2013年9月30日



病気も嗜好も、流行りモノには乗りたくないので
敢えてここでは「あまロス」などという軽々しい流行語は使わないでおこう。
否、使いたくない。言われたくない。一緒にされたくない。
みたいな、子供じみたアンチテーゼで自分を覆い尽くす。

けれど月曜の今朝、
そのぽっかり空いた時間を埋められなかったのは事実だ。
困惑と少々の気まずさが入り乱れ、朝の時間を持て余す。
宮藤官九郎、この男にしてやられたわけである。

彼の作り出す朝ドラは、月曜から土曜まで毎日発刊のコミック(漫画)であり
映像の中に吹き出しが付いていそうな台詞や表情、身のこなし
そしてスピーディーな場の展開など、決して片手間に観られるものではなかった。
常に集中して対峙する様は、まさにマンガ本と向き合う人間の姿だったのだ。

週刊、月刊、隔月刊など、紙媒体の漫画であれば
次を楽しみにしながらも幾ばくかの冷ます時間を与えてくれる。
ところが毎朝15分、濃厚な「続き」が自宅のテレビに送られて来るのだから
これは即ち「日刊」の漫画、手を止め画面に釘付けとなるのも無理はない。
事実、古田新太はラジオ番組でこう言っている。
「毎回手渡された台本を読みながらゲラゲラ笑い、
そして翌週分が待ち遠しくなる。まるで少年ジャンプを読んでるみたいだった」と。

強烈なキャラクターが揃った北三陸編から始まり、
やがて東京編へと移行すると、両方の暮らしぶりや話題が同時進行するという
この手法にもまんまと引きずり込まれてしまった。
隙間無く詰められた小ネタと合わせ、面白さが倍増しないわけがないのだから。
そこへ更に80年代の隠された歴史が散りばめられては
読者(視聴者)を翻弄させる見事な技としか言いようがないではないか。
してやられて当たり前だ。

演出の井上剛も凄腕だった。
クドカンの脚本を生かすべく、同じシーンをカメラだけ位置を変えて撮り直し
テストの回数を減らし「ぶっつけ」に近いリアルさで撮影したそうだ。
後半の名場面のひとつとして挙げられる「生まれたての鹿状態の足」
あれは井上が古田に(台本に無い)アドリブを要求したものらしい。
結果、それに喰らい付き同じ足の動きを真似たアキは笑いを隠せず
布団の中の鈴鹿ひろ美は顔を覆って爆笑を堪えていた。
(正宗さんに鈴鹿スペシャルを飲ませるシーンでも鈴鹿は笑いを堪えてたよね)
普通のドラマであればNGとなるような、そんなカットがあちこちに使われていたのも
この作品をより面白いものにした要因なのだろう。
因みに井上剛氏、朝ドラでは「ちりとてちん」「てっぱん」も演出している。
どれもタイトルが平仮名だあ、なんてところにも目が行ってしまうけれど
思えば「てっぱん」も、のっけから女子高生が海に飛び込んでいたっけなあと
おかしな共通点を見出してしまった。(笑)

・・と、
徒然なるままに書いたつもりだが、読み返してみると「評論」に近いものとなっていた。
あわわ、偉そうに!(汗)

いずれにしても、ぽっかりと空いた穴は心にではなく
一日が始まる朝の時間に、なのだ。
総集編とか、全編再放送とか、パート2だとか、そんなことはどうでもいい。
毎朝届いた「日刊マンガ」が廃刊となってしまったことが辛いのである。

くっそー、クドカンめ。

*

2013年9月29日

迷走



得体の知れない安い弦は
いとも簡単に切れてしまいましたとさ。
ったく・・やはりパチモンは駄目ですな、
J-45のこんな所でブッチリなんて初めてですもん。

お稽古しなきゃ!と気負い込んでましたから
ここで張り替える気分にもなれず
急遽、休眠中だったEpiphoneを引っ張り出してきました。
(DARCOのフォスファーブロンズに張り替えた後は弾いてなかったのです)

ただ、引っ張り出してから思い出しました。
そうそう、この子はサドルを下げなきゃならなかったんだ。
ネックを調整した時に、もう少し弦高を下げたいなと思ったのですが
いずれまた、そのうちに・・と、それっきりになってたんです。

こんなとき、何故か行動の早いかずら爺さんは
そそくさとサドルを外し、サンドペーパーでゴシゴシと
指先を粉で真っ白にさせながら、1.5mmほど削って理想的な弦高に仕上げました。
目分量と勘だけの、これぞまさに職人技!しかも仕事が早い!!


やり終えてから気付いたのは
J-45の弦を張り替えた方が早かったじゃあん、てこと。
(先に気付けよ!)
けどまあ、いい状態に仕上がったんだから良かったじゃないですか。

ミディアムボディで胴厚が薄いこのモデル、左手の按配がちょうど良くなると
鳴りっぷりまで変わってしまったような気分になるから不思議です。
(実際、弦高を下げるとジャリジャリ感が増すので音は変わるんですけどね)

なんか、気持ちいいです。
ライブではJ-45を使う予定でしたけど、この音を聞いてしまうと
こりゃ当日まで迷うでしょうな、たぶん。


ほら、なかなかのプロポーションでがしょ?
腰のくびれ具合に惹かれて一目惚れしただけのことはありますよ。
顔つきだって、ほら。


彫りの深い美人さんじゃありませんか。
エピのヘッドって、Gibsonと同じくらい好きなんです。
ただし、まともに鳴ってくれない物が多すぎで
今まで何度も痛い目に合ってきました。
が、この子とはいい関係になりそうな
(今日のところは)そんな予感がしてなりません。

ひとつだけ困ったことが・・
夜パソコンを開いて弦をオーダーしようとしたら
よりによってDARCOのフォスファーブロンズが品切れ!
あっちゃあ~(T_T)

*

2013年9月28日

一週間



思えば4月1日から今日までの毎日は、
朝起きてからその日の放送分の録画を立て続けに二度も観て
(休日は昼の再放送をリアルタイムで観て)
そして晩ご飯を食べながら夜に再び録画を観て
台詞の意味やアングルの端っこの辺りの細かな動きを観察しながら
15分間の濃密な出来事と、そこへ至る伏線となったシーンを結び付け
頭の中を整理してから翌日の放送を観る、というのが日課だったのです。

