2021年9月8日

闘病記(最終回)












愛娘のその後をお知らせします。

八月前半から通院・点滴の間隔を空け、

2週間に一度の治療を受けてきましたが

今月6日の血液検査の結果、ほぼ正常値となりました。

体重も週に100g程度ずつ増えてきてますし

少し太って毛並みも良くなった気がします。

腎臓の飲み薬は暫く続けますけど

白血球の異常値も治ったので抗生剤は無くなり

食欲増進剤を時折飲ませるだけとなった次第。

これはもう、奇跡としか言いようがありません。

院長先生から「悪いとこ無いですよ」とまで言われる始末。

カリウム不足と赤血球の一部に基準値超えがありますが

この程度なら全く問題ないそうです。

7月の初診では助からない公算が大きかっただけに

この回復ぶりには目を見張るものがあります。

嬉しいです、とても。

日に7〜8回トイレのシートを替えたり

初めは嫌がっていた朝晩の飲み薬を

観念したかのように従順な姿勢になってくれたり

この二ヶ月間というもの

お互いが努力してきたように思えてしまいます。


とは言っても、まだ完治したわけではないですし

いつまた悪化するやもしれませんので

注意深く日々の様子を観察しながら

概ね元に戻りつつある日常を暮らして参ります。

次回の通院・点滴は月末、

その後は一ヶ月程度空けることになると思います。

ご心配頂いた多くの皆さま、ありがとうございました。

「闘病記」は本日で最終回とさせて頂きます。



2021年8月25日

3個目のストーン

 










最初の5人が好きだった。

ストーンズが、この顔ぶれじゃなければ

もしかすると当時の私は

気にも止めてなかったかもしれない。

昨夜、80歳のチャーリー・ワッツが逝き

初期のリズム隊は誰も居なくなってしまった。


チャーリー・ワッツのスティックは

一貫してレギュラーグリップだった。

その左手が奏でるスネアの音と

独特な刻みのハイハットは

60年代から今に至るまで変わっていない。

淡々と後ろで叩く凛とした姿は

やんちゃな男たちを見守っているかのようで

いつも涼しげな顔をしていた。


実は、私は今でも

スティッキー・フィンガーズまでのアルバムしか聴かない。

薄暗いパブの片隅で、安い酒を飲みながら

朽ちそうな床のステージで演奏する彼らを

すぐ近くで見ていたいからだ。

大音量のPAと、大観衆が渦巻くような

大きなホールの客席には行きたいと思わない。

アンプ直結の音と、今にも崩れそうな際どさが

大好きなストーンズの姿であり

その光景を思い起こさせてくれるアルバムは

私個人の感覚ではあるが

やはりスティッキー・フィンガーズまでなのである。


その歴史の中で

チャーリー・ワッツの存在は大きかったし

3個目のストーンが失われてしまったことは悲しい。


2021年8月25日

合掌・・













2021年8月17日

怒りの呑んだくれ

実態にそぐわない成果と効果やらを書き連ねただけの原稿を、棒読みどころか読み間違いと滑舌の悪さばかりが際立つ毎回の記者会見。それを見たくはないのに見てしまうのは、この男がいつか改心してくれて、己の非を認め真正面から立ち向かう姿勢を示してくれるのではないかという、甘くて淡い消え入りそうなほどにささやかな願いからなのだ。
おそらく国民の多くは、少なからず同じような期待を抱きながら見ているのではないだろうか。しかしその期待はことごとく裏切られ、一年半もの長きに渡り失政は繰り返されている。
むろん謝罪も無ければ問いかけに応じることも無く、相変わらずニヤけた表情と核心を突かれて語気を強める物言いばかり。とっちゃん坊やの典型的な姿だ。
地球規模の感染症に直面する際どさと難しさは当然のことであり、それが未知のウィルスとなれば尚更のことだ。おそらく誰がトップに居たとしても、我が国のお粗末な政治環境では解決できない事案だろう。そんなことは皆わかってる。だからそれぞれの立場で耐え忍ぶ「国民性」だけが防波堤の役割を担っているのが現状だ。五輪開催で困難な環境にある国民に、夢と希望を与えたいなどと綺麗事を並べ立てても、要は現実逃避を誘導する何ものでもない。そう考えると、アスリートたちが戦地に送られた兵士のように思えるのが辛い。
金メダルの獲得数が、まるで大本営発表の戦勝報道のように、現実から目を逸らすための画策と同じように見えてしまうと、日の丸を背負い戦ったアスリートたちの純粋さが愛おしく思えてしまう。
今は「戦時」なのだ。その戦争責任を問われたくないがために身の保全に奔走する政府なんて言語道断だ。国民の安心と安全を守るのが使命だなんて、一体どの口が言ってるんだ。過ちを認めない国民性も受け継がれているようで、私はむしろそれが最大の恐怖なのだ。「ごめんで済むなら警察はいらない」と揶揄されても、開き直らず謝る姿勢だけは見せてほしいと思う。そんな夜の呑んだくれ。


