2014年2月4日

雪だるまマークの日



午後からの雪だるまマークに恐れを成して
今日は車ではなく電車で仕事場へ向いました。
そう、京浜工業地帯を走る超ローカルな鶴見線。
一年ぶりの乗車です。

始発の鶴見駅ホームはこんな感じ。
ここから3両連結の旧い車両が1時間に3本だけ出て行きます。
これを見た友人が「紅の豚」に登場するPiccolo S.P.A.のようだと言ってましたが
確かに飛行機の格納庫のような風情がありますよね。
今は寂れた感があってもホームの幅がやたらと広いのは
その昔、多くの港湾労働者が利用していたことを窺わせます。
駅の張り紙を見ると、創業80周年とありました。

その鶴見線を利用して、いつもの倍ほどの時間を費やし仕事場へ行ったものの
予想したほどの積雪にはならず拍子抜けとなってしまいました。
歩く距離も長かったので、ただただ寒い思いをしただけ(泣)
夜の駅までの凍て付くような道程は半端じゃなかったです。
そして最寄駅の安善駅ホームで電車を待つ間も
手が悴んでiPhoneを落っことしそうになったくらいでした。
歴史というのは、自然の厳しさが染み付いたものなんでしょうな。きっと。
先人のご苦労を垣間見た気がします。

さて、明日は古都鎌倉へ。
怪しい楽器ブローカーとして御成通り界隈を暗躍する予定なり。
飲み過ぎ注意!の予報が出ております。

*

2014年2月1日

呆気に取られる



日頃は宵っ張りなもので
僕は早起きが大の苦手ときたもんだ。
それでも今朝は7時過ぎに起き
「ごちそうさん」が始まる前には家を出たってえわけさ。

相鉄線の平沼橋で降り
1号線を渡って歩くこと10分ほど
目指すは松島クリニック。

途中、タバコ屋の前で缶コーヒーを飲みながら
まるでこの世の暮らしを惜しむかの如く紫煙を燻らす。
そう、収監前の囚人みたいな気分。

クリニックの受付を済ませ
10分と経たないうちに名前を呼ばれる。
こちらを気遣うような妙に優しい声、
そしてドアを開けると柔和な表情の医者が微笑みかける。
おい、何か悪い知らせでもあるのか?

