2021年1月23日

俺の家の話

 

テレビ好きのジジイが密かに楽しみにしていたドラマ、

「俺の家の話」を一日遅れで堪能。

クドカンとこの顔ぶれは紛れもなく

不朽の名作「タイガ―&ドラゴン」なのである。

みんな、歳とっちゃったなあ・・

なんて思いながら、目を細めて観てしまった。

前作、クレイジ―ケンバンドのテ―マ曲の歌詞

「俺の 俺の 俺の話を聞け~」が

今作のタイトルと重なる辺りもクドカン流、なのかしらね。

いずれにしても、二話以降が楽しみになる。


2021年1月21日

あたしらの税金が・・

 

罠に嵌ったのかスケ―プゴ―トだったのか

そんなことはどうでもいい。

なんなの、公職選挙法やら国会法やら歳費法やらって。

他にも不逮捕特権やら免責特権やら歳費受領やらと

国会議員は手厚く優遇されすぎじゃないか。

要は被選挙権がなくなり議員バッジを返納しない限り、

働いてない期間中も含めてずっと(檻の中に居たとしても)

議員辞職するまでの間中給料が支払われているわけなのだ。

この有罪判決を受けた女性の場合、

歳費と文書通信交通滞在費として計200万円が毎月支払われ

夏と冬にはそれぞれ300万円超のボーナスが支払われている。

これが、刑が確定して当選無効となるまで続き

更に馬鹿げているのは返還請求できないどころか

公職選挙法では、自主返納が寄付行為となり違法なんだとか。

もうね、呆れてものが言えませんわ。

で、本日のガ―ス―ときたら

いつになく胸を張って、自信たっぷり活舌よく

(河井案里被告の判決について)

 行政の長として、個別事件の裁判所の判断について所感を申し上げるべきではない、このことは当然のことだと思っています。政治家は、一人一人国民の負託を受けて、国民から疑念を抱かれないように、襟を正して活動していく、このことが大事だと思います。

(党本部から河井被告への支出について)

 これについては私、総裁になって報告を受けています。党で所定の手続を経た上で、ルールに基づいて交付されている、そういうことでありました。

・・なに他人事みたいにゆ―てんのや!!

国民は怒り心頭や!!!!


2021年1月19日

骨折


 










人生初めての経験、サドルが折れました

(折れたというより欠けた?)

弦交換時にボディを磨くために外して、

いざ装着しようとしたら手の中に謎の破片が。

・・ん?と思ったら、サドルの2弦あたりが横に割れていたわけです。

無理な力を加えたわけでもないのにねえ。

材質はたぶんTUSQだと思うんですけど、こんなことってあるのかしら。

間に合わせで手元にあったプラのサドルを、

厚みがぴったりだったので取り付けましたけど、

長さが数ミリ足りないのでピエゾの端がちょっとだけ見えてます(笑)












あ、ヴィンテ―ジのビリ―くんじゃないですよ。

たまあに引っ張り出してみるFホ―ルのエレアコのサドルです。

小振りで軽いんで、ちょい弾きに重宝してるんですよ。

なので暫くは「間に合わせ」のプラサドルのままで宜しいかと。

ちなみにビリ―くんはと言うと、

昨晩11-52に張り替えて朝を迎えたわけですが、

ど―にもこ―にも現在のあたし好みの音ではないのです。

なので弦を緩め、ケ―スに仕舞い込むことに。

残念ながら、再び幽閉されることになるかもしれませぬ。


2021年1月18日

BILLYくんとの再会




























そして、そしてですね、

息子宅に20年近く預けてあった二十歳の頃のあたしの愛器、

カワセ楽器オリジナルの初代BILLYくんを引き取って来たのです。

72年に購入したので現在49歳、

ケースに入れたまま息子宅のクローゼットに幽閉されていたのですが

ポリッシュでボディ各部を磨き上げ、

オレンジオイルで指板の汚れを落としてあげるとずいぶん綺麗になりました。

弦を張り替えるついでにトラスロッドカバーの白縁を黒く塗ったので、

顔付きがちょっとだけ精悍になったかも。

ブリッジピンもギブソン製のローズに替えました。

ネックは順反りをざっくり修正して12-54のライトを張ったので、

今しばらく様子を見てから調整するつもりです。

ちなみにサイド&バックはハカランダなんですよ。
































【一夜明け・・】

ネック修正を終え、ボディを含めとても良いコンディションとなり満足。

肝心の音の方はというと、各弦バランスよく鳴るのですが、

12-54だと低域に音が集まって中高域が引き籠り

(じゃなかった)引っ込み気味になってしまいます。

わかりやすく言うなら初期のSヤイリとか、Cat's Eyesの合板モデルみたいな音。

これは70年代初頭の各社共通の音質なんでしょうかね。

いくら高齢のあたしであっても、現代的な音に慣れ親しんでしまった身としては、

こればっかりはどうしても受け入れられないと思います。

そこで、滅多に使わないダダリオの11-52に替えてみました。

ちょっとだけ煌びやか、いいかもしれません。

明日、弦が落ち着いてから改めて弾いてみることにしましょう。

ところでヘッド裏に貼られたカワセのギャランティシ―ル、

今でも永久保証なのかしら?リペア代金が格安になるらしいんですが。



2021年1月17日

宅配再び

 

