2011年7月31日

7.31 ラフィ文明五輪にて


旧い友人と数十年ぶりに顔を合わせたような、そんな感覚の出会い。
私とは何かと共通点の多い男との初顔合わせは、そんな照れ臭さでいっぱいだった。
本番前に近所の手打ちうどん屋で、腰の強い麺を啜りながらビールをお供に語り合う。
生まれた土地は違えども、同じ時代を生きてきた男には私と似た匂いがある。
お互いにミュージシャンであることが、それを強く感じさせる瞬間もある。
けれど、それぞれの素性を深く掘り下げたりすることはしない。
60年近く生きて来たその過程や歴史が、今の自分たちを語る上では
何の意味も持たないことをお互いに分かっているかのように。
それでいいのだ。

ラフィ文明五輪にて。



*画像提供 松本圭世

2011年7月30日

七年目


7周年おめでとう!!

さてと、明日は12時集合のイベント。
私にとっては早朝に等しいこの過酷な時間に
はたして遅刻せずに辿り着けるのだろうか。
寝る前に身支度を整えておかねば。

あー
早起きの前の晩は緊張して眠れないぜ!


2011年7月29日

平和の象徴

ざうざうと、大粒の雨が降りしきる。
横浜は深夜になっても蒸し暑い。
けど、韓国や新潟の雨はこんなもんじゃなかったんだろうな。
TVに映し出される光景は3.11と同じだ。
大自然が牙を剥く、人類にとってこれほど脅威なものはない。
築き上げた文明が無残に破壊されて行くのを
我々は呆然と見ているしかないのだから。

自然との戦いは、この先も永遠に続く。
この戦争だけは、いつまで経っても終わることがない。
昨日、或いはつい数時間前までの穏やかな風景を一変させてしまうほど
敵の力は強大で、慈悲もなく一切の妥協を許さない。
如何に高度な文明を持つ人類であっても、その残酷さの前には立ち尽くすしかないのだ。
皮肉なことに、文明が被害を増幅させる要因にもなってしまい
便利で快適だったもの全てが、手の平を返したように凶器となって襲い掛かって来る。
自然の破壊力に歯向かうことなど到底出来ない無力感が
幾度災害を経験しようとも失せることはない。






平和の象徴とも言えるオリンピックが、下町で開催されるまであと二日。
せめて命あるうちは、気の合う仲間たちと旨い酒を飲んでいたいものだ。


2011年7月28日

瓢箪から駒


昨晩ご案内した日曜のイベント「ラフィ文明五輪」
何かと共通点が多いNOBUさんとの初めての共演にあたり
駄洒落で名付けたユニット名が、一夜明けると巷にすっかり浸透してしまったようだ。
同い年、同じ星座で同じ血液型の二人だったもんで、Blood,Stars & Years(B,S&Y)としたのだが
冗談半分のふとした思いつきだった割には意外と好評みたい(笑)
NOBUさんの日記を覗いてみると、新たにユニット名が刻まれたフライヤーがUPされていたので
昨晩に続き、ちゃっかりと拝借してきた。(ちなみに昨日の一品もNOBUさん作)
そんなこんなで、周囲がどんどん盛り上がって行くのを見ていると
自分、粗相もなくちゃんと出来るのかしら・・と、一抹の不安すら抱いてしまう今日この頃。
あとは開き直るしかないな、うん。

それにしても・・
五輪と聞くと、今でもローマと東京しか思い浮かばないのは
やはり歳のせいなのかしら?




2011年7月27日

血と星と年(B,S&T ならぬ B,S&Y)


2年くらい前だったろうか、以前の私のBlogに見知らぬ方からコメントを戴いた。
私と同い年、同じ星座、同じ血液型で
おまけに30年以上のブランクを経て再び歌い始めたことまでもが私と全く同じ境遇で
その偶然が重なる不思議さに、お互いがとても驚いたものだったが
それがギターの名手、NOBUさんである。

そこでお互いの素性は知り得たものの、顔を合わせる機会が無いまま月日だけが過ぎて行った。
いつか何処かで、ばったり出くわすことがあるんだろう。
O型の二人である、たぶんお互いにそう思っていたに違いない。
少なくとも(計画性に疎い)私はそうであった。
なので共通の友人知人が多く居るにも関わらず、未だに言葉を交わすこともなく現在に至っている。
私には、あまりにも似すぎた人間と会うことへの照れ臭さもあったので
申し訳ないことに、心のどこかで遠ざかっていた節があったのかも知れない。