つまり、この半年間
昨日と今日と明日が、常に繋がったまま途切れることが無かったわけで
その連鎖がプツンと切れてしまえば
巷で噂される「あまロス症候群」にもなるでしょうよ、そりゃあ。

制作過程でストーリーがどんどん書き換えられているであろうドタバタ劇の
その予測できないスリルとスピードがたまらない魅力でもありました。
クドカン人脈による大勢の舞台俳優がその持ち味を発揮したことも
わずか15分の枠組みをとても濃厚なものにしてくれたとも言えます。
登場人物の全てが面白く、端から端まで何ひとつ無駄の無い演出は
これはもう見事としか言いようがありませんものね。
一度きりの登場で強烈なインパクトを与えた前髪クネ男がその際たるものでした。

正直、来週からの日常に戸惑いを感じています。
一日の始まりと終わりの起点と終点が失われただけでなく
そのまた次の日へと繋がる銀河鉄道の如き夜が無くなってしまったわけですから。
これはヤバイ。



友達よこれが私の 一週間の日課です
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー


・・そんな毎日だったのです。

*

2013年9月27日

るぱあーんさんせー



FIAT 500 Twinair Pop
いいなあ、これ。
お財布か銀行にお金が鱈腹あったなら
すぐにでも買いに行きたいと思ってるくらいです。

500のシリーズは街でよく見掛けます。
このクラスのヨーロッパ車の中では一番売れてるんじゃないかしら。
けど走り去るその姿を見ても875CCなのか1200CCなのか、
外観だけじゃ見分けがつかないのです。

Twinair、875CC 2気筒のターボエンジンとやら
いったいどんな走りをするんでしょうねぇ。
内装もちょいとレトロで、いいんだよなあ・・

ハンドルを握った途端、
大声でオー・ソレ・ミオを歌い出すだろうな、きっと。
もちろん挨拶はチャオ!
似非イタリアーノ丸出しで。

いや、ミズタク風に
「るぱあーんさんせー」と何度も呟くべきか。


もしも或る日、私がこれに乗っていたなら
ロト7が当たったのだと思ってください。

・・なんとも、儚き恋。

*

2013年9月26日

熱いよね、熱い!



球団創設9年目にしてリーグ初優勝!
東北楽天ゴールデンイーグルスが遂にやってくれました。
星野監督、選手諸君、そして東北の皆々様、おめでとうございます!!

あまちゃんといい、楽天の快進撃といい、
今年は東北が注目の的となり、日本全国を元気にしてくれましたね。
ありがとうございます、私も楽しい思いをさせて頂きました。

その勢いのまま、球界の中央勢力である読売巨人軍を叩きのめし
どうか日本一に輝いて、地方の力を見せ付けてやってください。

野武士の如きパ・リーグの底力、
往年のそんな姿が蘇った夜でもありました。
お行儀良くチマチマした野球なんて、面白くないですもの。

楽天の日本シリーズ優勝、応援してます!!

*

2013年9月25日

か・い・か・ん


鈴鹿ひろ美が歌う「潮騒のメモリー」
今朝この歌声を聴いた誰もが心を癒されたことでしょう。
天野春子バージョンにすっかり慣れ親しんでいましたが
棘の無いふくよかな声は、この曲を全く別の作品にしてしまった気がします。
三代前からマーメイド、親譲りのマーメイド、歌詞の一部が変わっただけではなく
鈴鹿ひろ美バージョンとして記憶に残る歌となりました。



静止画像に編集された音質の良い物がYouTubeにUPされていました。
感動の歌声、何度聴いてもいいもんです。
何処の何方かは存じませんが、ありがとうございます。

最終週となった月曜から、毎日が最終回のような演出ばかりで
泣いたり笑ったりしながら、その最終章を見届けなくてはなりません。
巷では「あまロス」を発症する者が多数出るであろうと予想されてますが
おそらく私もその一人、来週以降の活力の低下が心配になります。

あと三日・・か。



鈴鹿ひろ美の歌声に刺激を受けて、
今日の私はいつも以上に稽古に励んでしまいました。
まずはJ-45を磨き上げ、一年分の垢を落とし
弦を張り替えた後はずっと歌い続けておりました。
(これは紛れもなく鈴鹿ひろ美効果です)


手前味噌ではありますが、かなりいい感じに仕上がってきています。
気分的にも乗って来ましたし、この調子なら来月のライブに間に合いそうです。
ここまで持って来るのにずいぶん苦労しましたからホッとしてますが
一年間何もせずに遠ざかっていると、予想もできない事態に陥るものですね。
あとは健康管理だけ、これが一番重要です。

そうそう、以前このBlogでご紹介したタカミネのフォスファーブロンズ弦、
(仕舞い込んだまま一度も使ったことの無かった代物)
替え弦が底を突いていたので今日初めて張ってみました。


ゲージは12-52ですけど、テンションが低くてベローンとした張り具合。
そのくせ音はジャキジャキという、これはかなりのツボでして
私にとっては大当たり(アキちゃんの台詞と同じですが)の印象です。
これは使い物になりそうですね。

けれど気に入ったのも束の間、この製品は今じゃ流通してないようなので
成田のショップで安く売られてるフォスファーブロンズを仕入れてみようかと思います。
3セット入りのパックが¥470!!使い捨てにはもってこいじゃありませんか。

誰よりも安い弦を見出す。
実はこれ、私の楽しみでもあるのです。
「いい音してますね~弦はどこのですか?」
「あ、これ?セットで157円のバッタもん!」

これぞ、か・い・か・ん(笑)

*

2013年9月24日

ももたん!?



岡山で2年間を過ごし、再び横浜へ戻って来た知人からお土産を戴きました。
「ももたん」というお菓子、このネーミングとイラストが大ヒットです。
それと言うのも、実は我が家の長女は桃子という名前でして
帰宅してから見せてあげると大喜びしておりました。
451さん、ありがとねー!

もう一人の娘、
嫁に行った次女(ポンタの母親)は栗子というのですが
このシリーズで「くりたん」があったら最高ですね。
どなたか情報を!!