そして今日もですね、高齢ドライバーは

息子宅へお汁粉を配達に行ったわけですよ。

そしたらですね、

またしても孫どもがワサワサ出て来たんで、

高校生と春から中学生と保育園児とで

写真に収まったわけなんですよ。

あたしがどうして

こんなに老けた姿で写るんだか謎のままですけどね。


2021年1月16日

教えてカネオくん


 










今日はですね、娘の家にお汁粉を宅配したわけですよ。

そしたらですね、

一年ぶりに顔を合わせる孫どもがワサワサ出て来ましてね。

その勢いのまま駐車場バタバタ走り回るもんで、

一箇所に集めて写真に収めるまでが大変だったんですよね。

ところで・・

幼児と同じアングルに入ると、

とっても老けて見えるのは何故なんですか?

教えてカネオくん。


2021年1月15日

今日も今日とて・・

 

今日も今日とて・・

四年後には、金婚式なんですってさ。

1975年の今日から始まった長い長い旅。

長いよなあ、長すぎるよなあ。

四年後には、お互い七十二歳。

キンコンカ―ンと

鐘を鳴らさなければいけないのだろうか。

それはちょっと気恥ずかしい。

四年後に、二人が生き永らえていたなら

ちょっとしたイベントを催すつもり。

たとえば、生前葬ライブとか。


明日も明日とて・・



2021年1月14日

泥舟の記憶

 

今日は、旧い友人というか何というかの誕生日。

その男は十数年前に現れ

私のサポ―トをしたいと申し出た者であって

二人乗りの小さな泥舟に四人を乗せ

呑んだくれた挙句、夜の川辺から海を目指したものの

辿り着く前に川底に沈んでしまったことが思い出深い。

彼は今でも私を船長と呼ぶことがあるのだが

あの泥舟を設計施工したのは、あ奴である。

実年齢はもっと行ってる気がしてたが

勘違いだったようで、実際は54歳だったことに気付く。

なんだよ、まだまだ先があるじゃないか。


私もその男も、じきに川底から這い上がり今に至る。

お互い、ちょっとやそっとじゃくたばらないし

強烈な毒を吐くことで生き永らえているような気がする。

顔を合わす機会はほとんど無くなってしまったけれど

今なお音楽道に精進して進化を続けるその男の

これから先を密かに楽しみにしているのだ。


ガンバッテよガンバッテよ いつまで経ってもガンバッテよ

ガンバッテよガンバッテよ 何が起こってもガンバッテよ

 「ガンバッテよ」より  Lyric & Music by Takeboo


2021年1月13日

I am sorry、て落ちかい?

 

乗り難いことこの上ない代車のエヴリィを走らせ

車検が完了したジムニ―くんを引取りに行った。

ドアを開け、シ―トに座った瞬間から

ああ・・やっぱりこれだよなあ・・と

ケツの感覚、背中の感覚、足の感覚、腕の感覚、指の感覚、

車に於ける五感が満たされてゆくのがわかる。

昨日とは一転、春が来たのかと思うほどの陽気の中を

ジムニ―くんは快調に走り抜け、家に帰り着いた。

まずは、ひと安心。


夜になり、伏し目がちな小役人がTVに登場する。

相変わらず状況説明だけで、確固たる意志が伝わって来ない。

さすがに今日は「ご挨拶に代えさせて頂きます」は無かったが、

党内にすら味方の無い孤立無援のその姿を見ていると

なんだか痛々しく思えてきた。(同情とかではなくね)

大嘘と仮病でうまいこと逃げ出したあの伊達男が

膝に犬を抱き、その中継を居間で観ている姿を思い浮かべると

前にも述べたが、あんた、なんでソ―リになったのよ。

I am sorry、て落ちかい?

高給取りの議員さんたちよ、全集中せんかい!


