2022年3月11日

予期せぬ神対応に戸惑う



EB-0、家庭内では内緒のまま
密かに自室へ仕舞い込もうと思ってましたけど
さすがにこれはデカくて派手に目立つので
到着する前夜、カミさんに打ち明けてしまいました。

「明日、佐川が来るんだよねえ」
*年配の読者に補足(佐川満男じゃないよ、佐川急便だよ)

「何が届くの?」
「ベース、買っちった」(金額は黙秘)
「へえ〜、そぉ」(意外にも驚かないし怒らない)
「前に持ってた紅いの覚えてる?」
「ああ・・なんとなく」
「あれと同じもの、安かったから」
「ふぅ〜ん」

目を剥かれる覚悟で告白したというのに
予想外の展開に戸惑う私。
反応が極めて弱いのは何故なのでしょう?

そして到着した朝、
これみよがしに自室のドアを開けたままで開梱してると
たまたまカミさんが通りかかったので
「この箱、綺麗でしっかりしてるから保管しとこうかなあ」
と、私が呟くと
「ほんと、勿体無いね」
「あそこに置けないかなあ?それともそこは?」

なんと!置き場所をあれこれ提案までしてくれたのです。
いつもなら顔を顰めて邪魔くさいと言わんばかりなのに
なんでしょ、この神対応。
普段の毒舌はどこへ行ったというのでしょう。

お言葉に甘えて、指示された通りの場所に
空き箱を置かせて頂きました。
いやあ、世の中はわからないことが多すぎます。
意外性の連続ですわ!

デスクトップのBGMはハリー・チェイピンでした。













2022年3月10日

ピッカピカの相棒です、よろしく!

 



一昨日、必要に迫られてポチッた品が届きました。
エピフォンEB-0、2002年のKOREA製です。
この後の中国生産品とは異なり、
トラスロッドカバーにGIBSONと刻印されているのが
ちょっとだけ嬉しくなるのであります。

購入先は初めて利用する小規模なショップでしたけど
梱包状態が素晴らしくて感動しました。
他社製ですが分厚い段ボールの外箱に収められ
内部の緩衝素材も上手く利用されていて
箱を開けるとまるで新品が入っているかのような収まり具合。
綺麗で頑丈な箱なので捨てずに保管することにしました。
(気が変わって売りに出すときのためにもね)

そして開梱後の厳かな儀式、中身を露わにする開封。
画像でイメージした通り、とても綺麗な個体です。
傷はほぼ皆無、木部の色艶もいいし
PUを含め金属パーツには錆や変色がありません。
ネックもストレート、フレットの減りも無く
指板もすこぶる綺麗なことに驚き倍増。
これは冗談抜きでほぼ新品状態ではないか!

前のユーザーさん、ほとんど使ってなかったようですね。
この状態でフリマサイトの相場よりも遥かに安く
ネットで見かけた他のショップの同モデルなんて
状態が悪い上に価格も高かったので、
これは買い得だったんじゃないでしょうか。えへへ♪

久しぶりに手にしたベースギター、
楽しくて夕暮れ時までずっと弾いてました。
実際に弾くと不思議なもので、
打ち込みでは出てこないようなフレーズが生まれます。
マウスや鍵盤だと、どうしても現実離れが生じて
肝心のグルーブ感が乏しくなってしまうんですよね。
さほどのテクも無く、不慣れなベースが相手でも
やはり指で弾く感覚は大切だと改めて実感した次第です。

でもねえ、ショートスケールで軽いモデルとは言え
いきなり長い時間を夢中で弾いてたもんですから
爺さんの肉体、あちこちが痛いやらダルイやらの夜です。
今夜は早めに寝ます。


2022年3月8日

紅の蝙蝠














ここだけの話、
本日これをポチッてしまいました。
家庭内では未だ極秘事項なので
ここはひとつ内密に願います。

ことの発端は、
打ち込みの音がどうしても納得行かず
たとえ貧相なフレーズであっても
たとえ微妙にタイミングが狂おうとも
人間臭さを音にしたかったからなのです。

ショートスケールで小さめのヘッド、
コンパクトなこのSGベースを選んだのは
パソコン周りでちょこまか演るには都合がいいからです。
ロングスケールのJBやPBだと重いのも難点だし
おまけにヘッドがあちこちぶつかったりしますからね。
狭い空間に棲む生活の知恵です。

ちなみにこのエピフォンEB-0、
以前まったく同じ物を所有してました。
ハムバッカー1発の音が物足りなくて
十年ほど前、友人に譲った経緯があるのですが
じゃあなぜ同じ物を?と、不思議に思いますよね。
そこは当の本人も、わけがよくわからんのです。