2021年8月10日

闘病記(4)


とても良いことがあったのと

暑気払いに肉をたらふく食べたくなったこともあり

まだ熱の冷めない夕刻の道に車を走らせ

とりサブローの唐揚げ弁当を買いに行って来ました。

唐揚げ3個と出汁巻き卵の「からたま弁当」です。

久しぶり、おいしかった。

完食、そして満腹・満足!(ちょいと食べ過ぎかな)

でも、いいんです。今日は。

ちょっとした祝いの日なんですから。


およそ二十日ぶりとなる本日の血液検査の結果。

クレアチニンもSDMAも大幅に下がり、

全ての項目が標準値内に収まっていたのです。

これにはびっくり、奇跡としか言いようがありません。

カリウムだけが低値のままですが

これは普段のご飯だけで摂取・改善出来そうです。

いやあ、嬉しいー!!!!

ただし、白血球の数値が標準よりも高くなってしまい

原因はわからないのですが経過観察となりました。

いつもの薬と併せ、今日から抗生剤を飲ませます。

薬を飲む側も与える側も

お互いに慣れてしまったせいか上手くなったので

錠剤が増えてもどうってことありませんからね。

担当医と相談した結果、通院(点滴)も更に間を広げ

特に変わった様子さえ無ければ、次回は二週間後となりました。


まだまだ手放しでは喜べませんけど

少しずつ、元の暮らしに近付いてきています。























お昼寝の合間には、こんな大あくびもしたり

痩せて細くなった体以外は、以前のままの日常の光景です。

ああ・・なんか嬉しい。



2021年8月3日

闘病記(3)

 ギンギンギラギラの夏空ですね。

「夏なんです」を聴きながら読んでください。 

昨日、兵藤動物病院へ行って来ました。

一週間ぶりの通院、そして点滴です。

お薬だけでも比較的安定していた七日間ですが

排尿・排便の状況や、お水とご飯の摂取量など

担当医に伝えながらの点滴2本。

鳴きもせず、大人しく治療を受けてました。

(最初だけは、やや逃げ腰でしたけどね)

体温は38.1度、猫にとっては平熱ながら

鼻も肉球も以前のようなピンク色ではないので

貧血を起こしてないかが気になります。

(腎臓を患うと、貧血状態が一番の問題となります)

その辺りを確認するため、次回の通院時に

改めて血液検査を行うことにしました。

入院時から数えると、5回目になるんでしょうか。

病状を把握するにはこれしか手段が無いので仕方ないですね。











今日の午後の姿です。

痩せた以外には、穏やかな顔つきをしています。

日に40g程度はご飯を食べてくれますが

体重は一週間に100gほどしか増えません。

けどまあ、現在の回復ぶりなら良しとしましょう。


思えば、熱海で大規模な土石流災害が起きた日。

テレビで被害状況を見ていた7月3日のあの日から

この子の体調の異変が始まったわけですから

今日でちょうど、ひと月が経過したことになります。

長いようで、短いようで

気がつけば梅雨も明け、八月の夏空になっていました。

また、書きます。


2021年7月28日

闘病記(2)

 











退院時の血液検査では数値に変化なく

測定不能項目は入院時と同じく不検出でした。

ただ、顔色や表情が明らかに良くなっていたので

20日の通院時に再度検査してみると

なんと!測定可能レベルまで下がっていました。

これにはびっくり。

レベル5からレベル3にまで下がったわけですから

担当医いわく「数値的には食欲も出てくる筈」とのこと。

気を良くして帰宅、二日ほど様子を見ましたが

やはりご飯には近付こうともしません。

リキッドも嫌がり、受け付けなくなっていたので

22日の通院時に食欲増進剤を処方してもらいました。

併せて、毎日の皮下点滴を少し間隔をあけることにして

帰宅後に早速増進剤を飲ませたところ

数時間後、自らご飯を食べ始め、お水も飲んでくれたのです。

食べる姿を見るのは17日ぶりのこと、これには感動です。

それからは、おしっこもうんちもするようになり

ご飯もお水も進んで口にするようになりました。

食欲増進剤はその一度きりでしたが食欲は持続しています。

結果、22日から26日までは通院せずに済み

長らく続いた毎日の点滴もお休みとなったわけですが

その後も変わらずに飲んで食べて出してくれてます。

26日に通院した際、担当医がとても喜んでくれました。


現在も透明で臭いの無いおしっこは続いてますが

(猫は黄色くて臭いおしっこが健康の証)