2021年1月12日

ジロキチ亭の主

 

夜にFBを開いたら

旧い友人が一人で「呑み語りライブ配信」してた。

歌うわけでもなく

楽器を奏でるわけでもなく

社会に訴えかけるわけでもなく

ただ淡々と、古家の薄暗い一室で

ちびりちびりと酒を呑みながら呟いている。

一方通行なので、こちらとの「会話」は成り立たないが

不思議なことに、これが妙なリアルさを感じるのだ。

小さなテ―ブルを挟んで、傍でじっと彼の話を聴いてるような

そんな感覚に陥ってしまうから可笑しい。

そもそもWEB配信といえば、何かしらのテ―マが必ず在る。

けれど、その思惑が煩わしく思えることも度々あるのも事実だ。

そのテ―マも必然性も全く無い「日常の呟き」が

むしろ現実味を帯びて心地好く目と耳に入り込んでくる。

これはちょっと見逃せないほど癖になりそうだ。


薄明りの向こうで、

古い柱時計が振り子を揺らしながら静かに時を刻み

これまた古くてデカい寒暖計まで登場するそのセットは

まるで計算されたかのようなドラマ性を引き出してくれる。

一人芝居、これは面白い。

ジロキチ亭の主に、密かに嫉妬してしまった。


2021年1月11日

車検


 







今月は、まもなく19万Km超えのジムニ―くんの車検。

あれこれ考えた末、購入したショップに預けてきた。

予定では二泊三日、代車はワンボックスのエヴリィだったが

ハンドルが寝てて切り辛いやら

遊びが全く無くて走行中は重ステだったりと

乗り難いったらありゃしない。

走行性も操縦性も、あたしのジムニ―は最高だわ。

と、思った次第。


そして本日は成人式、新成人の諸君おめでとう。

当時のあたしは「群れ」が嫌いで敢えて行かなかったけれど

中止となると、楽しみにしていた諸君には残念なことよね。

門出の彼らに何か言葉を贈るとしたなら、

安易に群れないこと、そして流されないこと、かな。

爺さんからの「贈る言葉」笑


・・あ、旧成人式の1月15日。

あたしら老夫婦の結婚記念日だった。

いま思い出したけど、当日まで憶えていられるだろうか。


2021年1月9日

畜生

 

誰がソ―リを務めていたとしても

ウィルスの蔓延は止められない。

だから、あんたのせいだとは言わないよ。

でもね、出来ないことは出来ないって

ハナから正直に言っちゃいなさいよ。

僭越ながら、あたしがお手本を示したげる。

たとえば記者会見の場で・・

「何が正解なのかはわからない。

 しかし、あらゆる方策を試してみなければ

 未知の敵とは戦えないし答えも見出せない!」

これくらい言ってみぃ。ならば誰も責めやしないよ。

ところがあんたは・・

「我々は経験から学び、わかったことがある。

 飲食です、これが最たる感染源なのです!」

わかりもしないくせに、弱々しい目付きで

こんな力強く宣言しちゃってさ。

その「経験」て、Go toなんちゃらか?

ならばまず、二階の住人と一緒に詫びなさい。

勝負のなんちゃらに負けたことを認めなさい。

おまけにロ―ドマップも無ければ

次の手立てだって「仮定の事は考えてない」ですって?

あんた、なんでソ―リなんかになったのよ。

誰もやりたがらないタイミングで

貧乏くじを自ら引いてまでして

(二階の住人に担ぎ出されたのだとしても)

なんでソ―リなんかになったのよ。

政治生命を懸けるって、みんな口癖みたいに言うけど

失敗して議員辞職した人、ほとんど居ない。

命を軽々しく口にするんじゃないよ。

あんたが幾度も「前向きに・・」と言ってる間に

昨日も今日も、生きててほしかった友人知人が

仮にウィルスのせいではなかったにせよ

無念の死を遂げてしまったことが悔しい。

残念とか惜しいとかじゃなく、悔しいのだ。

(力強く)言い逃ればかりしていた伊達男は

卑劣にも余力を残して力強く逃げ切った。

あんたはきっと、気の利いた台詞のひとつも残さず

弱々しく退陣するんだろうね。

畜生め!悔しいよ、ほんと悔しいよ。


*BGMは、いなのとひら・のとこば「新・内閣総理大臣」


2021年1月8日

回帰線

 

朝、訃報を目にした。

ステ―ジで、倒れたらしい。

昔は細くて、格好良かったんだよなあ。

なんて想いながら

ずっと、ナミさんの歌を聴いていた。

向かった先は

北なのか、南なのか

そんなどうでもいいことを

思い浮かべてた。


2021年1月7日

大根役者

 

例によって、台本棒読み。

消え入るような小役人の言葉には、

力も無ければ説得力もまるで無い。

大根役者とは、まさにこの男のことだ。

一度だけ、力を込めて放った台詞が

「我々は一年かけて学んだことがある」

「飲食の場が主たる感染源だ」

・・一年かかって、これかい。

トラベル、イ―トはその実験場だったのかい。

空いた口が塞がらない。

仮病でとんずらした嘘つき男の尻拭いとはいえ

もはや同情の余地は無い。

芝居小屋の幕を下ろしたくないのなら

発声と台詞をしっかり学び

舞台稽古に精進してから出直して来い。

内容に欠ける三流以下の脚本ではあっても

少しはドラマチックに響くだろうよ。

客は、二度と足を運ぶことはないけどな。

おっと、その前に

大根に謝れ!