そんな男同士が、或る日突然一緒に演奏することになってしまった。
もちろん?二人が自発的に決めたことではなく、
共通の友人である六角橋に在る珈琲文明の店主が仕組んだ「興行」としてだった。
そうでもしなきゃ、このまま会わずに終わっちまうとでも危惧したからなのだろうか。
おかげで、めでたく対面を果たす結果となったわけだ(笑)

店主からの注文は、二人のコラボで(一緒に)3曲演奏することだった。
これは簡単なようで案外と難しいものだ。
共有する歌が無い上に、音合わせをするだけの時間も無い。
要は「ぶっつけ」当日の本番を迎えてみなければ、どう転ぶのか分からない。
まさに、Like a Rolling Stoneな世界。
けれどギタープレイに定評のあるNOBUさんのことだ、何とか合わせてくれるだろう。
というのが(計画性の無い)私の本音。
負んぶに抱っこで、寄りかかったまま楽しんじゃおうかと思っている不埒なO型オヤジなのである。

そうは言いながらも、実は2曲ばかり書き下ろしてみた。
「六角橋の奇跡」と「放浪の果てに」
当日までに仕上がれば良いのだが・・間に合うのかしら(汗)



「ラフィ文明五輪」
7月31日(日)ラ・フィエスタ 14:30~ Charge ¥1000

ラ・フィエスタ
横浜市神奈川区六角橋2-14-3 SSビル1階
TEL 045-491-3977
http://www.lafiesta-jazz.jp/

2011年7月26日

大鹿歌舞伎

長野県下伊那郡の北東、静岡との県境に大鹿村という人口わずか1200人ほどの村が在る。ここで300年の歴史を刻む(地芝居)歌舞伎が、村民の手によって年2回公演が行われていることを知って驚いた。役者もスタッフも全員が村民、毎回居住者の3割が何らかの形で関わっているらしいのだ。
そもそもは見よう見まねで始まったのだが、村の文化として受け継がれ、幕末から明治にかけての歌舞伎上演の禁令を掻い潜り、暮らしの一部として現在に至っている。
神社の境内にゴザを敷き、皆が酒を飲みながら観劇を楽しむといった風情も田舎ならではであるが、回り舞台まで完備された大きなステージは本格的なもの。なんでも、竹下政権が1988年に大盤振る舞いした「ふるさと創生事業」に於ける1億円の交付金の内、村民の総意で3000万円を費やして衣装を大量に購入した経緯もあるとか。いやあ、スゴイ村があるもんだ。


その大鹿歌舞伎を題材にした映画「大鹿村騒動記」が封切られている。つい先日亡くなられた原田芳雄が主演で、脇を固める俳優陣も個性派揃いで面白そう。主題歌は忌野清志郎の「太陽の当たる場所」だ。次の休日にでも劇場に足を運んでみるとしよう。そして10月には村へ出向いて、生の歌舞伎を楽しんでみようかしら。山に囲まれた小さな村の風景も素敵だ。

大鹿村公式サイト http://www.vill.ooshika.nagano.jp/
大鹿村騒動記公式サイト http://ohshika-movie.com/index.html


2011年7月25日

あれこれ























昨日は届いたばかりのメロンを持参して娘宅へ行き
休日で家に居たその亭主と二人で飯を喰いに出掛けた。
久しぶりのびっくりドンキー、市ヶ尾店は外装も内装もDLのセットみたいで素敵♪
この手の造作を目にすると、食事以前にワクワクしてしまうものだ。
頭ん中はお子さま、だからね(笑)
前よりもボリューム感が減った感じ、それでも相変わらずの人気店。
ハンバーグ、旨かったあ。

今夜は長男が家族でやって来たので、メロンを3個持ち帰ってもらった。
朝のうちに大家さん宅にも届けたし、めでたく?残りは2個となる。
届いた翌日に全てを分配できたので、まずは一安心。