ところで、昨晩ご報告したiOS7の不具合がこのメール通知なのですが
今日になって分かったことがありましたので続報を。

スリープ状態から立ち上げるときにホームボタンを押しますが
メールの受信があった場合はこの画面が最初に表示されます。
iOS6までは「了解」をタップしなければ再びスリープに戻りましたけど
これが戻らずにずーっと表示されたまま(液晶点きっぱ)なのです。
仮にホームボタンを押さなかったとしても
メール受信後に他の通知(FBやTwitterのコメント通知)を受信すると
了解をタップするまでずーっと表示され続けるようなので
寝てる間にこの状態になるとバッテリーを消費するというわけです。

次のアップデートで改善されるとは思いますが
iPhoneにiOS7をインストールされた皆さま、
この画面を目にしたなら、すぐにタップしてあげてくださいね。
バッテリーの残量がどんどん減って行きますからご注意を!

ちなみに新機種の5Cや5Sはどうなんでしょう?
どなたかレポートして頂ければありがたいのですが。

*

2013年9月23日

曖昧さに惹かれるんです


インストールしたiOS7、ちょっと困ったことを発見しました。
メールを受信したときの通知「メッセージがあります」という表示、
6まではホームボタンを押さなければ画面には現れませんでしたが
7の場合どうやらずっと表示されたままのようなんです。
つまり、液晶が点きっ放しということ。
MMSやFBの通知は従来通り、表示後に液晶画面は消えるんですが
メール通知のときだけは何故か消えないんです。
今朝、あまりにもバッテリーが減っていたので気付きました。
無駄に消耗してしまうんで、これは是非早めに修正してもらいたいですね。
寝てる間に届くメールにはお手上げですもの。


昨晩発掘された爺さんの古時計、快調に時を刻んでいます。
決して正確ではないんですけど、ゼンマイで動くアナログ感て
その曖昧なところが温かでとてもいいですよね。
時刻を気にする用も無いのに、今日は頻繁に時計を見てしまいました。
きっちりと決められた答しか出さないデジタルとは異なり
その過程が読み取れて考える余裕を生み出すのがアナログの良さだと思います。
時間に追われる日常の中で、それを失ってはいけませんね。

話は変わりますけど、今年は夏から秋への移行が早くないですか?
なんだか北海道の秋口に似た印象で、急に涼しくなってしまいましたが
例年だとまだまだ蒸し暑い日が続いていた気がします。
今年は厳しい寒さの冬が大陸から襲来するのかも知れません。
暑いのも嫌ですが、寒いのも・・ねぇ。

とは言いながら、
この季節の変わり目の曖昧さも
実は好きなんです。

*

2013年9月22日

爺さんの古時計


引き出しから旧いセイコーファイブが出て来ました。
さしたる手入れもしないまま仕舞い込んであったというのに
案外と綺麗な状態を保っていたことにちょっとびっくり。

自動巻きの時計って、いつでも動き出すのがいいですよね。
チッチッチッチッ・・と微かな音を立てながら秒針が進む。
カレンダーの窓を覗くと、偶然にも止まっていたのは日曜日。
あらら、こりゃ何かのご縁ですわ。
嬉しくなって、用もないのに腕に巻いてますけど
うーん、おっさん風情がムンムンしてます。

誰だ!そこで「爺さん風情」だと嘲笑してるのは!!
爺さんの古時計だあ?

ま、いいんです。
近頃は爺さんであることを自負してますから。
逃げ隠れや根拠の無い否定は致しません。
だって・・孫、可愛いんだもん(笑)


がっつりと二人分は平らげるポンタの豪快なお食事風景。
私のお茶碗一杯分の量より多いシラスご飯とおかずを完食した後、
バターロールパンを1個、ペロッと喰っちまうから驚きです。
昨晩は更にピザの端っこまでも欲しがり、これまた嬉しそうに食べてました。
喰いっぷりの良い子は見てて楽しいですよね。

・・しかし、何故にタラコ唇なんだあ?

ちなみに、この人差し指を立てる仕草は
眠くなったときの合図だそうです。
それでも飯だけは喰うってか!?

このハングリーさ、好きです。

*

2013年9月21日

OL'52


午後からカミさんを助手席に乗せ、久しぶりにポンタ邸へ行って参りました。
またまたデカくなって、ちょこまかと動き回るやんちゃ坊主の姿に唖然。
ほんま、幼児期の成長は早いもんですなあ。
カメラに収めようと連写を試みるも、そのほとんどがブレてしまい
まともな画像にならないのが困りものです。

夜、ポンタの母親が仕事から帰る時間に合わせてピザを注文。
Mサイズを大人4人で分けましたが、この歳になると十分すぎるくらいの量ですね。
たぶん若い頃なら喰い足りないだろうと思いますけど、
胃袋の中で膨張するんでしょうか、食後5時間経過しても満腹状態は変わりません。
昔は痩せの大喰いと言われた私なんですけどね~

実は今日も、ポンタ邸へ向う直前まで歌のお稽古をしておりました。
「本気」ではなく、さらっとなぞる程度ではありますけど
今月に入ってからは休日の度に「勘」を取り戻すのに必死なのです。
なんたって1年も休んでしまうとエンジンは冷え切ってますからね。
アイドリングの暖機運転が肝心です。
ライブまで残り2週間ほど、ちょっとばかりペースを上げて行かなくっちゃ。

そんな折、私の生誕記念前夜祭ライブにBito Chanが参戦することになりました。
私と同じく北海道の生まれで、しかも誕生日が同じ10月8日。
この「奇跡の男」とも言えるシンガーと共に祝うのは、昨年に続き二度目のことです。


月の半分はあちこちで歌いまくっている男のパワーは物凄いもんで
その強烈な毒にも似た愛に圧倒されないようにしなければね。
1969年型の道産子を迎え撃つ私は1952年型、
車に例えるならエンジンも足回りも格段に違うのです。

が、OL'52の意地を見せなきゃ!
もはやヴィンテージの領域に入ってしまったオッサンは張り切ってます(笑)
そんなライブの告知を改めて・・



2013年10月7日(月)反町NO BORDER
OPEN 19:00 START 20:00 MC¥500+投げ銭
出演:ビト、かずら元年

NO BORDER  横浜市神奈川区松本町4-28-2Rotunda1F TEL 045-314-8985
http://www.geocities.jp/noborderyokohama/top.html


60+1、頑張りまっす!!