訝りながら椅子に座ると
数枚の鮮明な大腸内の画像を見せられ
そのにこやかな顔を崩さないまま医者はこう言った。

「まあーったく問題のない良性でーす」

・・いきなりの結論。
判決を先に言われる裁判みたいじゃないか。
長々とした主文からじわじわ攻められる方がスリリングでいい。

ぽっかあ~んと呆気に取られたまま
そそくさと退室して受付で金を支払い
ちょっと前に歩いて来たばかりの道を駅へ向かって歩き始める。

「もう2週間が経過しましたから、元の生活に戻して構いませんよ」
医者のその言葉に後ろめたさを感じながら。

・・さすがに
5日目から酒を飲んでますとは言えなんだ。

2014年2月1日、
何事も無かった朝である。

*

2014年1月30日

ガラクタ



ガラクタを整理してると
こんな物が出てくるのです。
タンク好きの僕が一番好きなやつ
M4A3シャーマンの古いプラモであります。

いつか組み立てようと思いつつ
10年ほど前に買ったまま仕舞い込んでありました。
箱はすっかり黄ばんでしまいましたが
中身は新品のままなのです。

これは棄てられない。
けど、果たして必要な物なのか。
うーんむ。

このまま新居へ持ち込み、再び仕舞いこむべきか
はたまたヤフオクに出品してみるか
箱を眺めながら悩んでおります。



悩みと言えば、
僕の部屋の片隅に置いてあるテーブル。
安定性が悪いので、この機会に棄てようかなと思っていたら
昔はこんな重たい物まで乗せていたんですね。


懐かしのiMac G3!
起動直後のチリチリした音を思い出してしまいました。

レトロと呼ぶほど昔の物ではないんですけど、
こうして見ていると
ガラクタって妙に温かな気分になるものです。

*

2014年1月29日

こんなのあります 第三弾


こんなのあります、おかげさまでシリーズ第三弾となりました。
毎度ばかばかしい代物ばかりで恐縮ですが、
僕の荷物整理と引越し費用の金策にどうかご協力ください。


Epiphone CASINO
99年Peerless Plant, Korea時代のしょーもない一品ですが
程好くトップが焼けていて、形から入りたい方にオススメです。
ピックガードが行方不明なのであしからず。
(ナチュラルの場合、どうせ誰も付けないとは思いますけどね)
ハードケース付き、諭吉2枚+αくらいが希望です。


そしてフェンダーのテレコースティック初期型(2006年頃)
現行モデルとはブリッジの形状が異なります。
スクワイヤーからリリースされていた時期もありますが
こちらはフェンダー・ロゴで、渋めのサンバーストでございます。
専用ギグバッグ(質はあまりよろしくない)が付いて諭吉1.5枚で如何でしょう。


と、昨年押入れから発掘されたタカミネPT-106。
いか天が放映されていた時代に購入したので25年くらいは経過してるでしょうか。
こちらも初期型なので電池ボックスがプリの裏側に有り、
バッテリー交換がとても厄介な構造になっています。
ハードケース(少々傷みあり)付き、諭吉1枚+αで如何でしょうか。

文中「+α」と書かれているのは、諭吉+「ブツ」の意味でして
たとえば前回掲載したRODEO12弦を引き取ってくださる方は某アパレル関係だったので
値引き交渉を受けた際に、値引いた分をそのお店の商品に換えて頂いたのです。
これはなかなか良い取引方法だったのでクセになってしまいました(笑)
+酒、+メシ、などでも結構です。
様々なアレンジがあると思いますので、交渉の材料としてお声を掛けてください。

ご興味のある方、連絡お待ちしております!

*

2014年1月27日

こんなのあります



過日の19インチラックに続きまして
「こんなのあります」シリーズ第二弾です。

フェルナンデスZO-3アートロック・モデルの12弦、
ザ・バーズの「ロデオの恋人」をモチーフにしたRODEO12。
バーズ・ファンとしては居ても立ってもいられなくなり
見かけたその日に衝動買いしてしまった代物ですが
ZO-3の中でも12弦は珍しく、極めてレアな1本かと思います。

如何でしょう、どなたか買い取ってくださる方いらっしゃいませんか?
当時の価格は¥44000ほどでしたが現在は生産終了。
ほとんど使ってなかったので、かなり綺麗な状態が保たれてます。


専用のギグ・バッグ、少々色褪せはしてますが
パッドも割と厚くてしっかりした作りです。
当方の希望は諭吉2枚、ご興味のある方はご連絡ください。

来月の転居に向けて、
しばらくの間は時折「こんなのあります」シリーズをUPさせて頂きます。

*

2014年1月26日

さらばStudio夢工房



そりゃあMacにしたいですよ、僕だって。
けど今のパソコンがWindowsなんだから、しょうがないじゃないですか。
イジメないでくださいよー!

事の発端は、iTunesの最新バージョン「iTunes 11.1.4」アップデートの通知。
勿論いつものように気軽にDLを始めましたとも。
しかし・・インストールの最中に見慣れぬ表示が出現(内容は忘れた)
無視して続行するうちにインストール完了の表示となりましたから
iTunesを立ち上げるためにショートカット・アイコンをクリックすると
「msvcr80.dllがないためプログラムを開始できません」の警告。
消しても消しても、何度でもこの警告が出て来ます。
msvcr80.dllって何さ!?
正体を確かめようとググッてみたら・・

あららら、今回のアップデートに苦慮するWindowsユーザーの嘆きがそこ彼処に。
念のためAppleのサポートサイトも覗いて対応方法を調べ
その通りにアンインストール~再起動~再インストールを試みたのですが
今度はデスクトップのアイコンが消え、パソコン内の何処を探しても
肝心のiTunesが見当たらないのです。なんじゃこりゃあー!!