日曜の「ラフィ文明五輪」なんとなく構想が固まりつつある。
それでも(あくまで)イメージのみ。いわゆる当日ぶっつけ、てやつ。
こわいこわい。

まっさらの代替品で届いたGUILD DV-4も、だんだんいい調子に近付いてきてる。
鳴らし込みはこれからだけど、タッチも音量も質感も申し分なし。
これから先、私とは大切な関係になりそうな予感までしてる。
かずら元年を印象づける「相棒」として育てて行かなくっちゃ。
しばらくライブは休むことにしたので、その間にお互いの関係を深めることにしよう。

メロン後記に始まり、あれこれと。。


2011年7月24日

今週末は祭り系























田舎のおふくろからメロンが届いた。
毎年夏になると(大量に)送られて来る、云わば夏の風物詩。
今年のは例年よりサイズがデカイ。
小玉スイカほどはありそうな大物が4玉入った箱が2個も届き、ちょっとびっくり。
ま、これを長男宅や娘宅、隣の大家さん宅にそれぞれ分配せねばならんのだが
こりゃあどこの家も食いでがありそうだぜ(笑)

明日から5連勤、それが終わると土日の二日間はイベント三昧。
土曜はNo Borderの7周年記念(飲み放題)パーティー、
そして日曜は六角橋のラ・フィエスタと珈琲文明の合同4周年記念パーティーと続く。
「ラフィ文明五輪」と名付けられた日曜の真昼間のイベントでは、
とあるご縁の方とユニットを組むことが店主からリクエストされていて
はて、いったい何をどのようにしたら良いものかと今なお思案中。
それより何より(たぶん)二日酔いでボォーッとしてるだろうから
昼の集合時間に間に合うかどうかの方が問題だ。
さてさて、どうなることやら・・

ああ、それにしても
代替のGUILD、いいわあ。。


2011年7月23日

イイ感じ

朝、佐川急便の配送品が届いて目を覚ます。
ちょっと早めだったけど、明け方ベッドに倒れ込むように寝てしまったので
仕事前にシャワーを浴びるにはちょうど良かった。
体サッパリ、頭スッキリ、酒も残ってなかったので気持ちの良い朝。
いつものように車を走らせ仕事場へと向かう。
そしていつものように仕事を始める。
疲れなど微塵も無し!

・・と思ってはいたが

数時間も経過しないうちにダル~イ感覚に襲われた。
52年生まれのビンテージな肉体、回復力の衰えは否めないものだ(笑)

ちなみに早朝届いた荷物はと言うと
成田のショップから送られて来たGUILD DV-4の代替品。
今回はトラスロッドの不具合が認められ本体交換に応じてもらえたのだ。

すこぶるイイ感じ。
若干仕様変更されているせいなのか、返送した物より音の輪郭がはっきりしていて
問題のネック部分も何ら不具合を感じさせず、左手のタッチは理想に叶うもの。
即戦力と成り得る子の登場に、ちょっとだけ小躍り。
口元がだらしなく笑っている夜なのであった。


2011年7月22日

午前様





























7周年おめでとう!な夜。
その内の6年間、私はお世話になっているわけだが
外装の傷みが激しくなったなあと、日が暮れる前に見ると思う。
7年目を迎えると、そりゃあちこちガタもくるってもんだ。

この年月の間に、近隣住民からの苦情も相次ぎ
(爆音系バンドが数多く出演していた時期もあるのだ)
コーナーの硝子に防音対策用の板を貼り付ける羽目となり
店内から1号線を走り去る車のテールランプが見られなくなってしまったり、
風雪に耐えてきた「手作り」看板のカッティングシートが所々剥がれ
今では店名が曖昧?になってしまったり、
昼間に見ると痛々しく思えるほどボロっちくなってしまった。

けれど中は何にも変わっちゃいない。
木の床は温かみに溢れ、
ここを訪れた多くの者たちの足跡がそのまま残っているかのようだ。
同業者の閉店が相次ぐ中、私の港としてまだまだ続けてもらわなくてはね。

この夜は6組のミュージシャンが祝いを兼ねて歌った。
酒も大いに飲んで、楽しいひととき。
オープニング・アクトは本人の希望もあって、名古屋ツアー帰りのビトちゃん。
のっけからグイグイ行くこの男のパフォーマンスは更に磨きがかかったようだ。




































腰の振り、草履のステップ、見ていて楽しい。
彼の歌は人を惹きつけるパワーが漲っている。
最近太って顔が丸くなったせいか、キュートに感じさせる一面もあり
まだ体験してない方は機会があれば是非一度観て頂きたいシンガーである。
癖になるよ、きっと(笑)