*

2013年9月20日

続 iOS7


iPhone 5sの発売日を迎え、ユーザー以上にこの日を待ち望んでいた
docomo加藤社長のはしゃぎっぷりが際立った一日でしたね。
旧電電公社(古すぎるか)の復讐劇が始まったわけです。
さてさて、シェアはどこまで回復することでしょう。
そして迎え撃つ2社の戦略は!?
この戦争、しばらくは傍観してようと思います。

昨晩、Wi-Fi経由でiOS7のダウンロードを実行しましたが
なんと終了するまで2時間半も掛かってしまいました。
その後インストールまで終えて(安心して)寝たのが朝の4時半頃、
あまりにも長丁場だったもので今日は寝不足気味です。

前回、iOS6リリースの時は不具合がかなり出ましたが
それに比べると今回は安定してるんじゃないかと思います。
ん?と首を傾げるようなバグは少々見受けられますけど
概ね良好というか、デザインも動作も私自身は気に入ってます。
明らかに使い易くなってるんじゃないでしょうか。

画面が明るくなった割には、以前よりバッテリーの消耗が少ないようです。
日頃は位置情報をオフにして消耗を抑えていた私ですが
今日は試しにオンにしたまま一日過ごしてみましたけど
それでも従来より遥かに長持ちしてました。
(WEBでは全く逆の意見もあるのですが・・)

いずれにしても、初回のリリースとしては合格点だと思います。
6で苦い経験をして地団駄踏んでる皆さんも是非お試しください。

*

2013年9月19日

iOS7


iPhoneのOSをダウンロードしています。
パソコン経由にしたかったのですが、iTunesのアップデートが上手く行かず
やむなくWi-Fiを使って端末本体に直接落としているのですが・・
1時間近く経過した今でもまだ半分まで行ってません。
私のiPhone、アプリが多すぎるのが原因なのでしょうか?
この調子では朝まで掛かりそうですね。

新しいデザインと機能、とても楽しみですけど
インストールは明日になってからにするとしますか。


*

2013年9月18日

月とリニア


明日は中秋の名月。
今宵の月も、穏やかにその光を放っておりました。
足元に降り注ぐ淡き光、ええもんですなあ。
家に縁側があったなら、月を肴に旨い酒が飲めそうです。

私、鮮明画像のゴツゴツした岩肌や
巨大なクレーターなんて見たくないんです。
この位置から裸眼で仰ぎ見る月が一番好きなんです。
なので、観測したり宇宙船を飛ばしたりせずに
そっとしておいてあげてくださいね。

月は、神秘に満ちていた方がいいんです。



今夜、ニュースを見ていて驚きました。
JR東海のリニアモーターって、50年も実験を続けてるんですってね。
最高速度は500Km/h超、品川から名古屋まで40分で行けるそうですけど
その区間のほとんどはトンネルで、他は覆いが掛けられると言いますから
穴蔵の中をビュイーンとすっ飛んで行くらしいのです。

・・なんとまあ味気ないこと。
テレポーションですね、こうなると。
こんなちっぽけな島国で、本当に必要なものなんでしょうか?
利権の臭いしかして来ないのですが・・

あらら、綺麗な月の光のお話から
札束まみれのどす黒い世界の話になってしまいましたね。
すみません。


昨日8ヶ月ぶりに洗車したKeiクンのピカピカツヤツヤの姿、
仕上がった頃には日が暮れてたものですから
今朝になってようやく目にすることが出来ました。
蘇ったワインレッドの光沢、これまたええもんですなあ~

私はリニアモーターが名古屋に到着するより更に長い時間をかけて
毎日仕事場までこいつで走って行くのです。
無駄なようには思えても、それくらいがちょうどいいスピード感なのであります。

月とリニア、
脈絡の無い話で失礼致しました!

*

2013年9月17日

ああ松島や


台風18号は、夏の終わりを告げながら去って行ったようで
空の色も雲も、先週とはすっかり変わってしまい
夕方の5時を過ぎると、辺りは一気に薄暗くなって
夜の訪れがずいぶんと早くなった気がします。
そろそろ長袖の季節ですね。

本日は松島病院にてエコーを用いた再検査、
太い棒状のそれをケツから入れられるのはかなり堪えます。
診察結果は、限りなく「痔ろう」の疑いありのグレーゾーンだそうです。
断定はできない、けれども手術した方が良いとの結論でした。
あとは本人次第だと言うので、月に一度診察を受けて経過観察してもらうことにしました。
(だって・・痛くもない所を切られるのって、すごく抵抗がありますもん)

念のため、大腸検査だけは受けることにしましたが
さすが専門医松島、その予約も最短で11月以降とのこと。
運良く?10月中旬にキャンセルが出たようだったので、その日程で決めて参りました。
午前から夕刻まで、かなりの長丁場らしいのですが
この際しっかりと調べて頂くことにしましょう。

病院からの帰り道、延び延びになっていた愛車のオイル交換へ。
カストロールの10W-30を選択、今回はエレメントも替えました。
ついでに洗車も頼んだのですが、これが大誤算となるほどの待ち時間。
仕上がったのは5時半を過ぎ、すでに日も落ちツヤツヤ感が満喫できませんでした。
オートバックスの手洗い泡洗車、時間掛かりすぎ!

待ち時間、店に置いてあった雑誌の広告に新商品が載っていたので
セブンイレブンに立ち寄って早速買ってしまいました。
(新し物好きなものですから・・)


マールボロ・クリア、これまた大失敗!
味が清らかすぎて、これはマールボロとは言えませんな。
なんたって、この煙草は野暮ったい「臭み」が持ち味なのですから。

ああ、そろそろ
新商品を衝動買いする癖、やめなきゃなあ。
ふと見掛けた新しい煙草って、つい買ってしまうのは何故なんでしょ?