2021年1月6日

屑。

 

「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。

全く無駄なことをしているわけではない。」

居酒屋で愚痴や世間話を肴に安酒を呑んでいる

おめ―ら庶民とは違うんだぞと言わんばかりの口調で

キングメ―カ―気取りの爺さんは、こう言ってのけた。

ああ、これがいわゆる高級国民の物言いなのね。

そして、その意を汲むアンドロイド総理大臣とその手下は

街の居酒屋を切り捨てるような愚策に出る。

なんだ、この国は。

そもそも・・不要不急って、何よ。

重要緊急の時、おめ―らは何してた?


2021年1月5日

鬼の目にも涙

 

プライム26話、三日間で観了した。

無限列車を見送った後に、

愛の刃でズタズタにされた心は

痛くもあり、温かくもあり

ほのかな灯だけが残っていた。

愛と憎しみは

強く激しくなるほどに

脆く、そして危うい。

涙する私は、はたして鬼なのか人間なのか。

その見境がつかない。

鬼の目にも涙、とは

よく言ったものだが。



2021年1月4日

鬼殺隊に、私は成りたい。

 

新春万福、今年の年賀状に記した言葉である。

とてもじゃないが、明けましておめでとうとは書けず

あれこれ思案した末に、幸せを願う言葉に留めさせて頂いた。

明けてみれば案の定、己の非や誤りには言及することなく

無能な政権は庶民の飲食店を敵に回すかのような愚策に出た。

人の移動が感染拡大に繋がるとは言い切れないとほざき、

Go toなんちゃらを国を挙げて推し進めたのは誰だ。

まずは失策を詫びなければ、誰が言いなりになるというのか。

先手先手、スピ―ド感、リ―ダ―シップ、緊張感、云々

いったいどの口がそれを言う。

携帯電話料金の見直し?カ―ボンニュ―トラル??

リップサ―ビスより何が急務か、わかりきった事であろうに。

しかもこの期に及んでも我が国の宰相とやらは

ニヤニヤと不敵な笑みを交えながら会見を行う。

当然、前置きと説明だけで謝罪も無ければ中身も無い。

自助共助、ひたすら辛抱、国のために尽くせと言うばかりでは

贅沢は敵だ!と恫喝しながら

痩せ細った国民に竹槍を持たせた時代と何ら変わりないではないか。

恥ずかしながら、これが私の国なのである。

(全額保証したくないから、お願いに過ぎない)営業時間の短縮、

雀の涙ほどの額面で「お願い」を繰り返しておきながら

特措法を改正して、それを順守しなければ罰金を科すという。

おいおい、どの口がそれを言う。

責任を痛感するだけで済んでしまう大臣様には言われたくないよな。

先手というなら、補償が先決だ。

四の五の言わず、各店舗の前年度の収支決算に応じて

休業日数で日割り計算した額を先に支給さえすれば

どこの店だって安心してシャッタ―を下せるじゃないか。

細々した書類添付の(後払い)申請書など無くたって

それくらいのデ―タベ―スは在る筈だろ?

飲食店が元凶だと言うのであれば、中途半端に時短営業させず

全店休業を前提にした英断が必要なのだと思う。

もちろん他にも救済の手を差し伸べなければいけない職種もあるし

個々の生活を維持するための救済も必要になる。

それらを含めて、執り行うのが政治なんじゃないのか?

諸外国や支持母体にバラ撒かれる数兆円規模の銭を

今この時に、国民のために使わずしてどうするというのだ。

お偉い先生方よ、腐った眼と頭でも分かるだろうに。


嗚呼・・この世の鬼は、いつだって人間を装っている。

仮にトランプが、分かりやすい鬼だったとしても

竈門禰豆子(ねずこ)の如く、人間の心を持ち得た鬼だ。

一番怖いのは、善良を装った善人面の鬼だ。

遅れ馳せながら、昨晩私は密林にて鬼滅デビュ―した(遅!)

今さらではあっても、炭治郎を応援したいのだ。

修行も覚悟も、私には無理だから・・