早めに帰ろうと駅へ向かってはみたものの
途中からテクテクと二駅分歩いた先の店まで流れ着いてしまった。
結局・・午前様。


2011年7月21日

去り行くもの
































ぴあ休刊、そう聞くと
近頃はまったく目にすることも無くなってしまっていたけれど
なんだか残念な気持ちになってしまう。
及川正道さんのイラストが毎回楽しみだったし
情報誌として一世を風靡した歴史がある。

イラスト・レーターとしては、矢吹申彦さんの世界観も大好きだった。
彼の描く「空」には詩的な色合いがある。























彼が表紙を手掛けていたニューミュージック・マガジンの創刊は1969年。
小倉エージや北中正和の論評がいつも的を得ている気がして
彼らの薦めるアーティストを輸入盤店で探し歩いたこともよくあった。

その雑誌の編集長を務めた中村とうよう氏が亡くなった。
自殺、らしい。

70年代の文化を築いたものたちが
ひとつ、またひとつと消えて行く。
それが時代の流れというものだとしても
感傷的になってしまうのは、その時代を生きて来たからだろうか。

NETも携帯も無い時代に欲しい情報を得る手段は限られていた。
己の足で探し求め、己の感性で吸収しなければ何も得られなかったのだ。
それはある意味、壮絶な戦いでもあったわけで
その過程で関わったものたちは、敵か味方どちらかでしかなく
味方となったものたちは「戦友」でもあるのだ。

志を同じくする部落や集落が無数に生まれながらも
お互いにその垣根を閉ざしていたのがあの時代なのであって
反大衆性を貫いたものたちが、やがて大衆から迎え入れられ
亜流が本流と交わった先に現代があるような気がする。
川の流れと同じ、ということか。
ちょっと穏やかすぎる気がしないでもない。


2011年7月20日

No Border 7th Anniversary 3Days

1号線沿いの私の港、NO BORDERが今年で7周年を迎える。
週末はその祝いを兼ねて、馴染みのミュージシャンが集まり、そして歌う。
金土日の三日間、初日は私も(ちょっとだけ)歌わせて頂く予定なので
是非、旨いビールでも飲みに来てくれたまえ。

7月22日(金)反町NO BORDER
OPEN 19:00 START 20:00(予定)
出演:かずら元年、よしさん、平野誠、ビト、WINNIE、Hiromi


NO BORDER
横浜市神奈川区松本町4-28-2 Rotunda 1F
TEL 045-314-8985
HP http://www.geocities.jp/noborderyokohama/top.html


2011年7月19日

爽やかな気分に水をさす男・・だな

凱旋帰国した「なでしこジャパン」のインタビューは実に面白かった。
チームワークと選手間の綿密な作戦があってこその勝利だったことが窺える。
成田へ詰め掛けた大勢の報道陣やファンを目にしての感想を聞かれ、
ドイツへ出発する時は数人のペン記者と数台のカメラだけだった。
(それくらい話題にはなっていなかった)と明かした佐々木監督も実に楽しい人柄だ。
話題にもならず、期待もされず、ドイツへと旅立って行った彼女たちにとって
行きと帰りでは目に映る光景が大きく変わってしまってはいたが
本人たちは秘めたる決意と自信を持って試合に臨んだことがよく分かる。
それよりも、世界中を驚かせるほどの偉業を成し遂げたにも関わらず
優勝したことへの驕りや傲慢さが全く無いどころか、
いつもと変わらぬ素顔のままで居られる辺りに
この素朴な野武士軍団の清々しさがあるのだと改めて実感した。
本当に素敵な人たちばかりだ。

ただ、その爽やかな気分を害されたと思えるのが
例によって「バカ菅の一言」で実現させた帰国早々の官邸への招待。
成田からその足で首相官邸を訪れるのは極めて異例らしい。
さらに呆れたのが7月16日付読売オンラインのこのニュース、
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110716-OYT1T00086.htm?from=top
このバカ男は重大な政局の最中に政府専用機をチャーターして
なんとドイツまで「高飛び」して決勝戦を観戦しに行こうと企んだらしいのだ。