*

2013年9月16日

ヤモリ


台風一過の鎌倉、
いい写真だったので友人のFBから拝借してきました。

喉元過ぎればのことわざ通り、
何事も無かったかのような自然の情景は雄大で
こんな風景を目にすると
人間が如何にちっぽけな存在なのかよく分かります。
異常とも思える近頃の気象は
人間の驕りへの戒めなのかも知れませんね。
自然界は怒ってる。



夜、強風に備えて閉めておいた雨戸をガラッ!と開けると
内側に避難していたと思われるヤモリが驚いて室内に落ちて来ました。
いかん、外に出してあげなきゃ!
捕まえようとしたのですが、サッシと障子の間に逃げ込んで出て来ません。
やむなくサッシを全開にしたまま障子を閉めて
気軽に?外へ出られるようにしておいたのですが、しばらくして障子を開けてみると・・
サッシの内側の縁にへばり付いたまま外を眺めてました。
つまり、すぐに出られる所まで来てるのに出て行かないのです(唖然)
おいおい、家の守り神とは言え、キミの棲家はサッシの外側だろう。

かれこれ1時間以上、これを繰り返し
もう出て行ったかなあと障子をそっと開けてみるのですが
その都度居所を変え、未だにサッシの内側にへばり付いています。
しかも馴れてきたのか、警戒心が希薄!
時折クリクリした眼を動かし、興味深げにこちらを観察するのです。
困ったなあ、家じゃ飼えないよ~

一服して部屋に戻ってみると
さっきまで障子の裏側で時折聞こえていたペチペチした足音がしません。
恐る恐る開けてみましたけど姿も見えませんでした。
ようやく本来の「お家」に帰って行ったようです。

外でよっぽど嫌なことがあったのかしら?

*

2013年9月15日

颱風


時折ひゅうと強い風が吹いては止み、
思い出したようにばらばらばらっと雨が落ちては止み、
それでも静寂の時間の方が長い横浜です。

台風18号、現在の静けさが不気味に感じられますが
進路予測を見る限り、朝にはこの辺りを通過しそうです。
未明から激しい雨になるとのこと。

私は仕事で家から出なければなりませんけど、
ご用の無い方は外出を控えた方が良いと思います。
(ほんとは行きたくないんだけどなあ・・)

日本近海で台風が発生するだなんて
おかしな世の中になってしまったものです。
異常気象が当たり前のものになるのも
おそらく時間の問題なんでしょうな。



今まで経験したことのないもの、
それらを受け入れて私たちが変わって行かねばね。
人間が自然と共存するということは
災いも試練も受け入れるということ。
拒絶は破壊しか生み出さない。

口先だけは勇ましい
今宵の私でありました。

来るよ、来るよ。



*

2013年9月14日

無駄足


ネット環境のランニングコストを削減すべく、あれこれ模索してみたのだが
ああ~疲れた。

私のiPhoneはSoftBankであるからして
このホワイトBB(IPフォン付き月額¥1980)はかなり魅力的に感じられたのだ。
現在の光回線からこれに替えると、iPhoneの月額料金も2年間¥1480割引きになる。
うーむ、安い!

ところがどっこい、光を解約して休眠中のNTT回線に戻すためには
工事費用と称して10000~15000円ほど掛かることが分かった。
おまけに忘れていたことが・・
ADSL回線にすると、別途NTTの基本料金が毎月発生するんだった!(汗)
つまり¥1980のホワイトBBは、月額¥4000弱ほどになるということ。
ADSLの料金内訳なんて、遠い昔のことなので記憶から消えかけていた。
光にする前はメタル回線だったので、NTT回線を休止したのも7~8年前だしね。

結果、現在のKDDIの光回線(光電話込みで月額¥5600ほど)
敢えてこれをADSLに替えるメリットはほとんど無いというわけだ。
固定電話の通話料など、トータルで考えると現行の光の方がお得なのである。

となると、スマートバリューの割引き適用で
私の場合はiPhoneをauで契約するのが一番得になるということか。
2年間¥1480割引き、その後永年で¥980割引きだもんね。

SoftBankからMNPでauに乗り換え・・
iPhoneのメアドが@ezwebになるのはピンと来ないけどなあ。

・・と、結論だけを見てみると
かなり遠回りして無駄な労力を費やしてしまった感の夜である。
俗に言う無駄足、てやつか。

明日関東に接近(或いは上陸)するらしい台風18号マンニィ、
お願い、来ないで。

*

2013年9月13日

帝王の復讐


遂に始まった国内キャリア3社のiPhone戦争。
価格面では今まで膨大なユーザー流出という苦汁を味わった
帝王docomoの巻き返しが凄まじい印象です。
今のところ「おかえり割」と称したMNPの料金の安さが突出しています。

対するiPhone取り扱いの老舗であるSoftBank、
宿敵docomoの動向を伺っていたのか価格発表は他社より数時間遅れ、
予約開始時間になっても価格が決まっていなかったというのは驚きでした。
(ちょっと孫さんらしからぬ醜態ですね)

さて、私を含めiPhoneユーザーと新規購入の皆さん
いったいどのキャリアを選ぶのでしょうか。

ランニングコストは圧倒的にdocomoが安いからと言っても
既存のユーザーは2年契約の縛りが問題となります。
去年の秋にSoftBankで5に機種変した私も他社へ移るとなると
分割の機種代金が半分残ってますし解約金も発生してしまいます。
そこで期待すべきはMNPによる支出額のキャッシュバック。
当初、docomoはそれさえも補償するという誤った情報もありましたが
公式にはそこまでのサービスは(今のところ)発表していません。

価格設定が出遅れる格好となったSoftBankは
蓋を開けてみると少々拍子抜けの(大人しい感もある)数字でしたが、
今後の予約数によっては更なるサービスを発表することでしょう。
なんと言っても、国内で最初にiPhoneを販売したことで
docomoやauから獲得した多くの顧客を手放すわけには行かないのですから。
流出を防ぐという立場が逆転した以上、如何にして強力な包囲網を敷くか
このあたりの攻防がユーザーにとっては楽しみでもあるのです。
孫さん、あっと驚く好条件!期待してますよ!!

