2011年7月31日

7.31 ラフィ文明五輪にて


旧い友人と数十年ぶりに顔を合わせたような、そんな感覚の出会い。
私とは何かと共通点の多い男との初顔合わせは、そんな照れ臭さでいっぱいだった。
本番前に近所の手打ちうどん屋で、腰の強い麺を啜りながらビールをお供に語り合う。
生まれた土地は違えども、同じ時代を生きてきた男には私と似た匂いがある。
お互いにミュージシャンであることが、それを強く感じさせる瞬間もある。
けれど、それぞれの素性を深く掘り下げたりすることはしない。
60年近く生きて来たその過程や歴史が、今の自分たちを語る上では
何の意味も持たないことをお互いに分かっているかのように。
それでいいのだ。

ラフィ文明五輪にて。



*画像提供 松本圭世

2011年7月30日

七年目


7周年おめでとう!!

さてと、明日は12時集合のイベント。
私にとっては早朝に等しいこの過酷な時間に
はたして遅刻せずに辿り着けるのだろうか。
寝る前に身支度を整えておかねば。

あー
早起きの前の晩は緊張して眠れないぜ!


2011年7月29日

平和の象徴

ざうざうと、大粒の雨が降りしきる。
横浜は深夜になっても蒸し暑い。
けど、韓国や新潟の雨はこんなもんじゃなかったんだろうな。
TVに映し出される光景は3.11と同じだ。
大自然が牙を剥く、人類にとってこれほど脅威なものはない。
築き上げた文明が無残に破壊されて行くのを
我々は呆然と見ているしかないのだから。

自然との戦いは、この先も永遠に続く。
この戦争だけは、いつまで経っても終わることがない。
昨日、或いはつい数時間前までの穏やかな風景を一変させてしまうほど
敵の力は強大で、慈悲もなく一切の妥協を許さない。
如何に高度な文明を持つ人類であっても、その残酷さの前には立ち尽くすしかないのだ。
皮肉なことに、文明が被害を増幅させる要因にもなってしまい
便利で快適だったもの全てが、手の平を返したように凶器となって襲い掛かって来る。
自然の破壊力に歯向かうことなど到底出来ない無力感が
幾度災害を経験しようとも失せることはない。






平和の象徴とも言えるオリンピックが、下町で開催されるまであと二日。
せめて命あるうちは、気の合う仲間たちと旨い酒を飲んでいたいものだ。


2011年7月28日

瓢箪から駒


昨晩ご案内した日曜のイベント「ラフィ文明五輪」
何かと共通点が多いNOBUさんとの初めての共演にあたり
駄洒落で名付けたユニット名が、一夜明けると巷にすっかり浸透してしまったようだ。
同い年、同じ星座で同じ血液型の二人だったもんで、Blood,Stars & Years(B,S&Y)としたのだが
冗談半分のふとした思いつきだった割には意外と好評みたい(笑)
NOBUさんの日記を覗いてみると、新たにユニット名が刻まれたフライヤーがUPされていたので
昨晩に続き、ちゃっかりと拝借してきた。(ちなみに昨日の一品もNOBUさん作)
そんなこんなで、周囲がどんどん盛り上がって行くのを見ていると
自分、粗相もなくちゃんと出来るのかしら・・と、一抹の不安すら抱いてしまう今日この頃。
あとは開き直るしかないな、うん。

それにしても・・
五輪と聞くと、今でもローマと東京しか思い浮かばないのは
やはり歳のせいなのかしら?




2011年7月27日

血と星と年(B,S&T ならぬ B,S&Y)


2年くらい前だったろうか、以前の私のBlogに見知らぬ方からコメントを戴いた。
私と同い年、同じ星座、同じ血液型で
おまけに30年以上のブランクを経て再び歌い始めたことまでもが私と全く同じ境遇で
その偶然が重なる不思議さに、お互いがとても驚いたものだったが
それがギターの名手、NOBUさんである。

そこでお互いの素性は知り得たものの、顔を合わせる機会が無いまま月日だけが過ぎて行った。
いつか何処かで、ばったり出くわすことがあるんだろう。
O型の二人である、たぶんお互いにそう思っていたに違いない。
少なくとも(計画性に疎い)私はそうであった。
なので共通の友人知人が多く居るにも関わらず、未だに言葉を交わすこともなく現在に至っている。
私には、あまりにも似すぎた人間と会うことへの照れ臭さもあったので
申し訳ないことに、心のどこかで遠ざかっていた節があったのかも知れない。