さすがに「未遂」に終わったが、こいつの頭をカチ割って中を覗いてみたくなる。
いったいどういう発想なんだろうか。
あー、けど行ってくれなくて良かったぁ~
退陣表明して、支持率一桁間近で、周囲からボロクソに言われてる、
こんな疫病神がスタンドに居たら絶対に勝てなかったと思うぜ。


2011年7月18日

野武士































強豪アメリカの選手たちに比べると
走り方も蹴り方も、決してスマートではない。
けれどもボールを追うその姿には
我々が忘れかけていた純粋さを思い出させてくれた。
澤 穂希、彼女はまるで
合戦へと向かう野武士のようにも見えたものだ。

感動をありがとう。
ゴールの度に、歓喜よりも涙が溢れて仕方なかったのは
気持ちを鼓舞して這い上がり、絶望など感じさせない
その健気な一途さを見せつけられたからだろう。
女は強い!

今朝は多くの人々が清々しい朝を迎えた筈だ。
もちろん、私も。


2011年7月17日

観戦

早朝(未明)の決勝戦、
これを観てから寝るとしよう。
明日は休みだ。


2011年7月16日

運を天に任せる

9月の法要のために、AIR DOで航空券を予約した。
「スペシャル28往復」を利用すると、
JALのスーパー先得よりも1万円以上安く済んだ。
座席はコックピットと主翼に挟まれた「クラスJ」の辺り、
残念ながら窓側は埋まっていたので通路側を指定。
片側3列のシートなので乗り降りを考えると通路側の方が便利かと思う。

AIR DOの機体、小さいからなあ・・と思っていたら
JALの機体も従来のエアバスからひと回り小さくなっていて
現在就航しているのは165席・3列シートのボーイング738-73Hに替わっていた。
経営再建中だし、効率の良い運行に転換したわけだな。

それにしても、毎回空席を探すのはひと苦労。
JALとAIR DOを合わせると、日に7便が往復してるというのに
秋の北海道(とりわけ帯広空港行き)は、空席が少ないのは相変わらずだ。
いわゆる、黒字路線。
便数を削られて不便になるよりはいいけどさ。



・・安易に予約してしまったが
実は私、大のヒコーキ嫌い。
運を天に任せるとは、まさにこのことだ(笑)


2011年7月15日

ばかかん・いらかん
















渦中の人物が突然、記者会見を開くと耳にすれば
ついに辞任か!と、各メディアは色めき立ったことだろう。
ところが蓋を開けてみると・・
(大方の予想を裏切って)この男は居並ぶカメラに向かい「脱原発」を公言し、
それはゴールデンタイムの全国のお茶の間に放映された。
内閣総理大臣としての将来的な決意表明と受け取れる言動は
プロセスや賛否は別として、評価に値するものだったと私は思う。
けれども・・
周囲の批判からなのか「個人的な考えを述べただけだった」と、
いとも簡単に「バカ菅」と呼ばれるこの男は発言を翻してしまった。
おまけに・・
裏ではトルコの原発建設の受注に積極的だったことが露呈して
いつものように呆れて物が言えなくなってしまった。
何の裏付けも無く、相変わらず場当たり的なことばかり口にするこの男は
猿にも失礼な猿芝居がよほど好きなのだろう。
個人的な発想と考えだ?
そんなもんのためにわざわざ記者会見なんて開くな!
と、言いたい。

この男・・確かに歴史に残りそうだ。
内閣を敵にまわした異端の総理大臣として。

ここ数日間、午後からは毎日頭が痛くなる。
陽気のせいなのか、馬鹿な男の駄々をこねてるような声のせいなのか。
世には人を不快にさせる声質と喋り方がある。
国会答弁や記者会見での菅の声がまさにそれ。
前かがみでボソボソ喋られると余計に苛々してくる。
ミュージシャンと国会議員は声が良くなきゃ駄目だ!
そう思わんかい?


2011年7月14日

にっぽんの夏


































オイル交換に行ったついでに、こんな物を買ってみた。
電源不要の「手動加圧式・携帯シャワー」
洗車に良し、ガーデニングに良し(庭いじりはしてないけどさ)のキャッチコピーに惹かれ
便利そうなので貯まっていたポイントを使って持ち帰った次第なり。

けれど、いっぱしのオヤジが5リッターの水が入ったポンプを肩からぶら下げる様は
古の農薬散布の光景を思い浮かべるような気もしないではないから
長靴を履いて麦藁帽子を被った格好だけは避けて作業することを心掛けるとしよう。
この歳になると、農民風情が似合いすぎるからね(笑)

いや、むしろそれもいいな。
夏場の畑仕事に精を出す農民の姿、あれもまたいいもんだ。
首に巻いた手拭いで汗を拭き、日焼けした顔でにっこり笑う
そんな「にっぽんのオヤジ」の姿も素敵じゃないか。

よーし、次の休日はそれに決めた!
にっぽんの夏を満喫するぞ!!