それにしても、満を持して参戦した帝王docomo。
数日前のドタバタはあっても用意周到さを見せ付けましたね。
私の予測では、機種変や出戻りを含めた販売台数で
5割をdocomo、残りの5割を2社が分け合うような数字になりそうな気がします。
いったんは衰退したと言っても、未だ国内市場の帝王なんですからね。
iPhone効果でシェアを復活させることでしょう、たぶん。

・・こう書いていてふと思いました。
なんだか自民党と野党を比較した数字みたい(笑)

とは言うものの、
前にも書いた「あっちもこっちもiPhone現象」
少数派であったが故のステイタスが薄れて行くのがなんだかねぇ。

ブームって、怖い。

*

2013年9月12日

大ぼらクンの微笑


ふっふっふっふ・・順風満帆だぜ。
日本経済活況の兆しを背に受けて
大ぼらクンは自信に満ちた笑顔を見せる。

日本の皆さん!2020年に向けて好景気が期待できますよー!!と、
庶民レベルの景気の回復を待たずして
来年春からの消費税率を8%に上げる決断をした模様。
内閣支持率も高く、おまけに悲願の五輪招致に成功した今
もう怖いものなしですもんね~強気に出るのは当然のこと。

そりゃ私だって国民の端くれ、
財政赤字や国の借金返済には微力ながらも協力しますとも。
8%?チマチマやらないで買い物の計算がしやすいように
ひと思いに偶数の10%にしちまいなさいよ。
懐具合は変わらないんで、買い物は減らしますけどね。

デフレ脱却とやらで、安い価格で販売するのは罪みたいに言われ
円高の煽りもあって、じわじわと店頭価格は上がり
そこへ更なる追い討ちとなる増税と来たもんだ。
メディアが挙って好景気と言いふらし、いくら購買意欲があったとしても
庶民の「欲」にはブレーキが掛かるってぇもんですよ。

因みに、五輪開催を喜ばない人間は日本人じゃないと仰る方々は
増税に異を唱える者にも、やはり非国民のレッテルを貼るんですかね?

「贅沢は敵だ」
「足りぬ足りぬは工夫が足りぬ」
「欲しがりません勝つまでは」
「石油の一滴、血の一滴」

その昔、第一次近衛内閣が行った政策「国民精神総動員」を思い起こし
私は節約に励むぞー!!

ただし・・
「遂げよ聖戦 興せよ東亜」
「聖戦だ 己れ殺して 国生かせ」

これだけは言えないな。絶対に言えない。

*

2013年9月11日

11

今日9月11日は、
世界を震撼させたワールド・トレード・センターの悲劇の日。
テロとの戦いを誓い、正義を旗印にやがて報復へと走り出すきっかけとなりましたが
その後さまざまな憶測が飛び交い
予め仕掛けられた爆薬とミサイルの攻撃によるものだと言われています。

確かに三つのビルが全く同じように崩壊する姿は不可思議です。
真っ直ぐに綺麗に崩れ落ちる様は異様に感じるくらいですし、
ジェット燃料の燃焼温度では、鉄を溶かすほどには至らない筈なのに
現場に急行した消防士からは鉄が溶けて流れ出しているという報告が
崩壊前に指揮所に無線で入っていたそうです。数回の爆発音も聞こえたとか。
旅客機の激突は画像を合成した物だという説まであります。

それほど不可解で衝撃的な出来事。
ではいったい誰が、何を目的として?
真相は闇に包まれています。
唯一の真実は、三千人もの尊い命が奪われたということ。
犠牲になった者と、その家族の日常が、
一瞬にして途絶えてしまったということ。
その無念さには手を合わさずにいられません。

陰謀が渦巻く巨大国家アメリカ。
私たちが憧れの眼差しで見ることもあるその国は
歴史の中に幾つもの謎を秘めているのです。

11という数字・・

そういえば、その信憑性が疑われたアポロの月面着陸も11号でしたね。
あのときも地球上での撮影だと言われていました。
画像に疑惑が生じる11という数字の偶然。
2011年3月11日に目にした、あの戦慄の映像も偽物であったならと
そう思わずにはいられないのです。

*

2013年9月10日

嘆き


大都会のオアシス、葛西臨海公園の危機を
動物ジャーナリストの佐藤栄記氏が訴えています。
自然や動植物と共存することができない、
現代の商業五輪の縮図を目の当たりにする思いです。

「25年かけて取り戻したもの、今、一瞬に」
http://yaplog.jp/eikisato/archive/275



4年に一度のスポーツの祭典。
そこで栄冠を勝ち取るために鍛錬し技を磨くアスリートたちの
ひたむきな姿と真剣な眼差しには心を奪われます。

4年に一度、仮にどこの国で開催されようとも
テレビが映し出す緊迫した競技を観る醍醐味は
他の大会とは比べ物にならないほど強く感じられます。
私もスポーツ観戦は大好きですし
オリンピックという独特の雰囲気が醸し出す緊張感が堪りません。
ましてやそれが我が国で開催されるとなると
喜ばないわけはありませんし、期待で胸が膨らみます。

けれども、それによって失われるもの、或いは切り捨てられるもの
その代償があまりにも大きすぎるのは考えものです。
世の中は五輪バブルに狂乱し、間違いなく景気は好転することでしょう。
低迷していた我が国の明るい材料となったことは確かです。

ただ、東京の「明」が際立つと「暗」の部分がより鮮明になることは否めません。
光と影、これは近年の五輪開催国では毎回のように浮き彫りとなりました。
しかもそれを「国の恥」として、人目に付かぬよう追いやってしまいます。
臭いものには蓋。事実、政府は福島第一原発に蓋を被せようとしています。
実現不可能な嘘を、胸を張って世界に公約した結果として
今後は報道管制や情報のコントロールを公然と行うことでしょう。

つい数日前までは、復興が我が国に於ける最優先の課題でした。
それが今度は、東京五輪に摩り替わるわけで
見捨てられ、切り捨てられ、置き去りにされる人々と地域を思うと
とても罪作りなことにも思えるのです。

そして、このような発言に対して、
「非国民」という呆れるような罵声が飛び交う狂気がすでに生まれています。
お国のためだ、文句を言うな、日本人なら手放しで喜べ、
異を唱える者は日本人に非ず、こんな凶暴な言葉が並ぶことも異常です。

「東京五輪に反対する人間は日本人じゃない」
http://togetter.com/li/561330

五輪を成功させるために、少々の不便や負担を強いられるのは構いません。
それは何の利益が無くても国民の誰しもがそう思っている筈です。
私が64年の東京五輪を小学6年で体験したときの感動が
同じように今の子供たちに伝わることを信じているからです。