時間を費やした結果がこれでは呆れてものが言えません。
再びググッてみると・・

1、iTunes
2、Apple Software Update
3、Apple Mobile Device Support
4、Bonjour 
5、Apple Application Support (iTunes 9 以降)

重要:
これらのコンポーネントを上記の順序とは異なる順序でアンインストールした場合、
または一部のコンポーネントしかアンインストールしなかった場合は、
予期せぬ影響が生じる可能性があります。

なにーっ!?
アンインストールの順番があっただとー!?聞いてないぞー!!
普通に考えたら、アルファベット順に並んでいるものを上から順に消すじゃないですか。
そんな重要事項なら一番頭に載せとかんかい!

もう疲れてしまいましたから、しばらく放置しておきます。
Appleさん、修正バージョンのアップ頼みますよ。



さて、
僕の引き篭もり時代の20年間を陰で支えてくれた機材一式が
たくさんの思い出と埃の詰まったラックごと本日引き取られて行きました。


ケーブルだけでも相当の重量がありますし、
運び易いように半分くらいを外して幾分は軽くしておきました。


嫁ぎ先は良き場所のようですから安心して見送りましたけど
なんだかちょっぴり寂しい気もしています。
けれど、もう自宅をスタジオ代わりにすることも無いでしょうから
これでいいんです、はい。
これからは生一本、生身の歌で臨む所存です。


数々の歌や音源を生み出してきたStudio夢工房は
本日を持って25年の歴史に幕を閉じました。
新たな一歩を、僕は歩み始めるのです。
お世話になった皆さん、ありがとうございました!!

*

2014年1月24日

告白




FBフレンドのタイムテーブルが
BSで放送されたザ・タイガースの話で盛り上がっているのを目にして
なんだか懐かしくなりYouTubeで古い音源を聴いてしまった。
「タイガース・チャリティー・ショウ」サンケイホール 1967年12月13日

僕が中学生だった頃、世はGSブームの真っ只中。
その中でも彼らの荒削りな歌と演奏はお気に入りのひとつだった。
それはストーンズのカバーが多かったせいもあるけれど
この音源を聴いても解るように、彼らの(雑な)音は
当時の並み居るGSの中で、Rockそのものを表現できていたからだろう。

ふと思い出したのは彼らが人気絶頂の頃に
全国ツアーで僕の田舎、帯広の市民会館にやって来たことだった。
(なんと、最北の地の田舎町にも来たのだよ)
若い女の子が絶叫するその会場に、実は僕も居て身を乗り出して観ていたのだ。
正直、ファンであったことをここに告白する(笑)

1967年のサンケイホールでのセットリストはこちら。

0:00 opening mc
0:25 サティスファクション(SATISFACTION)
3:59 ラスト・タイム(THE LAST TIME)
7:12 マイ・ガール(MY GIRL)
10:10 ニューヨーク炭鉱の悲劇(NEW YORK MINING DISASTER)
13:15 オーケイ!(OK!)
16:33 ブルー・シャトウ
18:02 タイム イズ・オン・マイ・サイド (TIME IS ON MY SIDE)
20:55 タイガースのテーマ(MONKEYS' THEME)
22:50 ダンス天国~ラ・ラ・ラ (LAND OF 1000DANCES-LA LA LA)
26:00 ホリディ(HOLIDAY)
28:53 僕のマリー
31:33 シーサイドバウンド
34:28 モナリザの微笑み
37:11 エヴリバディ・ニーズ・サムバディ (EVRYBODY NEEDS SOMEBODY)
37:42 アイム・オール・ライト(I'M ALL RIGHT)

ブルー・シャトウ以外は必聴もの!

*