・・その前に
この製品、安かったけど大丈夫なんだろうな?


2011年7月13日

エア・ドゥ
























今年は親父の三回忌だ。
その法要のため、9月に田舎へ帰らねばならない。
北海道の帯広空港へ降り立つには、
今までなら羽田から一日4便飛んでいるJALのエアバスだけだったが
この春からエア・ドゥが3便飛ぶようになった。
B737-500という126席のずんぐりむっくりした小型機だ。
料金も割安なので、今回はこれに乗ってみようかと思う。
運が良ければ「ベア・ドゥ」の可愛らしい機体に乗れるかも知れないし(笑)


2011年7月12日

夏バテ

夏バテ気味。
気力も失せ、早々に床に就く。
けれど眠れず
何度も何度も目が覚めて
すっきりしない朝を迎えるのは
何とも気分が悪いものである。
まだ夏が始まったばかりだというのに・・



2011年7月11日

掃き溜め

クレーマーと呼ばれる者たちは性質が悪い。
理不尽なことを正当化しようとしたり
こちらの揚げ足を取ったり
不快にさせる言葉を敢えて投げかけたり
いったい彼らは普段どんな暮らしをしてるんだろう。
仕事場でもああなのか、家庭でもそうなのか、
まともにこの世で共存して行けるとは思えないのだが。

ヒステリックに興奮する輩はまだ相手しやすい。
完全にイカレてる者も中には居るが、
ギャーギャー叫んでいるだけなのだから聞き流せば済む。
悪質なのは冷静にネチネチ言うタイプだ。
しかも謎かけのように要求を明確にしないまま
こちらが不快感を抱くような言葉を平然と口にする。
近頃はこの手の輩が実に多い。
それらは言葉の暴力を用いた一種の犯罪だ。
さすがに昔みたいな「誠意を見せろ」なんて言葉は聞かなくなったが、
足元を見て執拗に謝罪を要求するのは強要罪でもある。

この「犯罪」から身を守る術はないものかねぇ・・と溜息が出る。
好き放題言われるだけのこちら側としては納得が行かない。
たぶん訴訟大国アメリカであれば、個人の尊厳を傷つけたとして罰せられる筈だが
何事もお寒い現状のこの国じゃ到底無理だろうなあ。

コールセンターってぇ場所は
今も昔も掃き溜めみたいな処なのであって
夜ともなると掛かって来る電話の半数以上はまともじゃない。
狂ってる。


2011年7月10日

昔の恋人




















不本意ながら、ネックのヤワな私のGUILDには
11-52のカスタム・ライトを張ることにした。
このテンションなら、彼女も何とか持ち応えてくれそうだ。

けど、細いゲージだからといって
男らしくないよなあ・・なんて言うなよ。
今は、ひ弱なGUILDが愛おしくて仕方ないんだ。

ああ、それにしても
ギラギラしたブロンズの音はいいな。
昔の恋人に、ばったり出くわしたような気分。

「あの頃と、何も変わってないね」
お互いに同じ言葉を交わした夜だった。


2011年7月9日

ジグソーパズル

鰹節とポン酢をかけた玉葱のスライスを、二晩続けて食べた。
そのせいなのか、少しだけ体調が良くなった気がする。
玉葱は夏場のエネルギー源だもんね。
つんと来るあれを、明日も食べたいな。

夏は嫌いだけれど、梅雨が明けたことを耳にすると何だか嬉しくなる。
風が心地好く感じられるし、見上げた空の青々とした眩しさがいい。
高い空の、白い雲を見るのも好きだ。
この調子なら、何とか乗り切って行けそうだな。何事も。

開け放った窓、夜風が涼しい。
昨日までのざわついた気配が無く、とても静かな夜だ。
これであと一行の詩が書けたなら、もっといいのに。
その一行に言葉が埋まったら、たぶんすっきりと寝られるだろう。

