の、後ろめたさなのかもしれない。


そう思ってはみても

今日というやつは、生真面目に時を刻むものだから

間もなく日付が変わり、明日というやつがやって来るのだ。

これもまた、否応なしに。


2021年3月8日

三歩進んで二歩下がる

 

リズムトラックがどうしても納得できず

初めからやり直してしまいました。

シンプルな(お手軽な)作りにしようと思っていたのに

拘る性分なので深みに嵌って行きそうです。

三歩進んで二歩下がる、

人生はワンツ―パンチなのでありますから

汗かきべそかき歩いて参ります。

そ―れ!ワンツ―ワンツ―!!


2021年3月6日

天の声を聞いた(気がする)

 

3月6日、女房殿の誕生日である。

御年69歳になられた彼女を

いつもの安いワインで祝う夜。

・・え?もしや古希なのか?

数えでいうなら70歳、

私も10月に到達するので、ちょっと気になった。

調べてみると、現在は満年齢で祝うそうな。

そんな女房殿の口癖は

「あたしの寿命は、あと10年よ」

呼吸器を患ってからというもの

コロナ禍で外出を躊躇うストレスと

自身の親の没年齢を重ね合わせているようだ。

けどね、そんな人ほど長生きするものよ。

同じく、刻々と寿命を縮めている私はというと

「おまえはミュ―ジシャンなんだぞ」という天の声を聞き

焦燥感からなのか、俄かに曲を作り始めた。

ボケる前に、やっておかなければならないことがある。

幸い、頭も感覚も未だに少年の如き。

己が青くなければ、歌なんて生まれない。

聖人君子の説教じみた言葉なんて、猫だって聞きたくない筈だ。

なので私は

己を雲に例えて、だめな人生を歌うのだ。

ちょっとだけ種明かしをするなら

「塀にもたれて」のアンサ―ソングである。

あとどれくらい歌えるかわからないので

今のうちに自己完結しておかなければね。











本日の自己満足。

ヘッドフォンの置き場に困ったときは

百均のグッズが、いい仕事をしてくれるものだ。