そんな男同士が、或る日突然一緒に演奏することになってしまった。
もちろん?二人が自発的に決めたことではなく、
共通の友人である六角橋に在る珈琲文明の店主が仕組んだ「興行」としてだった。
そうでもしなきゃ、このまま会わずに終わっちまうとでも危惧したからなのだろうか。
おかげで、めでたく対面を果たす結果となったわけだ(笑)

店主からの注文は、二人のコラボで(一緒に)3曲演奏することだった。
これは簡単なようで案外と難しいものだ。
共有する歌が無い上に、音合わせをするだけの時間も無い。
要は「ぶっつけ」当日の本番を迎えてみなければ、どう転ぶのか分からない。
まさに、Like a Rolling Stoneな世界。
けれどギタープレイに定評のあるNOBUさんのことだ、何とか合わせてくれるだろう。
というのが(計画性の無い)私の本音。
負んぶに抱っこで、寄りかかったまま楽しんじゃおうかと思っている不埒なO型オヤジなのである。

そうは言いながらも、実は2曲ばかり書き下ろしてみた。
「六角橋の奇跡」と「放浪の果てに」
当日までに仕上がれば良いのだが・・間に合うのかしら(汗)



「ラフィ文明五輪」
7月31日(日)ラ・フィエスタ 14:30~ Charge ¥1000

ラ・フィエスタ
横浜市神奈川区六角橋2-14-3 SSビル1階
TEL 045-491-3977
http://www.lafiesta-jazz.jp/

2011年7月26日

大鹿歌舞伎

長野県下伊那郡の北東、静岡との県境に大鹿村という人口わずか1200人ほどの村が在る。ここで300年の歴史を刻む(地芝居)歌舞伎が、村民の手によって年2回公演が行われていることを知って驚いた。役者もスタッフも全員が村民、毎回居住者の3割が何らかの形で関わっているらしいのだ。
そもそもは見よう見まねで始まったのだが、村の文化として受け継がれ、幕末から明治にかけての歌舞伎上演の禁令を掻い潜り、暮らしの一部として現在に至っている。
神社の境内にゴザを敷き、皆が酒を飲みながら観劇を楽しむといった風情も田舎ならではであるが、回り舞台まで完備された大きなステージは本格的なもの。なんでも、竹下政権が1988年に大盤振る舞いした「ふるさと創生事業」に於ける1億円の交付金の内、村民の総意で3000万円を費やして衣装を大量に購入した経緯もあるとか。いやあ、スゴイ村があるもんだ。


その大鹿歌舞伎を題材にした映画「大鹿村騒動記」が封切られている。つい先日亡くなられた原田芳雄が主演で、脇を固める俳優陣も個性派揃いで面白そう。主題歌は忌野清志郎の「太陽の当たる場所」だ。次の休日にでも劇場に足を運んでみるとしよう。そして10月には村へ出向いて、生の歌舞伎を楽しんでみようかしら。山に囲まれた小さな村の風景も素敵だ。

大鹿村公式サイト http://www.vill.ooshika.nagano.jp/
大鹿村騒動記公式サイト http://ohshika-movie.com/index.html


2011年7月25日

あれこれ























昨日は届いたばかりのメロンを持参して娘宅へ行き
休日で家に居たその亭主と二人で飯を喰いに出掛けた。
久しぶりのびっくりドンキー、市ヶ尾店は外装も内装もDLのセットみたいで素敵♪
この手の造作を目にすると、食事以前にワクワクしてしまうものだ。
頭ん中はお子さま、だからね(笑)
前よりもボリューム感が減った感じ、それでも相変わらずの人気店。
ハンバーグ、旨かったあ。

今夜は長男が家族でやって来たので、メロンを3個持ち帰ってもらった。
朝のうちに大家さん宅にも届けたし、めでたく?残りは2個となる。
届いた翌日に全てを分配できたので、まずは一安心。

日曜の「ラフィ文明五輪」なんとなく構想が固まりつつある。
それでも(あくまで)イメージのみ。いわゆる当日ぶっつけ、てやつ。
こわいこわい。

まっさらの代替品で届いたGUILD DV-4も、だんだんいい調子に近付いてきてる。
鳴らし込みはこれからだけど、タッチも音量も質感も申し分なし。
これから先、私とは大切な関係になりそうな予感までしてる。
かずら元年を印象づける「相棒」として育てて行かなくっちゃ。
しばらくライブは休むことにしたので、その間にお互いの関係を深めることにしよう。

メロン後記に始まり、あれこれと。。