2020年の開催地が東京に決まったことは大変喜ばしいことですが
それによって失われるものへの警鐘を鳴らし続けることも
私たち大人の重要な役割なのです。

心無い言葉の羅列を見ていると
旧日本帝国時代の戦時下のようにも思えてしまいました。
特需に沸く好景気、確かに戦争と同じなのかも知れませんが。

*

2013年9月9日

トンネル


ライブでは、いつもビールを飲みながら
その湿った唇で吹いていたブルース・ハープ。
こいつを最後に使ったのも昨年10月のことだった。
あれからほぼ1年、ずっと仕舞い込まれたまま
ただの一度も吹くことが無かった。

今日はおもむろにそれを取り出し吹いてみた。
(正確には吸う方が多いのだが)
ピッチに狂いは無く、音も変わってはいなかったけれど
内部の汚れ具合は如何なものなのだろうか・・
雑菌を吸い込んでいるのでは?と、思うのだが。

昔はバラして水洗いしたりすることもあったが
面倒なので近頃はやらなくなった。
なので、どれくらい汚れているのか知る由もない。

試しにクンクンしてみたけど、酒の臭いも黴臭さも無いので
たぶん平気であろう!と、結論付けることに。

嗚呼、それはともかく
リハビリの道程は長いトンネルのようであります。



トンネル天国 ザ・ダイナマイツ

*

2013年9月8日

Under Control


初等(はじめ ひとし)のクスッと笑えるホラならいい。
しかし・・

The situation is under control

あー、言っちゃった。
全世界が注目する中で
胸を張って「状況はコントロール下にある」
きっぱりと。

日頃の鍛錬のせいか
政治家って奴は、この程度の嘘なら平然と口から出るようだ。
選挙戦と同じ、聴衆を抱き込んで勝利に導く方程式。
東京開催を勝ち取るためには嘘も方便ということか。

景気の低迷に喘ぐ経済界は拍手喝采、
人と金が大きく動く経済効果は莫大なものだろう。
ただし、誘致のネックとなっていた「福島」に
情報さえも遮ってしまうほどの蓋を被せてしまったことになる。
それは国の内外に「もう忘れてくれ」と言わんばかり。

危惧すべきは「情報はコントロール下にある」と、摩り替えられ
お荷物である原発に関するニュースが規制されることだ。
TV各局は膨大な収益を奪い合い、そのためには自主規制だってやってのける。
自社に不利益となることは徹底的に避けるだろう。
国を挙げて、という言葉の裏にはこんな魔物が棲み付いているものだ。

所詮、商業主義に成り下がってしまった4年に1度の巨大なイベント。
フェアな精神を求める方が時代にそぐわないのかも知れない。
それほど商売としては魅力的なものなのだ。
戦後の焼け野原から20年足らずで近代都市へと復興を果たした
あの64年の東京とは何もかもが全く違う。

それにしても・・
未だに避難を余儀なくされ帰宅できない15万人もの人々、
汚染された海へ漁に出られないままの漁業関係の方々は
いったいどんな面持ちで昨夜のスピーチを聞いていたことだろう。

増税、改憲、原発再稼動、TPP、目白押しの現政権の懸案事項が
五輪招致を追い風にして一気に加速しそうな気がするのは私だけだろうか。
勝ち誇った者は動物の本能として、強気に、威圧的になるものだ。

実はそれが過ちを生む。

*

2013年9月7日

日本一のホラ吹き男

近頃、夢見が悪いのです。
床に就いてから何度も目が覚めますし
歳のせい・・なのでしょうか。

60年の人生に於ける
ある一部分の映像だけが毎夜の如く登場しては
私を不可思議な世界へと誘い
頭は混乱するばかりなのです。

痴呆が始まると、
若い時期の思い出が現実と混ざり合うと言いますから
もしかすると脳の働きが劣化しているのかも。

いや、まだ痴呆の症状は出てませんけどね。
(自分でそう言い切るのは変ですか?)

・・出て・・ない・・筈。



マドリードか東京か、
喫茶アイドルのマスターがテレビを観ながら
熱いよね、熱い。そう言うかどうかは分かりませんけど
今夜の私の気分は「日本一のホラ吹き男」これでお察しください。

*

2013年9月6日

iPhoneに占領された国


昨晩からネット上で情報が飛び交い
朝になるとNHKを含む複数のメディアが相次いで報道し
それに対してドコモが発表したコメントが
「当社が発表したものではなく、現時点で開示すべき決定した事実はない」
てな具合に肯定も否定もしてないような意味不明の内容。

当初はリークされてへそを曲げたのかと思ったものの
これ、たぶんドコモが自ら流した情報なんでしょうな。
ひと騒動起こして、いい宣伝材料になりましたもの。
アップルとは基本合意が済んでいて、あとは細部の詰めを残すだけ。
「開示すべき決定した事実はない」という表現は嘘にはなりませんからね。

携帯端末市場をサムスン電子に追い越され慌てるアップルと
顧客の流出が止まらずシェア激減の日本最大キャリアであるドコモ。
双方が歩み寄るのは当然のことでありましょう。

ドコモ・ユーザーにとっても、
iPhoneは欲しいけど他社には移れないとお悩みだった諸兄は数多く居ますから
とても嬉しいニュースになったことかと思います。
とあるリサーチでは、ドコモ・ユーザーの半数以上がiPhoneに替えたいそうです。

しかあーし!ちょっと待ってくれぃ。
現在日本国内に於けるスマホ利用者の約6割がiPhoneを使用してるそうですから
これに(新生)ドコモが加わると・・
日本国中iPhoneだらけになってしまうのでは!?

わあ、これちょっと怖いです。
想像してみてください、あっちもこっちもiPhone、iPhone、iPhone・・
そんな国、無いですよきっと(汗)

かく言う私もiPhoneユーザーではありますが
この先の光景を思い浮かべると・・戦慄!!