ひとつだけ確かなことは、前述のサイズの問題。
ショートスケールのベースとなると
モデル数が少ないので選択肢が限られます。
そして価格の問題、エピフォンは格段に安いんですよ。

もうひとつの理由は、
同じ安物であっても他とは一味違う物が好きだから。
JBやPBだと、ありきたりすぎてつまんないですからね。
偏屈な私らしいチョイスでしょ。

たぶん、明後日くらいに届きます。
ショップ掲載の画像を見る限り
金属パーツも綺麗だし結構いい状態のようです。

その紅の蝙蝠の到着を前に
倉庫から古いチューナーを引っ張り出しました。
KORG DT-10、正確で信頼のおける相棒でしたが
小さくてお手軽なクリップ式の台頭で
デカさと重さゆえ、ここ10年ほどは仕舞い込まれていたのです。
これからはダイレクトボックスを兼ねて
もうひと働きしてもらいましょうね。

ほんとはねえ、
私の部屋が畳二枚分くらい広かったなら
安いドラムセットを手に入れて
下手くそなりに自分で叩いてみたいところ。
アナログ人間にとっては
生の楽器音が一番しっくりくるんですけど
これはたぶん叶わぬ夢に終わりそう。


















2022年2月25日

春先の口癖(毎年恒例)

 









スピーカーのあれやこれやに没頭してしまい

ついつい疎かになってしまっていた作業ですが

思い出したように(或いは何かに急かされるように)

昨日から打ち込みを始めてしまいました。

コロナのせい、とは言いませんけど

もう2年以上も歌ってないという体たらくな私。

馴染みの皆さんとはすっかりご無沙汰してしまいましたが

実はまだ歌仕舞い(墓仕舞いじゃないよ)した訳ではありません。

この期に及んでもなお、やり残したことが山ほどあるのです。


今回の作業は、私自身の往年の曲を幾つかリメイクすること。

10年、20年の時を経て、違うアプローチで表現してみたい

そんな他愛もない欲望からですが、衰えた喉と肉体では

当時のままに歌うことが難しいことも理由のひとつです。

せめて頭と心が健全なうちに、

なんとかせにゃあ気が済まんのですよ(笑)


と・・

春先と秋口に、毎年同じようなことを言ってる私です。

そう、何度も打ち込みをやり直したりしながら

気がつくと頓挫してるという不甲斐なさの繰り返し。

果たして形になるのでしょうか。


暗闇でしか聞こえぬ歌がある

初代モモケンさんの名台詞に後押しされて

かずら之丞見参!となればいいのですが

駄作と酷評されるやもしれませんな。



2022年2月22日

200年後に想いを馳せる



















1220年から800年後の今日は2が六並び、
誰が言ったかスーパー猫の日なんだとか。
するってえと200年後の今日は2が七並び、
これ以上の数はもう出ないとあっては
いったい何と呼ばれるのでありましょうか。

昨年の七月に腎臓を患ったこの娘、
レベル4から奇跡の回復を果たしたものの
現在の猫医学では完治することはままならず
近頃では食欲も衰え、寝たり起きたりの毎日です。
数年後には登場するであろう予防・治療薬AIM、
この薬によって猫の腎臓病は大幅に軽減され
寿命も格段に伸びるそうですから
200年後の今日は盛大に祝ってほしいものです。














私の部屋の近況はといえば、
サブのスピーカーが増えすぎてしまったので
2in4outのセレクターを導入しました。
プッシュ式の切り替えスイッチは珍しいことに
複数個が押したままにできるタイプなので
スーパーツイーターも独立してここに繋いであります。
自作ユーザーにとって、これは便利な作りですね。














暫くご無沙汰してましたが
こちらはこんな具合に相変わらずの日常なのであります。
猫さんたちの健康を祈りつつ
200年後の世界が平和でありますように。



2022年2月8日

スーダラな親父と娘ですから

 













能天気で
気まぐれで
浮き沈みが激しくて
それでもO型人間の特権で
些細なことには目くじら立てず
スイスイスーダララッタと
毎日を過ごしたいと思っているのです。

失敗や過ち、見当はずれも多々ありますけど
深く思い悩むことはない性分なので
案外とすぐに立ち直っては
スーダラ節の如く
わかっちゃいるけどやめられねーと
笑いながらやり過ごしてきました。

ばかと言われようが
こうしか生きられないのですから
この先もずっと、こうなんだと思います。

実はここ数日、
愛猫の容態が急激に悪化してるんです。
食欲増進剤の効果が全く無くなり
今日は朝から一粒のご飯も食べてません。
点滴は昨日受けたばかりで
先週の血液検査でも異常値の増加は無く
むしろ前回の検査よりもいい数値でした。
不治の病とはいえ
データに表れないところで
腎臓は確実に悪化してるということですね。