人生って、そんなもんだ。
幾つになっても、いつも何かがひとつだけ足りなくて
そこだけぽっかりと穴が開いている。
ジグソーパズルの1ピース分だけ、どうしても見つからないことがある。
けどそうじゃなければ、人間は考える努力をしなくなる。
何を持ってるかじゃなく、何を欲しがるかによって
人は前に進もうとするものだ。

今夜のバーボンは、心を穏やかにしてくれた。


2011年7月8日

ツブヤク



















成田行きはとりあえず中止。
何をするにしてもワクワク感が生じない行動はやめた方がいいだろう。

思えば近頃は引き篭もり気味。
人と会うのも何だか億劫だ。

仕事場の環境のせいかな。
淡々とこなしてはいるものの、心が塞がれてる気がする。

バーボンが友達。
そんな気分。


2011年7月7日

成田へ向かう・・かも
































ショップからは午前の内にメールが届いていた。
大手ながら、毎回こういう点では手際よく誠実さを感じるところだ。
文面には状態を確認したいので送ってほしい旨のことが書かれていたが
専門のリペアマンが居るとは到底思えない場所なので
この微妙な起き具合と、アジャストしきれない現状をどこまで理解してもらえるのか
輸送することで本体に生じるダメージを考えると正直迷ってしまう。

何となく・・ではあるが、
こちらから送りさえすれば、快く交換に応じてもらえる予感はしてる。
けれど、わずか二ヶ月ほどとは言え、
ネックを除いては自分好みのタッチに仕上がりつつある過程なので
その個体の良さを手放すことへの不安があるのも事実だ。
交換品が木偶の坊だったりしたら目も当てられない。

次の休日に成田まで車を走らせるか・・
今、そんなことを考えている。
往復の高速代とガソリン代で7~8千円くらいの出費にはなるが
代替品と見比べての的確な判断もできるだろうし
決して無駄になることはない気がするからね。

よし、その線で今夜メールしてみよう。



あ、今夜は七夕だったんだ。
なんとまあ、季節感の欠片も無い日記だこと。。(笑)


2011年7月6日

リスク
































締めても締めても
じわじわと起き上がってくる困った竿。
ロッドに余力が無いのは、もはや明白。
おそるおそる、画像添付でショップにメールしてみた。

(言っとくが、クレームじゃあないよ!)

だめもとの丁重な姿勢の「ご相談」
どのような回答が来るかちょっと楽しみ、ちょっと心配。

けど、諦める心の準備だけは出来てる。
それがリスクってぇもんだと思ってるからね。
どっちに転んだって、
生きるか死ぬかほどの問題じゃあないんだからさ。

大人だなあ、自分(賞賛)


2011年7月5日

鉛筆が一本

一夜明けると、チンピラ・松本はあっけなく大臣を辞めた。
品の欠片も感じられないような言動を繰り返しておきながら
国民への謝罪は一切無しという(いつも見慣れた)茶番の辞任劇。
いっそ議員も辞めて頂きたいものだ。

さて・・



























何十年ぶりかに、ナイフで鉛筆を削ってみた。
刃の薄いカッターナイフで削るのはちょっと難儀ではあったが
指先の力の入れ具合の感覚は忘れてないもんだなあと妙に感心。
少々歪な仕上がりになってしまったけれど
現代の子供たち、鉛筆削りなんて出来るのかしら?
刃物の使い方をきちんと学ばねば、痛い思いを経験したりしなければ
日常の便利な道具である筈のそれが、凶器と化してしまうこともある。
この春、小学校に入学した孫にも伝授しておかねばな。

ちなみに、なぜ鉛筆を削ったのかというと・・



























弦の滑りを良くするために、ナットの溝に擦り込んでみたのだ。
チューニングの時、弦とナットの摩擦でピキッ!!と嫌な音を出したり
挙句はピッチが微妙に合わなくなったりする、そんな事への対策の一環。
(鉛筆の成分である黒鉛に滑りをよくする効果があるのよね)
元々はナット・ソースというグリース状の製品を使ったりもしてたんだが、
高価な上に粘度が大きいので溝の隅々まで行き渡らない欠点もあった。
そこで、安価な鉛筆が登場したわけ。
溝の中を芯でカリカリするので、当然黒ずんではしまうけど
凸凹した溝の隅々まで均一に芯の粉が行き渡るんでムラは無くなるようだ。
効果はてきめん!極めてスムーズなチューニングが出来るようになった。
