入院直前の状態と比べると雲泥の差です。

高齢なので、この先完治することは無いでしょうけど

だめかもしれないと思わざるを得なかったことを考えると

今の状況はとても嬉しく感じられます。

人間に例えるなら私とほぼ同じくらいの年齢、

爺さんが婆さんを介護するようなものですね。

そう考えると・・

我が家は高齢者三名の所帯ということか。


画像は数日前、2階の私の部屋までやって来て

パトロール時の定位置に納まった姿。

足腰はまだ完全じゃありませんが目ヂカラが安定してます。

錠剤を飲ませるのが下手くそだった私ですが

今では腕も上がり、上手く出来るようになりました。

いや、それ以前に本人が嫌がらず飲むようになったのかも。

26日に通院した際、担当医と相談して

よほど具合が悪くならない限り、点滴を一週間あけることにしました。

つまり、次回は8月2日まで通院しなくて良いということ。

入院時の毎日の面会と、退院後も毎日通院していた頃には

ここまでの回復を全く予想してなかったものですから

今ある穏やかな日々が夢のようです。


しばらく止まったままだった時間が再び動き出し、

私にも家族にも少しばかりの余裕が生まれてきた気がします。

猫にとって腎臓病は避けられない病ですし

人間のように人工透析が出来る環境もありませんから

(国内には猫の人工透析の設備は何処にも無いそうです)

言い方は変ですが、上手く付き合って行くしか無いのでしょう。

猫と一緒に暮らしている皆さんにお願いします。

年に一度は健康診断を、出来れば血液検査もしてあげてください。

宿命的な病ではあっても、早期の治療で緩和できます。

ご飯も腎臓ケアの療法食が数種類販売されてますから

愛する家族との突然の別れに悲しむことが無いよう

日頃から気をつけてあげてくださいね。

前述しましたけど、猫のおしっこは臭いのがいいんです。

おしっこの色がやたらと濃くなって臭いがしない、

最近頻繁に水をジャブジャブ飲むようになった、

それらが腎臓病のシグナルです。

そのまま悪化すると、おしっこは無色透明で臭いもしなくなり

もっと進むと排尿すら出来なくなります。

突然の悲しい別れが訪れることのないよう、

どうか皆さん、愛する子たちを見守ってあげてください。


「闘病記」この先も折を見て書かせて頂きます。

病状を心配されていた皆さん、ひとまず山は超えました!


2021年7月27日

闘病記(1)


梅雨は明けても、もやもやしたままの五輪が始まり

緊張感の乏しい緊急なんたらが延々と続く状況ですが

皆さま如何お過ごしでしょうか。

我が家はというと、愛猫が腎臓を患い

治療と看病に明け暮れる日々となりまして

そのお話を少しだけ綴らせて頂きます。

 











ご飯や水を口にすることも無く

あまりにもぐったりした様子だったので

何度もお世話になっている兵藤動物病院へ。

血液検査ではクレアチニンが測定不能レベルまで上昇、

腎盂(じんう)も通常の4倍近くまで肥大していて

いつ急変してもおかしくないステージ5という最悪の結果。

助からない公算が大きいと医師からは言われましたが

血管に直接点滴してもらうため入院させました。

今月5日のことです。

それから10日間、相変わらず食欲は全く無く、

お水もほとんど口にしない状態でしたが

おしっこは少しずつ出るようになり目ヂカラも回復してきたので

入院のストレスもあろうかと15日に一旦退院させて

通院で毎日皮下点滴を受ける治療に変えることにしました。

梅雨明けと重なり、暑い中の通院だったので

車とはいえ大変だったと思いますが

何とか耐えてくれたので続けられたのが幸いです。












けれど、退院してからもご飯は全く食べていませんし

お水もほとんど飲まない状態では

毎日の点滴と食事代わりのリキッドが欠かせませんでした。

そんな折、退院後二度目となる血液検査を受けてみると・・

(続く)