つまり、もう薬が効かなくなっているわけで
今までは食べることで何とか症状を抑えてましたが
その食欲が皆無となっては、衰弱する一方です。
昨日から栄養剤のフェロビタールを
食事の代わりに舐めさせてますけど
どれほどの効果があるものやら。

心配してくれたり
応援してくれたり
随分とたくさんの方々から支えられました。
この病をきっかけに知り合った人も居ます。
具合の悪そうな顔や姿は見せないよう
公にする画像は良いものばかりを厳選して
何事もなかったかのような
元気で愛くるしい姿だけを見て頂いてました。
これもまた、私なりのスーダラ精神で
何事も笑ってやり過ごしたいという
我が儘な考えからですが
今でも時折、腹を出して寝てる彼女も
私の精神を受け継いでいるのかもしれません。

幸いなことに、七月の発症直後のような
重篤で苦しそうな状態までは至ってません。
顔を合わせれば、これまでと変わらぬ表情で
スリスリスリスリと甘えてきます。
話しかけると、じっと目を見ながら聞き入り
わかった?と尋ねれば、にゃあと返事をするほど
私の言葉は理解してくれてるようです。
(かなり親バカな発想かも)

でもね、
私がレンジフードの下に立ち一服していると
ベッドから降りてテーブルの隅に座り
背後から私をじーっと見ているのが日課のようで
ふと振り返って目が合った瞬間に
にゃあああと嬉しそうに長く鳴くのでして
毎日そこから私の説教?が始まり
最後に「わかった?」と尋ねて終わるのです。
たった今もそうでした。
今夜の締めは
「ご飯食べるんだよ。体力つけるんだよ」
「まだ逝っちゃだめだからね」
もちろん、はーいと聞こえるほどの
にゃあああでした。

こんな馬鹿な親子ですから
この話題はさらっと流してくださいね。
ずっと仲良しでいたいだけなんです。
お互いの笑顔だけを記憶に残したいだけなんです。
スイスイスーダララッタと
笑って生きていたいだけなんです。



2022年2月6日

Had To Cry Today(泣きたい気持ち)

 














2月5日、いつものことのように
私が聴いている音楽を紹介するため
Amazon Musicのスクショを貼り付けて
「無性に聴きたくなった」と呟きながら
これまたいつものことのようにFBにUPした。
その音源のアルバムジャケットの画像が
FBのコミュニティ規定違反だと咎められ
該当する投稿は5分も経たないうちに
一方的に削除されてしまい唖然とするばかり。

そのアルバムとは
クリーム解散後のクラプトンとジンジャー・ベイカー、
元トラフィックのスティーヴ・ウィンウッド等による
ブラインド・フェイスの「スーパージャイアンツ」
1969年にリリース後、ロックの名盤として語り継がれ
私のように(ふと思い出して)
未だに聴きたくなる者が多く居ることだろう。
さしたるファンではない私であっても
1曲目のイントロが流れて来ると
とても懐かしく思えるくらいクラシックな作品だ。
時代の記憶、時代の音、てやつだね。

今回FBに削除された(不適切な)ジャケットの画像は
現在もこのデザインのまま販売されているし
販売店やAmazonのサイトなどでは公に画像を掲載している。
仮に如何わしいと目を細める人が居たとしても
これはジャケットのデザインであって卑猥な広告ではない。
しかも50年以上も前の作品なのだから
アートとして額に収められていても不思議じゃないのにね。
(画像監視ロボットのAIクンはそこまでわからないか)苦笑

その後FBからは日付が変わり今日になってから
私の投稿を削除した旨と、インスタを含む他の投稿までも
閲覧できない措置をとる旨の警告メールが来た。
不服であればサポートの監督委員会へ異議申し立てをせよと
かなりの強行姿勢が窺える(まるで罪人扱いの)内容。
ならば申し立てようじゃないかと奮い立ち
その監督委員会なるサポートサイトを開いてみると
ちょっとした訴訟案件みたいなややこしさ。
面倒臭くなってすぐに閉じた(笑)
この後、私の処遇はいったいどうなるんだか。

恐ろしい社会になったもんだ。
常にAIに監視されている現状を思い知った。
たぶん今の私は要注意人物、あの後FBにUPすると
更新されるまでにタイムラグが生じるようになった。
おそらくフィルターがかけられてるんだろうね。
FBに連動しているインスタもちょっと動きが変だ。
私はまるで国家に監視されてる政治犯みたい。
悪いことなんかしてないのにさ。

Had To Cry Today(泣きたい気持ち)
今夜の気分はアルバム1曲目のまさにこれ。