*

2013年9月5日

吐露



弦を張り替えることもなく
伸びきった古いままのJ-45を弾きながら
馴染みの曲を幾つか歌ってみた。

体に染み付いている筈なのに
なんだろう、このチグハグさは。
来月にライブを決めておきながら不安になってきた。
やはり一年のブランクってやつは
そう簡単には埋められないってことなんだろうな。

怖い、と言った方が正確かも知れない。
楽器を手にした途端、自動的にパチッと入ったスイッチが
どこをどう探っても見つからないんだ。
これはかなり居心地が悪い。
まずは自分が気持ち良くならなければいけないのにね。

・・少々の焦り。

北海道へ戻り、父親の介護をしている旧い友人のBlogに
間もなく訪れる長い冬を迎えることへの恐怖が綴られていた。
九月になったばかりとは言え、中旬頃にもなると
朝晩の空気が肌を刺すようになる。
その痛みが日々増して行き、やがて極限の寒さが半年近く続くのだ。

北国の厳しい冬を知っている者にしか分からないことだろうけど
あの塞ぎ込んでしまうような、陰湿な冬には私も耐え切れない。
田舎に戻って暮らそうという気にならないのは
どうやらその辺りに理由がありそうだ。

人生は戦いの連続だ。
己のひ弱さを露呈して足元を見られるような場所には行きたくない。
そして音楽もまた、ひとつの戦いの手段なのだから
惨めな思いをするようなことがあってはならない。
その場の空気を支配することが出来なければ
それは負けたに等しいと思うのだ。

それが敵わぬ者は、歌わない方がいい。
毒にも薬にもならないような人間にだけは
生涯なりたくないのだ。

*

2013年9月4日

遠雷

夜、空を見上げると
高い所の雲の下を低い雲が
急ぎ足で南から北へ流れて行きました。

雷鳴がちょっとだけ近づいてはまた遠ざかり
その度に秋の虫たちが
鳴きやんだり鳴き始めたりしています。

季節の変わり目を知らせる嵐、なんでしょうかね。
秋がグググッと縄張りを広げているような気配を感じます。

我が家の辺りは全く降っていませんが
西の地域では相変わらずの豪雨とのこと。
大雨に見舞われている処にお住まいの皆さま
どうかくれぐれもご用心ください。

さて、どうしたもんかと
倅から貰ったマッカランをロックでチビチビと戴いております。
さしたる懸案事項は特に無いのですが
ウィスキーは考え事に似合うような気がしまして・・

けれど能天気な私、
いったい何を考えていたのやら
それすら思い出せないでいるのです。

年齢的なもの?
いやいや、昔からそうでしたとも。


弦のストックが遂に底を突き、
やむなく仕舞い込まれていたこんな物を引っ張り出してきました。
フォスファーブロンズが3セットで¥980、市場最安値の価格に惹かれ
何年も前に成田のショップからひとつだけ買ってみた代物です。

どんな音がするのやら、ちょっと怖くなります。
(なら買わなきゃいいのにね)

明日は雨の休日ですから
恐る恐る張り替えてみることにします。

*

2013年9月3日

Blue Skies


仕事場の屋上から海の方角を臨むと
群青の空に真っ白な雲が浮かんでいて
そのブルーと白のコントラストがとても綺麗で
なんだかとてもいい気持ちになってしまう午後でした。

今日の空の色と雲の形は、
横浜ではあまり見られないような気がします。
深く蒼い空に純白の雲、
北海道で夏の終わりに見た風景に似ていました。
よほど今日は空気が澄んでいたんでしょうね。
私は見られませんでしたが、夕焼けも美しかったようです。
自然界は時折牙を剥いて私たちに襲い掛かりますが
こんな穏やかな姿を見せるときは、その優しさが心に染み入ります。

Blue Skies
けれど、その澄み渡った美しさゆえに
じっと見つめていると哀しくなってくるのは
何故なんでしょうね。



*

2013年9月2日

重い


とうとう3月11日の「あの日」がやって来てしまいました。
記憶に新しい出来事は、ドラマという虚構の世界を一挙に現実化させるわけで
その直前までの笑顔に包まれた幸福な時間が暗転することを直視するのは
観る側にとってはとても辛いものがあります。
おそらく今朝は、視聴者のほとんどの方が緊張の面持ちで見つめていたことでしょう。
私もそうでした。

ユイちゃんの乗った北三陸鉄道のディーゼル車は畑野トンネル内で緊急停車。
運良く津波の被害は免れたものの、
トンネルを出て目にした光景は想像を絶するものがあったことでしょう。
無言で呆然と立ち竦む大吉さんとユイちゃんの後姿に
あの日を想い出して涙した方も多かっただろうと思います。

2011年の3月11日、中継ヘリが捉えた内陸に押し寄せる巨大な津波の映像を
CG画像であるかのように、私は妙に現実離れしたものに感じながら観ていました。
あまりにもリアルすぎて頭の中が混乱していたんでしょうし、
嘘だろ、嘘だろと、目の前の光景を否定しながら観ていたからなんでしょう。
テレビのLIVE映像は、時として仮想世界のように映るものなんです。
ところが、観光協会のジオラマが滅茶苦茶に破壊されたことの方が
よりリアルにその現実が伝わって来るから不思議です。

「あの日」を迎えた北三陸市。
この先どんな悲しい便りが届くのか、しばらくは緊張から解放されそうにありません。
皆の無事を祈りつつ、身構えてテレビの前に座っていることでしょう。

嗚呼・・今週は重い。

*

2013年9月1日

想い


J-45のアジャスタブル・サドルを少しだけ下げてみました。
私の手元に来てから、ほんのちょっとだけ上げたまま
以来それっきりになってたもんですから。

弦高が高いとか、さしたる不具合は無かったんですけど
下げたおかげでアジャストのビスに手が引っ掛からなくなりました。
ミュートするとき、微妙に当たってたんですよね。ジョリッと。

あれこれ目移りしたり、浮気心を起こしても
遠回りした挙句、結局はここへ戻って来てしまう。
私にとってのギブソンは、女房みたいな存在なのかも知れません。
10月のステージは、気心知れたこの子を連れて行くことになりそうです。

さて、今日は関東大震災から90年が過ぎた日。
未だに東京の惨状ばかりがクローズアップされがちですが、
ここ横浜は震源に近かったせいもあり、大きな被害を受けています。
石や煉瓦で造られた洋館は、そのほとんどが一瞬にして崩れ落ちたそうですし
工場や会社の建物は9割近くが焼失したとのこと。
恐ろしいことです。

明日の「あまちゃん」も、遂に2011年のその日がやって来ます。
いつもと変わらぬ日常に、突然襲い掛かる逃げ場の無い巨大な地震と津波。
幸せってなんだろう、そう考えながらテレビの前に座ります。
退屈に思えるほどの当たり前の日常が、実は何よりも幸福なことなのだと
わかってはいるのですがね。



*