3、4弦がナットからペグまでの距離が長いので一番テンションが掛かっている。
おまけに斜め方向に引っ張られているから余計に摩擦が生じて
ペグを回す度にピキッ!とか、カキッ!とかの強烈な音を発してしまうんだよね。
あれは精神衛生上まったく良くないし、ピッチも狂いやすい。
GUILDの牛骨製のナットもあまり良い仕上げではなかったので
今まで盛大に異音を放っていた3、4弦と1弦がとてもスムーズに動くようになった。
音の傾向から、コーティング弦をやめて普通のブロンズに替えたところだったので
以前よりもナットの摩擦が増えていたんだろうからね。
ついでにアジャスト・ロッドを再度締め上げてネックを修正、理想に近付いたようだ。

かねてから語り継がれてきた、この鉛筆による裏技。
今まで知らなかったという方は、騙されたと思って是非お試しあれ。
感動もん!!


2011年7月4日

チンピラ



呆れ果て、言葉を失った。
こんなチンピラ政治家に復興大臣を任命した奴の顔・・も見たくないぜ!

晩飯を食べながらニュース番組でこの映像を観た途端、
腸が煮えくり返って消化不良を起こしてしまった。
親の七光りでボンボン育ちの、見るからに何も出来そうにない小男が
偉ぶった口調で失礼極まりない言葉を吐く理由が分からない。
しかもTVカメラの前でだ。

この政権は狂ってる。
今や国民の誰もがそう思っている筈だ。
焦燥感から、とんでもない事件が勃発しなきゃいいんだが・・


2011年7月3日

アツサノセイ

まだ梅雨も明けてないというのに
すでに夏バテ気味とは如何なものか。
虚弱だなあ、自分。

体力を回復させるためにも
ガツーン!と来る物を食さねばなあ。
・・さて、何を喰らおう。

とりあえず早めに寝て
十分な睡眠時間を確保するか。

あれもこれも
あっちもこっちも
みんなみんなアツサノセイ。


2011年7月2日

完全休養日
































裏庭から心地好い風が吹き、少しだけ爽やかな一日だった。
部屋の掃除だけ済まして、その後は何もしないで過ごすつもりでいたけれど
GUILDクンの様子を伺いながら(またしても)ネックのアジャストを試みたり
結局は休日の極楽気分に浸れる昼寝もできなかった(笑)

昨日の頭痛は熱中症が起こりかけていたのかも知れない。
水分補給は十分にしていても、環境によっては要注意だ。
なんたって人は多いし、パソコンが70~80台動いているというのに
広いフロアの温度設定が29℃じゃ蒸し暑くて当然だからね。
スーパー・クールビズと銘打って、アロハを着てる役人共が羨ましいよ。
民間企業も、せめてTシャツくらいは許してくれたらなあ。
(ふだんからサンダル履きで仕事してる役人には分からない悩みだろうな)

そんな仕事場の暑さ対策で・・
































卓上扇風機を買ってみた。
電池とUSBの2電源が使えて、首振り機能まで付いている結構大きな代物なれど
地元の西友で何と1170円!!これは安い。
しかし・・
家のパソコン脇に置いてみたら(案の定)邪魔臭く感じる。
予想されたこととは言え、こりゃ仕事場のデスクには置けないなあ。。


2011年7月1日

お上のお達し

7月は電力使用制限令で始まった。
違反した企業には1時間当たり100万円以下の罰金が課せられるとか。
なんとまあ、物騒な物言いだこと。
な!だから原発は必要なんだよ!!そうとしか聞こえない。

とりあえず休んでる火力発電所を稼働させてよ、死人が増えないうちにさ。
CO2が有害だとは言っても、死の灰をばら撒くよりはいいだろうに。
それとも何かい?
今ある火力発電所の半分くらいを動かすだけで電気が足りてしまうのがバレると
原発の必要性が無くなって困る輩が居るのかい?

橋下知事の「霊感商法」あれは名言だわ。



深夜になって、外の空気がひんやりしてきた。
日中の蒸し暑さは相変わらずで、今日は朝から頭が痛かった。
体調不良を理由に「繁忙期」突入の仕事場を早退したが
正直なところ、もう行きたくねぇー!!